イメージの産物

 「たまには近道がしたい だめかしら」(須賀響子~ぼのぼの・エンディングテーマ)

 いわゆるショートカットがあまり好きじゃない。
ナビに入力する時も基本的に「幹線道路優先」。
「いいこと教えましょうか、この交差点が赤信号だったら、手前の一方通行を右折して
次を左折すると、その交差点が青で前を走っている車より先に1号線に出られるんですよ」
そんなにまでして前に出たいのかな。ばかばかしい。

 そういえば初めて丸の内に勤務した時、
「○×ビルに早く着くには○番出口だから、丸の内線は○号車に乗りなさい!」
とうるさく言う女の先輩にあきれた。何秒違うんだ。

 その日僕は、めずらしくめったに通らない裏道を通った。
そこにはせまい住宅街の道路を塞ぐゴミ収集車。
「う~ん、大して急いでもいないのにズルしようとするから・・・
でもまぁいいか、待ってれば済むことだし」

 しかしゴミ収集車はなかなか動かない。
「いつものように広い道を行けばよかった」
と思い始めたとき、ゴミ収集が終わり、元気に走ってきたのは二人の若者。
浅黒い肌、短い髪、厚い胸板に汚れた作業着。
「待たせてすみません、ありがとうございました!すぐ出発します!!」
その声の凛々しさ、きびきびした動きの格好良さ。
走り去ったゴミ収集車の後に、積んで行った生ゴミの匂いがした。
その生ゴミが、生ゴミの匂いが、すごくいい匂いに感じたんだ。心くすぐる、春の香り。
ありがとうと言うのはこっちだよ。今日も誇り高く働く人々。

 全ての価値を決めるのは、心のありよう。

# by livehouse-uhu | 2008-05-09 21:53 | Comments(0)  

悲しきリアリズム

 「仕事があるのに行かれない!」(アントニオ~自転車泥棒)。

 誰かの役に立てる喜び。
日本の健康な失業者のうち、何割かは我侭だという気がしないでもない。
一応100以上の職業を経験した元祖プーの感想。

 千切りキャベツたっぷりのロースカツ弁当(588円)をよく買うんだ。
ある日、お店の女の子が「本日はヒレカツ弁当が特売で200円引きですが・・・」
なんとロースより安くなってるじゃないか。でもやっぱりいつものロースカツ弁当を。
また別の日。女の子、得意げに
「今日は特ロースカツ(ロースカツの上ね)弁当が特売で588円です!」
普通のロースカツと同じ値段。「いや、普通のロースカツ下さい」「えっ!普通の!?」
そうじゃないんだ。いつものロースカツが食べたいの。お肉、ちょっと薄くていいんだ。

 そして数日後のことでした。女の子、僕の顔を見て満面の笑み。本当に嬉しそうに
「ロースカツ弁当、本日483円です」。いい子だなぁ。たかが弁当、心を込めて売ってる。

 それにしても「自転車泥棒」のブルーノ、可愛すぎ。レストランでピザ食べてたっけ。 

# by livehouse-uhu | 2008-05-06 12:57 | Comments(0)  

 この街のかたち

 無理だ。とても無理。こんな街では暮らせない。
中央線を立川まで。乗り換えて多摩モノレール。
玉川上水あたりまでのその地域は、美術や音楽を志す若者の街で、
僕が岩手にいた頃から名前くらいは知ってる文化の発信地。

 僕はもともと比較的東京が嫌いじゃなかった。
「あんなとこ、人間の住むところじゃない」という先輩達の言葉。
この場合東京が合わなくて帰ってきた人が多いから当たり前かもしれない。
でもその後自分で住んだ椎名町や板橋区の大山なんかは、決してそんなこと無かった。
時に無遠慮でおせっかいな田舎に比べて、暖かいとさえ思ったほど。
そりゃたくさんの人がいるから変なヤツもいるけど、
それだけにマナーを守らないと自分が傷つくことをみんなが認識して暮らしてるように思えた。

