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サヨナラ「ホモのかっちゃん」

 かっちゃんこと勝谷誠彦さんが死んじまった。オラよりひとつ年下。

 尼崎の立花駅前にある勝谷医院の息子さんだそうだが、オラが南武庫之荘に住んでいた頃、その近くに大きな釣具屋があってよく見ていた。

 なんでも決めつける物言いをするから賛否はあったが、オラはとにかく「どちらにも偏らない」姿勢が立派だと思っていた。右翼だろうが左翼だろうがおかしなものはおかしいのであって、今の日本の政治活動、あるいは思想行動のダメなところはイデオロギーに凝り固まって「〇〇がやっているから全部ダメ」となるところだと思う。

 どんなに左寄りの立場から見ても安倍首相の政策が「全部」間違っているはずはない。なのに「全部ハンタイ」。どんな保守的な人間から見たって小池共産党書記局長の発言が「全部」狂っているはずがない。なのに「全部論外」。こういうところがすでに自家撞着なのである。

 かっちゃんは自民党だろうが民主党だろうがアベちゃんだろうがツジモトさんだろうが関係なかった。産経新聞でも朝日新聞でも「おかしなものはおかしい」。

 月刊誌に連載していた築地をどり、笑いましたよ。「朝日にもいいところはあったりする」。名言でしたね。若すぎる。無念、残念。ずいぶん苦しんだらしい。胸が痛む。合掌。

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by livehouse-uhu | 2018-11-28 13:03 | Comments(0)  

普遍

 ストフェス初日あたりからなので、ここ四日間ばかり鼻血が止まらない。まあ谷岡ヤスジさんの漫画(誰も知らないか?)みたいに「ブーッ!」と吹いたりする訳ではないのだが、身体の奥が生臭いような気がしてティッシュで鼻をかむと真っ赤になっている。飯を食いながら読んでいる人がいたらすまぬすまぬ。そういう諸注意は最初に書けよ。

 頭の中をずっと同じ曲が流れていた。「なんだっけ、誰の曲だっけ」とイライラしていた。思い出す手掛かりとして曲の雰囲気からおよそのあたりを付けるのだが、どう考えても身近なミュージシャンの曲とは思えず、クラシックかあるいは幼い頃に聴いた海外の名曲みたいな気がするのに曲名が出てこない。

 突然「僕らの未来は」という歌詞が蘇り、愕然とした。かくれみのの歌だった。

「今回だけは勘弁してやる・・・」などと力なくつぶやいて今夜は寝る。その前にミカンと梅干を食おう。冬はすぐそこだ。

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by livehouse-uhu | 2018-11-28 01:20 | Comments(2)  

青い空の真下で

 UHUのライブハウスステージは地下だけどね。

「ストリートフェスティバル」最終回。

 朝8時入り、豚汁とカレーを仕込んで準備、休憩なしひたすらライブと転換とカウンター業務と調理、最後に掃除と片付けが終わるのが22時。2日連続。

 ボランティア、と言えば聞こえはいいがそんなもんじゃない無報酬お手伝い軍団もご苦労さま。助かったよ。このお礼はいつかしないから。

 さまざまなバンド、ユニット、弾き語り、めちゃ上手いのも格好いいのも思わず笑っちゃうような初心者も鳥肌が立つようなすごいのもみんな楽しかった。とにかく音楽が好きで楽しくやっていれば誰でも公平に同じステージに立てるイベント。

 ま、中にはいきなり「録音はともかく静止画も動画もお断りです。顔出しNGなんで〜」という方もいらっしゃったけどね。はじめはネタだと思ったら大マジであった。それなら「ストリート」フェスには向いていないんじゃ・・・。

 19年続いたイベントも今年で終わり。主催者さん、スタッフさんもお疲れ様でした。終了後、ゴミがまったく落ちていない青葉公園があなた方に感謝しています。

 さ、残念ながら売れ残ったイクラほっき節醤油漬けでメシでも食おう。え、お前(オラ)「ストリート」フェスでそのメニューが売れると思ったのかよ・・・?

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by livehouse-uhu | 2018-11-25 10:33 | Comments(2)  

哀れ貧しき者よII

 100億円あって50億円ごまかそうとする人間は乞食だと思う。

 ゴーン氏について次から次へと出て来るさもしい話にはウンザリするが、それにくっついて散々いい目をみたはずの連中が正義の味方面をするのも情けない。かつて空港やらなんやらでサインをねだっていたサラリーマンが、今頃同僚に「ずっと前から胡散臭いヤツだと思ってたよ」なんて言っているのだろう。

 かくいうオラだって今になって「あの顔はロクなもんじゃねぇ」などと書こうとしてやめている。先月書いとけば良かったけどね。あ、これは書いたことか?

