理由を伏せた臨時休業の貼り紙 Ⅱ

 総菜屋は営業を再開し、何も知らない人達は何も知らずに買い物をしている。臨時休業の訳を公にしていないからだ。知っているのはご近所やつながりのあるごく一部だけ。

 おばさんが「この前はどうしたの?」などと訊ねても店員さんは「いや、ちょっと・・・」と答える。「そういえばあの子を最近見ないわねぇ」と思うのはもっとずっと経ってからだろう。昨日までは少し腫れぼったかった店員さん達の目も普通になった。日々は何事もなかったかのように続いゆく。

 今年は何故か草刈りが遅いので、安倍川の土手はまだ彼岸花。別名曼珠沙華。また別名を死人花。あるいは別名地獄花。でいっぱいだ。

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# by livehouse-uhu | 2018-09-23 11:09 | Comments(0)  

宗教界のトップだのなんとかの家元だの

 誰か他人に人格者などと言われて恥じないような人間が人格者である訳がない。
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# by livehouse-uhu | 2018-09-21 09:10 | Comments(0)  

理由を伏せた臨時休業の貼り紙

 駒形通り総菜屋AのRちゃんが自殺した。住んでいたマンションの7階から飛び降りたのだ。まだあちこち不確かな情報によれば3日前の朝方らしい。とすればもしかしたらオラ達が飲み、歌い、笑ったり騒いだりして疲れ果て、七間町の路上で手を振って別れた頃に自ら命を絶っていたのか。

 Rちゃんはいくつも店をやっている社長の娘で総菜屋を任されていた。背の高い美人でたぶん相当モテただろうけど独身だった。音楽が好きでUHUにも何度か来ており、その縁である男性とのお付き合いについて相談されたことがあった。「デートの時ちょっとしたことで男性がヘソを曲げてしまい・・・」といったたわいのない話だったが、なぜかRちゃんがオラを「そういうこと」(男女の機知?)に詳しい人だと思っているのが不思議だった。

 エプロンをしてキビキビと働き、たくさんの女の子達に指示を出していたのだが、いったい何があったのか。つい先日も白身魚フライと鶏の照り焼きを買って挨拶をしたばかりだ。

 シャッターが降りた総菜屋の前では近所のおばさん達が「あら、お休み?」などとささやき合い、隣の八百屋では弟や他の従業員が黙々と作業している。

 Rちゃん、どうした。どうしたんだよ。切ない。

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# by livehouse-uhu | 2018-09-20 09:21 | Comments(0)  

範囲

 アメリカのマック(日本では東西でマックとマクドに呼び名が分かれているがさすがに「アメリカの」と始まったらマクドとは言いづらいな~)でセクハラに抗議するストライキが決行された。記事によれば各地の店舗でセクハラが蔓延しているにもかかわらず会社がまるで対応してくれないらしい。

 15歳の少女はしつこくわいせつな言葉をかけられ、仕事中に身体を触られた女性もいるそうだ。それを訴えてもとりあってもらえず、なかには「君がセクシー過ぎるんだろう」などと言う上司もいたらしい。

 さらに別の女性は、同僚がトイレで彼女を壁に押し付け性器を出して性交を迫って・・・いやいやいやちょっと待てアメリカ!!それはセクハラというくくりのものなのか!?

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# by livehouse-uhu | 2018-09-19 16:16 | Comments(0)  

青石ケン士郎と仲間達、そしてカイジさんのお店、遊ぶきなこと働くRitomo、オラと金髪は脇役

 昨夜は12周年記念バカ葵賞。まあとにかくみんな面白くていいヤツばかりだよ。あきれるほど。

 すべての人に感謝しているが、特に特に特に最後に片付けをしていった連中、一夜明けて(例年のようにボロボロの身体で)店に辿り着き、洗い物がほぼない状態になっていたのにはまいった(?)。よくやった。今回だけは許す(?)。

 全額寄付に設定したフードもほとんど売切れ・・・何故ご飯だけが大量に余っているんだ。カレーのみをおつまみで食う人が何人もいたから。

 さ、募金箱でも数えるか。あがとりい。

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# by livehouse-uhu | 2018-09-18 13:06 | Comments(0)  

うつむく人が多い国

 エスカレーターって何回乗っても「すごいな~」って思わない?
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# by livehouse-uhu | 2018-09-18 12:49 | Comments(0)  

遺伝子だけが受け継がれてゆくXIII

 彼岸花。別名曼珠沙華。また別名を死人花。あるいは別名地獄花。おやおや先週まで夏だったのに。

 最近の更新頻度から「いよいよくだらないことを書くのに飽きたか」と思っている方、残念ながら浜の真砂のごとくバカのネタは尽きないのだ。このブログはオラの中でそれなりの位置を占めているしな。

 ただ、ホントに物理的な時間と批判に耐え得る体力(?)が足りない。来週は12周年記念バカ葵賞。身体が持つだろうか。

 それにしてもこの咲き乱れる野草の素晴らしさはどうだ。ゲンノショウコ、イボクサ、タマスダレ、そして飛び廻るチャバネセセリ、ベニシジミ、巨大なアゲハ・・・。

 ずっとここに立っていたいがそうもいかない。せめてあと5分。

 一昨日、ヒロキと飲みながら「9・11~アメリカを変えた102分」を観た。同じ地球上の出来事である。

 あと5分、あと5分だけここに立っていてもいいかい?