 多摩モノレール。
乗り込んだ車両の中では、気付いただけで5人が携帯で話していた。
オシャレな若者、おじさん、おばさん。とてつもない大声もいる。
前後左右からヘッドホンのシャカシャカ音。きいているのが幸田なんとかだとわかる程の音量。
(聴いている、じゃないよね?)
倒れそうな老婆の前にズラリと並ぶ若い女性。寝たふりすらせずメールを打ち続ける。
ワンセグを見ながら突然「はははははっ」と笑い出す男。
中吊り広告は、ノン○、「男キャッチメイク!」やら「肌見せワンピ」やら特集した女性向け雑誌。
ドアの上にマルチ画面(?)があり、映し出されているのは
「A型のあなた、でたらめでは失敗します」という無意味な占い。あたりまえだろうが。
続けてダーリンだか恋人だかが外国人という、まさに愚にもつかない内容のマンガ。
マンガとすら呼ぶのをためらうその中身の無さ。

 たまたま僕はひどい車両に乗り合わせてしまったんだろうか。
出来たらそうあってほしい。「この国のかたち」と一括りにしたくない東京の風景。

 静岡どまりの最終新幹線。僕は、もう見られない天才的背番号13番の
相手ディフェンスの頭の上をひょい、と跳び越えるようなパスを思い出していた。
君は、東京でずっと暮らしてたんだね。お疲れ様。松倉グランドに帰ったかい。

# by livehouse-uhu | 2008-05-04 18:16 | Comments(0)  

 釜南ラグビー部史上最高の13番

 急な所用有り、今から東京に行って来ます。
一週間に飛行機3回新幹線6回乗った日々から思うと、
ずいぶん久しぶりのこだま号。あ、僕はひかりよりこだまが好き。空いてるから。
のぞみは静岡に停まらないの。

 何度か今日のように沈んだ気分で新幹線に乗った。
名古屋~静岡最終。仙台~盛岡始発。東京~岡山。
3列シートの奥で外を見ていると瞬間と永遠がせっせっせをやっているようだ。

 偉大なものだな、人類。便利は加速し、寿命は延び、重荷は増え続ける。

 「あんたら、確かにすげぇよ。でも、他にやること無いのか?」(ダミッポス~ヘウレーカ)

 ちなみにヘウレーカとはアルキメデスが叫んだ「みつけた!」だそうです。

# by livehouse-uhu | 2008-05-01 14:54 | Comments(0)  

 アイスの当りは好きだった

 「ポイント・・・カード?・・・なんじゃ、そら。」
(軍団への貢献度をポイントカードで計ると言われた不良高校生達~エリートヤンキー三郎)

 スーパー等のレジでしょっちゅう聞かれる「ポイントカードお持ちですか」は
なかなかに鬱陶しい。
 「ありません」と言うと、後ろに人が並んでいようが説明、勧誘を始める店員がいる。
「結構です」と言うと、「いえ、こちらは無料でしてぇ~」。
友達が意地悪く「持ってたら出します」と言ったら、
「精算後に出したお客様にポイントがつかずクレームになったものですから!」
と言われたそうだ。それって何人に一人(何%)なんだ。

 毎日のように買い物をしている近所の店でも聞かれる。
旅先のビジネスホテルの1階のたぶん2度と行かない店でも聞かれる。
ポイントカード自体は別にいいよ。勝手にやってくれ。
世の中にはコツコツ貯める多少の得と美意識を引き換えたくない人もいる。
頼む、持たない人や持ってても出さない人を許してくれ。

 勧められるカードに全部入って持ってたら20トンくらいになっちゃうと思うんだけど。
そんなこたぁ無いか。

 

