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思い込み

 思いもかけぬ発想の転換というのがありますよね?いや、まあそんな大げさなことじゃないんだけどさ。これまでの常識を覆す発見というか、ついつい見逃していた日常の落とし穴というか。だからそれほど大したことじゃないだろ。

 あのぅ、コンビニとスーパーではスーパーの方が安くて品揃えも豊富だし、生鮮は当然として他のものも選択の余地を含めて品質が良い、と思っていますでしょ?そのかわりコンビニはあちこちにあって近くて便利で24時間開いている、と。

 ところがですね、セブンイレブンの福神漬、これはもうどこのスーパーで買うよりカレーにピッタリなの!甘さが絶妙で歯ごたえ抜群。特に金沢チャンピオンカレーのレトルトには、もうこれしかない、ってカンジ。

 何かオチがあるのかと思ったら、ホントにどうでもいいほど大したことじゃなかったな。

# by livehouse-uhu | 2015-04-14 09:22 | Comments(0)  

そこに至る道筋

 朝、吉野家で牛丼の大盛を食い、帰りがけに牛丼弁当大盛りを買って帰る人がいる。吉野家なんて入ったことのない婦女子は「そんな人いるぅ~?」と思うかもしれないが、これはね、結構な確率でいるのよ。よく吉野家を利用する人は「あ~、たしかに!いるいる」と納得しているはずだ。

 その人は、たぶん誰かに頼まれたのではなく、「自分のお昼」に同じ牛丼を買っていくんだな。

 オラが何故そういう考察に至ったかというと、「並」ではなく「大盛」だからだ。う~ん、やっぱりオラって科学者じゃなくて詩人だわ。

 

# by livehouse-uhu | 2015-04-12 17:23 | Comments(0)  

浮浪者か

 今夜は自転車を押して歩いて帰ろう。葉っぱだらけになった公園の桜を見上げて、ロドリーゴの「ある貴紳のための幻想曲」と大滝詠一の「スピーチバルーン」を聴きながら、一杯だけ飲もう。

 きっと月は見えない。けれどオラは、ほんの一瞬だけ懐かしいあの頃の仙台に帰るんだ。

 大切な友人が身体を壊し、珍しく弱気なメールをよこした。20代の頃、一緒にトラックに乗ってちり紙交換をやった男だ。元気出せって。あの津波で何人仲間が死んだよ。明日どうなるかなんてどうせ誰にもわかんねぇよ。

 さて、「一杯だけ」は何しよう。缶ビールか、ワンカップか、いやいや店でハーパーのロックを作ってファミマのコーヒー容器に入れて行こうかな。それはないだろ・・・。

 

# by livehouse-uhu | 2015-04-11 21:08 | Comments(0)  

極細ちぢれ麺と琥珀色に澄んだスープ薄いチャーシューにネギとメンマだけ

 つまり、オラが世界で一番好きなラーメンはもう二度と食えないということだ。

 「新華園」も元気にやっているし、津波で親父さんが亡くなってしまった(実はラグビー関係者には一番人気の)「大連」も息子さん(?)が仮設で頑張っているそうだ。もちろん「昇華」も「こんとき」も大好きだ。

 それでも、オラにとってのラーメンは、オラの心の中の釜石ラーメンは、「トントン」なんだ。

 生まれて初めて釜石(親元)を離れ、大都会(!?)仙台で暮らすことになったオラが、まるでラーメンを食わなくなったのは、正直美味いと思う店が見つからなかったからだ。ラーメンは各地で郷土料理みたいになっているので、地元が仙台の人に「美味いラーメンがない」なんて言わなかったけれど。

 「トントン」は帰って来ない。たぶん復活することはないんだろう。詳しくは知らない。よくTVで「あの東日本大地震津波の後、みんなのためにあきらめず再起したのが○○食堂です!」などという特集をやっているが、それはごく一部の運や金銭的余裕に恵まれた(もちろん努力もしただろう)人達なんだよ。

 静岡に来てから出会った親友がラーメン屋をやっている。釜石ラーメンとは対極にあるこってりとした天一系のとんこつ醤油ラーメンだ。つけ麺がまた激烈に美味い。チャーシューはデカくて食べごたえ十分。

 そいつの作るラーメンだけは淋しい気持ちにならず、心豊かに食える。何故かって?釜石ラーメンとは全然違うからさ。

 実はその店には、もうひとりオラが大好きな男が働いている。ちょっと変わってるかもしれないけど、今までに会ったことのないタイプの素晴らしいヤツだ。席数7~8席の小さなラーメン屋に(こっちが勝手に思っているだけかもしれないが)親友と呼べる人間が二人。

 きっとオラはめちゃくちゃ運がよく、自分の能力や中身に比べてめちゃくちゃ恵まれているんだろうな。

# by livehouse-uhu | 2015-04-10 20:36 | Comments(2)  

遠野物語

 オラ、キャプテンアンで歌っていた頃はなんて幸せだったんだろう、と今思うのだが、当時、なんて幸せなんだろう、なんて思ったことは一度もなかったな。

 なにしろ「つぼ八」が楽しくて仕方がなかった。いや、これはこの話とは関係ないか。

 時刻表の地図を指で辿ってゆく、なんてことも、もしかしたらもう二度とないんだな。

 いや、これもこの話とは関係ないぞ。

 

 

# by livehouse-uhu | 2015-04-10 09:03 | Comments(2)