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# by livehouse-uhu | 2018-09-13 12:15 | Comments(0)  

災害列島

 釜石から帰って立て続けに三発のライブがあり、書こうとしていたことを大概忘れてしまった。おまえ(オラね)はニワトリか。

 え〜と、釜石で獲れたての新鮮な鯨を食べました。これ、書いちゃダメなヤツか?ダメだろ。一応「おっきめのイルカ」ということでした。え、それでもダメ!?

 帰途、東北新幹線がもうまさに品川に到着する直前で、西日本を襲った台風のため東海道新幹線がストップというアナウンスが流れ、車内のサラリーマンから悲鳴が上がりました。オラも一瞬動揺しましたがその晩は店が休みのためすぐに平静を取り戻し、チャッチャと宿を探して水道橋に泊まりました。この東京駅からの微妙な距離感が意外に旅慣れているところ(方向音痴のくせに)です。

 それにしても自然が暴れるな。オラはこういうものを人間の行いの何かに絡めるのはあまり好きじゃない。何千年に一度とか確かにすごいことだけど、地球は45億年以上前からあり、そのほとんどで暴れている。たまたまオラたちの短い一生にかち合ったからなんだというのか。

 土手はやっぱり虫の声でいっぱいだ。醤油は藤勇。え、なになに!?

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# by livehouse-uhu | 2018-09-10 08:56 | Comments(0)  

保証されたものなどない

 釜石からの帰途、台風の影響で東海道新幹線が止まりやむなく東京で一泊。東京が荒れている訳ではないので関空に取り残された人たちに比べたら申し訳ないほどの快適さだったが、それなりに面白い(?)出来事もあったので書こうと思ったら・・・。

 今度は北海道で大きな地震。北海道には友人も多く心配だ。しばらくは情報を待つしかない。

 本当に世界はうねる波のよう。明日が来るとは限らない。だからこそ苦しみに耐えられるとも言えるのだけれど。

 タメイキが出る。

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# by livehouse-uhu | 2018-09-06 09:23 | Comments(0)  

夢は芝生を

 高校ラグビー部キャプテントースケの一周忌。今回の帰省の用事はこれで終わりだ。去年沼津で倒れて亡くなり、オラが一番近い静岡にいたのにどうしても行けず、サブキャプテンのじゅんぼとお兄さんが釜石から遺体を引き取りに来て、そのことがずっと心苦しかった。あ、ちなみにじゅんぼはカタカナのジュンボではダメでかならずひらがなでじゅんぼな。どうでもいいけどこっちもオール岩手を全国制覇に導いたすごい選手だった。

 線香をあげる前に監督の「間違っても泣ぐなよ」という注意(なんで!?)があり、去年のことをお兄さんにお詫びをして、ようやくトースケとお別れが出来た。寂しいけれど、すこしだけほっともしたのだ。すまんトースケ、ゆっくり休んでけろ。

 オラが背番号9番でトースケが10番、高校入学からふたりともレギュラーだったので、トースケが国体に出場し日本一になっても(その時の9番はもちろんオラじゃない)、高校日本代表候補として活躍しても(その時の9番はもちろんオラじゃない)、トースケのラグビー選手としての一生でトースケに一番多くパスを放ったのは間違いなくオラだ。オラは二流の選手で、その後ラグビーで推薦入学した大学もすぐ辞めてしまったから(そしてトースケも何故か大学ではラグビーへの情熱を失ってしまう)、オラが放ったパスを世界で一番多く受け取ってくれたのは間違いなくトースケなのだ。

 天才トースケ。トリッキートースケ。グランドでは誰にも止められなかった男は、突然の病で走るのをやめた。おつかれさま。オラ達もそんなに先じゃなく100%行くから。ちょっと待ってろ。

 さ、津波ですべて流され、仮設店舗も追い出されたとんぼで飲むぞ。誰かヌマとジュンパクとヤッコ(こいつらはカタカナ)に電話しろ。

「お〜、ヌマが?飲みさ行ぐぞ。トースケの一周忌だべや」

「やんた。オラ行がね。何が一周忌だ。勝手に死ぬな。勝手に死ぬなや」

 バカ、監督がさっき間違っても泣ぐなって・・・。

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# by livehouse-uhu | 2018-09-03 08:42 | Comments(0)  

それでも歌は続く

 かなり強引に(?)釜石に来て3日目。クルマがないのでバスであちこちまわっている。

 これまで大きな目的(!?)のひとつだった「呑ん兵衛横丁」(復興仮設釜石はまゆり商店街)は、春に退去期限が来て多くの人の支援や願いもむなしく取り壊されてしまった。24時間稼働する製鉄所の工員さん達を支えた、粗末だけど暖かい小さな長屋はついに60年の歴史を終えた。ほとんどが店を閉め、数店のみが別の場所でバラバラに営業を続けるという。