# by livehouse-uhu | 2008-04-27 21:35 | Comments(0)  

偽善の盾

某有名ブロガー(といわれている人、よくは知らない)が、
ブログをたくさんの人に読んでもらうコツは「人の悪口を書かないこと」とのたまっておられた。
ありゃま~、そうだったのか。きっと故ナンシー関の芸能評論も「悪口」なんだよなぁ。
「人の悪口ばかり書いて何が楽しいのでしょう」ってコメントしてたジャリタレがいたっけ。
いやいや別にたくさんの人に読んで欲しい訳じゃないが。
「人の嫌がることはしない」という指導者の国の賜物か。

 真実があるんだと信じたい。
八木重吉じゃないが、手が届かなくても、敵でもかまわない。
在るということがわかりさえすれば。
誰の非難もしない人は、結局真実から目を背けているんじゃないだろうか。
「ミサイル儚いマイホームに落ちて、銃口鼻先突きつけられ気付く」
(オープンユアアイズ~ピカレスクオブブレーメン)

 この稀に見るオリンピック好きがあえて言わせて貰おう。
黙ってる識者、宗教家、普段政治を取り上げているブロガーよ、本当にいいのか。
マスコミには始めから期待していない。

 おかしいだろ、中国。

 欽ちゃんよ、星野仙一氏よ、それでいいのか。
諸般の事情で愛ちゃんはしょうがないかもしれないけど(苦笑)。
そういえば星野監督って偉そうにしてても、個人タイトルのかかった消化試合で
平気で対象の相手チームバッターを敬遠させてたね。
それがスポーツ選手の情なのか。明治魂なのか。
その時、入場券を買ったお客さんのことを、
もしかしたら生まれて初めてプロフェッショナルベースボールを観に来た少年のことを
頭の片隅にでも考えましたか。

# by livehouse-uhu | 2008-04-26 20:14 | Comments(0)  

あまりに愛しすぎると

 「愛が君を殺してしまう」
(トゥマッチラブウイルキルユー~フレディマーキュリー)

 実にエイズで死んだ人らしいセリフ。

 今日はそれなりに唄えた気がするにはする。
途中唄ったオリジナルも、楽曲としての完成度はともかく
本当の気持ちとそれほど乖離なく唄えたんだが・・・。

 たぶん二度と同じメロディ、同じ歌詞では唄えないな。
こうして何百曲を闇に捨ててきたことか。

 「シンヤさん、今日のライブ、全部録音しましたよ」(by片ちゃん)
え?!マジで!?うれしいような、悔しいような。

# by livehouse-uhu | 2008-04-24 22:31 | Comments(0)  

無敵宣言

 不肖中村、ボウリングの1対1勝負に今後一切負けません。
静活プラザボウル13-14レーンにて、平日の13:00~17:00の間に、
アメリカンで4G勝負するという条件で。
PBA(米プロ)、JPBA(日プロ)、アマチュア日本代表、国体選手との対戦も含めます。
次回、この件がボス部屋に取り上げられるのは、100連勝した時だと思ってください。
 
 もし負けたら?そうだな、一生塩水ウニを食べないよ。
「え~、信じられない!そこまで厳しい罰則を自分に科すなんて!?」
ふふ、自信とプライドの証。でも「一生ホヤを食わない」とは言わないのな。

 

# by livehouse-uhu | 2008-04-23 20:24 | Comments(0)  

 三上寛もそうだって

 「お父さん、申し訳ありませんが、牛丼は吉野家じゃないと意味が無いんですよ。」
                                            
 不治の病に臥す息子に頼まれ、広島市内を駆け回って牛丼弁当を買ってきた父に、
故村山聖八段(孤高の天才棋士)が言ったとされるセリフである。
まったくもってその通りだ。牛丼は吉野家じゃないと。

 ココスもガストもロイホも何だっていい。セブンイレブンもミニストップもローソンも、
まぁ多少の好みはあるがどうしてもここじゃないと、というほどじゃない。
でも牛丼は・・・すきやや松屋じゃだめなんだ。
そして多分「あぁ、本当にそうだ。吉野家だよな。」と思う人と、
「どれも一緒だろう、味なんか違わないよ。」と思う人がいる。
(すきやじゃなきゃダメだ、という人はいないと信じたい。)

 このネタ、オチありません。ただそれだけの話です。

 ところでファミリーマートでずっと流れてる女性DJだかなんだかの放送(店内専用?)
どうにかならないでしょうか。「新しいスイーツ」だの「おすすめの音楽」だのを紹介してるヤツ。
買い物を手早く済ませないと身体の調子が悪くなります。聞いてて辛い。
僕だけなのかな・・・。

# by livehouse-uhu | 2008-04-19 22:41 | Comments(0)  

礼節とは何か

 お辞儀角度計測器というものを作った社長がいるそうだ。
社員のお辞儀の角度を測るために。
軽い会釈から最敬礼までそれぞれきちんと出来ているかを調べたんだって。
社長、ニコニコ顔でマスコミに紹介したらしい。

 決して相容れることの無い人間が世の中にはいる。
もし僕がその会社にいてマナー研修を受けさせられたとしたら、
どんなに生活が困窮していようが即刻辞めただろう。

 懐かしく感謝にたえないP社。
マナー研修の講師と名乗る社員の一部に相容れない人達がいた。
口先、表面だけの礼儀。あなたに教えられることは何も無い。言わなかったけどね。
「ぐぅ!ぐぅ!」とか言ってる下劣な女性芸人を見るたびにそのことを思い出す。
形から入ることと、形だけで心がこもっていないのとは違う。

 

 

# by livehouse-uhu | 2008-04-18 22:57 | Comments(2)  

 久しぶりに当てた

 居酒屋の大将に紹介されたトンカツ屋のトンカツ定食は衣がはがれてた。
新しく出来た定食屋の鰈煮付定食は、魚が乾いてて飯は茶碗ごとレンジでチン、
熱くて持てなかった。ボウリング場裏のカレーはケチャップライスだった。

 この頃ツイてなかったが、愛車の定期点検を待つ間、
フラフラ歩いて見つけたトンカツ屋は、ジューシー、熱々、カリッとサクッと最高だったぜ!
950円のカツカレーを頼んで「美味い!街中なら1500円でもいいな!」
と思い、支払いをしたら「ランチタイムサービスで780円です」だと。
頑張れ親父さん!また来るぜ。つぶれるな!

 こまめな更新って、こんな感じでどうっすかね?
三日神主にならないよう。あり?三日牧師?違うな、三日尼?わざとらしいよ。

# by livehouse-uhu | 2008-04-16 20:15 | Comments(0)  

石版は重くて・・・

 だってねぇ、自分たちに都合の悪い記事を載せた雑誌を作っている会社に、
みんなで電話をかけたりFAXを送ったりして業務妨害するような類の新興宗教集団に対して、
本当に思った通りの感想や意見を書く勇気がありますか。
 
 自分が信じる神様を茶化されたりしたら、一方的に死刑宣告して
世界の果てまでも追いかけるような人達を名指しで非難出来る?
 
 いやぁ、そりゃ無理だって。結局ネット世界の自由は匿名でしか保障されない。
何がしかの痕跡が残る掲示板、個人のブログ、ましてやいくら読んでる人が少なくても、
こんなお店のHP内のブログで書けることなんておのずと制約だらけだ。
度胸があるわけではなく、単に想像力と知識の欠如でとんでもないことを書いて
ひどい目に遭っている人もいるようだけど。

 まぁ変なところから入ってしまったが、まともな人間なら自主規制は必ず働いている(はず)。
やっと1月のブログの続きです。

 正直僕はまだ、「シンヤさん、ああいうことは書かない方がいいよ」とか
「ブログにアレを書くのはまずいんじゃないの」等の意見をもらったことが無く、
それによる嫌な思いもしたことが無い。

 嫌な思い!?