 あの大地震津波がなかったら、こんなことにはならなかったのか。それともいつかはやって来る運命の遅早だったのか。

 いつもお土産を買わせてもらう海産物屋の女将さんが亡くなっていた。娘の若女将は高校の後輩で、オラの同級生の消息はオラより詳しい。いろんな話をして最後は「あの時なくした命だと思えば・・・」といういつもの言葉だった。そう、釜石ではそう思って生きている人がたくさんいるのだ。

 物は壊れる。人は死ぬ。歌など残りはしないけれど、オラ達は歌う。静岡のみんな、ありがとう。持って来てるよ。はは、ここまで書いたら結構な地震だ。「おかえり」ってか。


 屋根また屋根の湊町の クズでいかれた与太の夢

               「湊町レヴュー」〜ムーンライダーズ

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# by livehouse-uhu | 2018-09-02 08:33 | Comments(0)  

旅立つあなたに

 昨夜は静岡市民文化会館で竹原ピストルさんのライブ。UHUでは上野きなこ主催の「生きる声」。

 ピストルさん、オラは残念ながら行けなかったけど、めちゃ素晴らしかったって何人もの友人から聞きました。

 でもね「生きる声」も最高でしたよ。ピストルさんに聴いて欲しかった。

 これを読んで「比べるなよバカ」って思っているあなた。「そうか〜、UHUもよかったのか、悔しいな」って言いそうな人がひとりいる。竹原ピストルさん。

 ピストルさん、ステージでUHUのこと話してくれたんですって?ふふ、一応ありがとうございます。

 きなこ、おまえって幸せものだよな。



 「ナイス、リバーブ」(きなこの音響に)〜山口洋

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# by livehouse-uhu | 2018-08-30 00:58 | Comments(2)  

おわらない夏休み

 サラリーマン時代、静岡に赴任して地元のOLさんに最初に教えてもらったのが「ちびまる子ちゃん」だった。「これ描いているの、清水の人なんだよ~」と。内容以前に久しぶりの「リボンマスコットコミックス」の装丁が懐かしくて手に取った。

 「人は2巻でその作品にはまる」の格言通り、岡田あーみんの「お父さんは心配性」とコラボしたあたりから大好きになった。清水を営業で歩き回り、興津埠頭で休憩して弁当を食うと「ここでまるちゃんとおねえちゃんも海を見たんだなぁ」と思った。

 なんと、早すぎるお別れ。何かのインタビュー(か質問コーナー?)で「漫画家になって本当によかった。あの時勇気を出してよかったよ」と仰っていた。それから「好きな男性は?」に対し「やっぱバカは困るんだよね、バカは」とも。飾らない、というより正直な。

 まるちゃん、早すぎるよ。残念至極。合掌。アレ、あったこともない有名人の死について書いていて本当に涙があふれて来た。

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# by livehouse-uhu | 2018-08-28 12:16 | Comments(0)  

若さと引き換えに

 静岡市の大谷海岸で静大生3人が行方不明というなんともやりきれないニュース。UHUは静大生の巣みたいな所だし、すぐ近くで起きた事故なので昨夜も皆の話題にあがったのだが・・・。

 やはりというか当然というか「何故台風が来ているのに海に近づくんだ」と考えてしまう。少し波が高ければクルマで横の国道を通るのも怖いような場所で、もちろん遊泳禁止だ。

 大したことはないと思っていたら突然大波が来た、という訳でもないようだ。3人のリュックやスマホはそのまま海岸に残されていたんだよ。

 入ったのか。自ら海に。

 周りでは「バカじゃないの?」という声が多い。「勉強が出来ても分別ないのかよ」と。

 オラは、何故だかいつものように責める気になれない。1人の女の子は山梨出身らしい。今は交通機関が発達しているから海を知らないなんてことはなくても、ガキの頃から親にぶんなぐられて「海の怖さ」を教えこまれた人間とは「感性」が違ったんだろう。

 誰だってバカなことをする時位ある。たまたま運が悪かった。親御さんの気持ちはいかばかりか。辛い。

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# by livehouse-uhu | 2018-08-24 12:56 | Comments(0)  

田舎の白い畦道で

 夏がどんなに暑くてしんどくても「秋の気配」が近づいてくると「夏がいってしまう」というマイナスの感情が芽生える。夏生まれだからなのか単に薄着が好きなだけのバカなのか。

 釜石は岩手県内では沿岸南部という地域で比較的暖かいのだが、とはいえさすがに東北で春は遅く夏が終わるのは早い。高校の頃「今日で夏は終わり」と感じた日、オラはせつなくてため息をついた。

 突然、今夜のライブのことを思い出す。カイジさ・・・じゃなかった大畑力のアンダークラスヒーローだ。20代の連中が集い、心のこもった歌を聴かせてくれる。独り混じっている年寄りはスタッフのオラだけだ。

 嗚呼、夏がいってしまうな。歌え、オマエら。オラが許す。


 
 空模様の縫い目を辿って 石畳を駆け抜けると

 夏は通り雨と一緒に 連れ立って行ってしまうのです

               「夏なんです」〜はっぴぃえんど

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# by livehouse-uhu | 2018-08-22 10:58 | Comments(0)