 何がしかの考えを述べているんだから、反対も賛成もあるのは当たり前。
「オレ、それは違うと思うな、シンヤさん」「私はそうは思いません」という人とは
いくらでも話がしたい。結果自分が間違っていると感じたら謝ろう。
改めて恥をさらしてやり直すよ。恥は小さい頃からかきなれてるしな。
しかし「その意見は発信すべきじゃない」という検閲は、たとえどなた様であれお断りしたい。
しかもがんじがらめとすらいえる自主規制の果てに書き込まれた、
さして毒でもない単なる感想にさ。

 「靖国」という映画の上映自粛が話題になってるね。自粛なんだからいいじゃん。
出演者をだましていいかげんな作り方をしたでたらめ映画だと思ったから、
まともな映画館は上映をやめたんでしょ?
こんな映画に助成金を出すなといってるだけで、誰も上映するななんていってないよ。
あの産経新聞でも○×国粋会でも。
「表現の自由の危機」とか騒いでる人達が、自分達の気に入らない教科書は出版させるな!
と圧力をかけた人達とかぶってるのが笑える。

 あ、はっきりわかるのに○○とか××って書くのは意味あるね。
一部のカルトは自分達の名称で検索して、悪口書いてるところに攻撃するらしいよ。こっわ~。

 でも○×が本当に□△△だと、僕が×○×って書いたとしても×△△に対して
○××してると思って、×△×を狙った△□△に×○されたりして!?
○△○も×□×まではしないなんて△×△のことだから危ないぜ。
どう思う?ジョック君。

 え~、まったく全然何一つ、ロザリとっちーのぼやきの
「ほんとに不特定多数か?日に何万アクセスもあるアイドルのブログじゃねぇっつうの!」
に対応した考察になっていません。論点ズレどころか、これじゃからんでるのが僕みたいだ。
すまぬすまぬ。

 人間の生きる時間には限りがあって、どんなに素晴らしい思想書が
どんなにたくさん出版されていても、人が一生の間に読めるのはほんの一部なんだよね。
結局はその時間内で考察し積み重ね交流する訳だ。そしてそれが限界。
もし世界中の人がネットでブログを発信して1日に何度も更新すると・・・。
他人のブログを読む暇のある人がいなくなるな。

 さて私、突然もっとたくさんボス部屋を更新する意思を固めました!
先生に怒られた小学生の「もうしません」と同じくらい強固な意志です。
例え一行でも!今日の昼飯の報告でも!毎日!
いや、三日に一度くらい。週一はなんとか・・・。乞うご期待。

# by livehouse-uhu | 2008-04-15 15:44 | Comments(0)  

 罪と罰

 「神様は何も言わないよ。言わなくなってもう何年にもなる。」
(気分はもう戦争~矢作俊彦)

 またまた本題前に訂正(汗)。
前々回、飯野ロケット研究所のおじゃぱんと書いたけど、お茶ぱんさんなんだね!?
かなで表記すると、とうほぐ訛りでおぢゃぱんってことか。失礼いたしました。

 先日、UHUの店頭にあったフライヤー入れが無くなってしまいました。
透明なビニールで出来た、もともとはCD陳列用のポケットシートで、
通りがかりの人がフライヤーを自由に持って行けるようにしてたんだ。
ポスター掲示用のイーゼルやA4版のチラシ入れもあったから、
よほどピンポイントでそのフライヤー入れだけが欲しかったんだろうねぇ。
バンドやお客さんは絶対にそんなことしないって信じてるけど、
店の前は酔っ払いも通るし、夜中も出しっぱなしだし、
はじめからある程度のリスクはしょうがないと思ってた。
たくさんの人に見てもらいたいし、そんなに高いものじゃないし。
濡れるのがもったいなくて雨の日に傘を使わないなんてアホくさい。

 はじめは「あり!?やられた!」で「まぁしょうがないか」位の気持ちだったんだけど、
なんとなく違和感(?)があってよく見ると、
中に入っていたフライヤーが何処にも落ちてないんだ。
フライヤーは無料だから、フライヤーが目的じゃないだろうし、
用が無いものは店の前にでも捨てていきそうなものでしょ?
手間と時間をかけていると人目につくから、丸ごと持っていったってことかな。

  そこに入っていたのは、正直メジャーじゃないけど、抜群にかっこいい
名古屋のデュオEttがUHUにやってくるお知らせ。

 そこに入っていたのは、満員のお客さんを5時間釘付けにする
僕らのヒーロー、ボサノヴァカサノヴァのライブ日程。

 そこに入っていたのは、青田ケンイチが全てをかけて創り出したCD発売の案内。

少年ドラマーRIKUの、塩倉亮治AndAnotherBandの、ノグチサトシの、
LilyKiteの、兎と侍の、安部たかのりの、雲之柔蓙の、らいむさわーの、
ZilLの、会津里花の、音楽への想い。

 そこに入っていたのは、高校生バンドが生まれて初めてのライブハウス出演を
告知した紙。パソコンで作って写真を貼り付けてコピーした白黒の紙。
「みんな!俺たちライブハウスUHUで演るぜ!×月×日、出番は○番目で
×○時頃、チケットは・・・」

 CD入れを壁から剥がして持っていった君よ。 
葉書大や折りたたんだのやカラーのや手書きの紙切れをどうした。
君がCD入れと一緒に持っていった君には何の意味もない紙切れを。
ドブにほったか、ゴミ箱に捨てたか。
その紙に書かれていたミュージシャンの心意気を。

 もちろん君はこんなブログ読まないだろうし、死ぬまでそんなことはわかるまい。

 そしてやっぱり、みんながまた新しいフライヤーを持ち寄り、僕らは歌う。
なんでもないことさ。そのCD入れ、君にあげるよ。

 新しいのが届いても出したままにしとこ。
お忍びで静岡に来たダン・エイクロイドがフラッと入ってくるかもしれないからな。

# by livehouse-uhu | 2008-03-29 19:52 | Comments(0)  

ささやかなレガシー

 「あぁ・・・。あの店のない銀座かぁ。」
(銀座ブラジリア・ハヤシライスの消滅~孤独のグルメ by井之頭五郎)

 本題(?)の前に、前回あまりにひどかった箇所を少し補足。
なにしろなんでもかんでもうろ覚えで書き飛ばすもんだからさぁ。
でまたその補足も適当だったりするけど。
 筒井康隆氏の作品は「こちら一の谷」だねぇ。
奢って(驕って)切られるのは敦盛で、切ったのが義経か。
酒飲んだんじゃなくて蕎麦だし。ワリカンにしようなんていってないし。
ちょっとは調べてから書けよ。例によって言い訳すると、
ダジャレの本質とは関係ないと思ったもんだから・・・。
友人から「あんた、バカか?」とのご意見が多数舞い込みました。

 さて、良いものが認められるとは限らないのは、
何も音楽に限らず、ある人にとっては心の拠所でさえあった食べ物屋さんが、
ある日突然なくなったりする。
ファミレスや回転寿司の売上がいくらあるか聞いたら、
この国ではまともな飲食店が大変なことは分かるね。

 仙台街中にあったカレー屋「双葉」。
なんと十代の僕は双葉のカレーがしょっちゅう食いたいために、
向かいの店でバイトを始めてしまった。双葉はバイト募集してなかったもんだから。

 八木山の「来来」。
レバニラ炒めライス専門店だった。たぶん。
客がそれしか頼まなかっただけかも。
オヤジさんが胃を悪くして入院し、自分で癌だと思い込み自殺して、
奥さんも後を追っちゃった。この気の毒な話を聞いた常連の一人は、
「なに!息子いないの?!あのレバニラの作り方知ってる人間は途絶えたのかよ?!」
ひどいなぁ・・・。

 天神橋筋五丁目の「栄鮓」。
この短気でわがままな僕が満席の時に行列に並んで待ったんだ。
「マジで!?シンヤが!?うそでぇ~!」っていう僕を知る人の声が聞こえるぜ。
若い職人さんが気さくで、安くて旨くて明るい店だった。
数年前一人で訪ねたら、あるはずの場所に別の店があり、
「あれ?道、間違えたかな?隣が・・・まさか。なくなったのか・・・。」
動機が早くなって、ため息をつき、夕暮れの大阪にしばし立ち尽くしたっけ。

 みんなの記憶に残ってる、なんてきれいごと。
本当の味と安らぎを提供してる素敵な店達よ、頑張って。
両替町「家庭割烹××」、清水「××すし」、某山中「中華料理×××」、
しょっちゅうお伺いする金は無いけど、都合がつく限りお邪魔します。
絶対にネットで名前出したり、いろんな人に紹介したりしません。
混んで味が落ちたりしたら大変だからね。
 ・・・お前みたいなヤツが店にとって厄なんだよ。

 自分が僕(UHUボス・シンヤ)に人として信用されてるかどうか知りたければ、
「ボス部屋に書いてたあの店、何処?」って聞いてみ。
店名を教えられたら自信持っていいよ。

 そんな人を試すようなことはしちゃいかん!!
大事な店は自分で探そうね。

# by livehouse-uhu | 2008-03-15 21:43 | Comments(0)  

 あえて日本語の破壊者として

 「違うんだ。俺はそういう・・・ダジャレを言って欲しいんじゃねぇの。」
(byおじゃぱん・飯野ロケット研究所)。

 イシちゃんこと、ほんじゃまか石塚氏の活躍を悔しがっているオヤヂさんは
案外多いことだろうね。「あれはセーフなのかよ!?」
の裏には当然「なぜ俺のはアウトなんだ」という思いがあり、
ダジャレを言ったが為に女子社員からは疎ましがられ、
昼飯には誘ってもらえず、出世まで遅れたときては、
ダジャレ一本で人気者になった芸人に納得がいかないのもむべなるかな。

 ある海賊が海軍に退治された際、発見押収された彼の日記には
かつて普通の船乗りだったその男が凶悪な海賊になった訳が書かれていたそうだ。
「本日午後××沖を航海中、アイランドとアイルランドにかけて冗談を言う。
反応きわめて冷酷なり。世界を相手に戦わん。」

 キャプテンアン時代、腹の立つダジャレを言った人の勝ち、
というゲームをやったことがある。笑わせようとしたダジャレに腹が立つことは良くあるが、
狙って相手を怒らせるというのは結構難しい。
ポイントは(1)使い古されている(垣根が・・・へぇ~等)
(2)くだらない(佐藤さん砂糖下さい等)(3)意味が無い(ラーメン冷やして冷やし中華等)
(4)それらの果て(いやぁ、嫌ですね等)だが、いかんいかん、書いてて腹が立ってきた。

 傑作として語り継がれているダジャレもある。
「覚醒剤の喫茶店」「ヒヒモンキーだね」等だが、これも相当意味無いな。

 TVダジャレ界の一方の雄、先代林家木久蔵師匠の
「カツどんを食いながら活動大写真を見る」もすごかった。
あと「納豆が無い・・・。なっとういうことだ!」とか。

 筒井康隆版平家物語(源平合戦?)のラストはバカバカしかったなぁ。
例によってハチャメチャな展開の後、源と平が仲良く屋台で酒を飲むんだ。
ワリカンにしよう、という源に平が「イヤここは俺が出すよ」
と言った次の瞬間!突然源が刀を抜いて平をバッサリ!
「奢る平家は久しからず。」 作者傍白・・・。「これはひどい。」

 え、自作のダジャレを出せって?書いてみたらとても耐えられなかった。
消えていくからこその軽み。店に聞きに来て。
いや、そんなことの為に来なくていいです(汗)。

# by livehouse-uhu | 2008-03-08 15:38 | Comments(0)