 要するに「知らん人」のことなのだ。冒頭の一行も無関係な部外者の単なる感想に過ぎない。

 悲しい報道があった。ゴーン氏が家族で行っていたという庶民的な焼き鳥屋さんがTVに映され、店主が壁の写真などを指して「立派な人だと思っていたのに」とインタビューに答えているのだ。

 焼き鳥屋さん。ゴーン氏はお客さんとしてあなたの店に来てくれてたんだよね。家族や仲間を連れて。しょっちゅうだったみたいだから味や雰囲気が好きだったんだろう。もちろんお金を払ったはずだ。

 たとえその後に何があろうとも、いや、そもそも何があったかまだ明らかになっていないのだが、偉いも偉くないも金持ちも貧乏人も関係なく、あなたの店を愛してくれたひとりのお客さんについて突然ドヤドヤと現れ「どんな人でしたか」「何を注文しましたか」とマイクを向ける連中から守ってあげられませんでしたか。

「ニュースは知っているけどウチの大事なお客さんです」と取材を断れませんでしたか。

 なんだか悲しくなる。

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by livehouse-uhu | 2018-11-22 10:03 | Comments(2)  

調和と混沌

 新静岡から御門台まで静鉄電車で230円およそ15分。電車はちびまる子ちゃんの特別仕様で車内放送はまるちゃんだった。ラッキー。

 懐かしい古庄から県総合運動場までの車窓は晴れた秋空に真っ白な雲とそびえ立つ富士山がくっきり。超ラッキー。

 電車を降りて少し歩くと住宅街の中にあるカレー屋ロストコーナー。一見、普通の家。入る前にあの味を思い出して少しため息が出る。今日の限定カレーは辛口カシミールだが、たまにしか来られないのでここはポークビンダルーだよな、うん。

 何かイベントか用事があったらしく店主は留守で、弟さん(?)がやっていた。逢えずに残念だったが仕方がない。

 とにかくこの味である。ホヤとかイクラ、ウニ、松茸や栗と違って、自然の中にはないこの味を人間が作ったのだ。いろんなスパイスを混ぜ合わせて。信じられない気持ちとともになんだか泣きたくなる。

 例えばオラはロザリンドの音楽を聴くと同じように楽しいんだか嬉しいんだか悔しいんだかわからなくてやっぱり泣きたくなる。オラにはどんなに頑張っても一生無理だ。とても手の届かない別の世界の才能を持った人達。

 でもオラは(オラ達も)それを味わえる。そういう人達のおかげで。まぁそれだけでいいや。

 また230円15分で静岡に戻って来た。さ、セリを洗っておひたしでも仕込むか。今夜はセッションディだ。

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by livehouse-uhu | 2018-11-20 12:28 | Comments(8)  

哀れ貧しき者よ

 7億円の報酬を貰って自分が会長を務める会社の金を私的に流用する人間は貧乏人だよね?
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by livehouse-uhu | 2018-11-19 20:35 | Comments(0)  

スパイスと妄想

 ダムカレーですか。

 うん、お気付き(?)のようにこの男(オラね)は順調に(?)文句を言おうとしているの。

 まあそれでももちろん「こんなことすんなよ!」とまなじりつり上げ両手を振り回して抗議するほどのことじゃないのはわかっています。ただ「自分ならやりたくないしあまり食べたくもない」ってとこかな~。食べ物を美味しく見せるための「盛付け」というのとはちょっと違う気がするんだよね。小さい頃から食べ物で遊ぶとこっぴどく怒られたし。

 黒部ダム(行ったことがない!行ってみたい!!)のレストハウスで人気、位だとなんとも思わないが「全国で続々建造」とか言われると何故か「ケッ」となってしまうめんどくさい性格(オラね)。

 あ~、妄想で作っている「ジャイアン」のカツカレーが食いたい。なんとあの(!?)超絶品超弩級カレー屋御門台「ロストコーナー」のオーナーさんとも親交があるらしい。美味いモノは美味いモノを呼ぶ。職人は職人を知る。

 やっぱりどうも「見た目」や「量」(とんでもない大盛とか)だけで話題になる食べ物は好きになれない。

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by livehouse-uhu | 2018-11-16 16:11 | Comments(2)  

吊り橋渡れ

 下山した。

 年寄りや若いのや頭のいいのや大バカなど雑多な19人はとにかくすべてを忘れ、しかしゴミの分別と処理だけは人間として決して疎かにせず無事文明の中に戻って来たのだった。

 最高の盛り上がりは居酒屋大将ゆうちゃんのTHE BLUE HEARTS「ガンバレって言ってやる聞こえるかいガンバレ〜!」、一番のアホは東農大OBしょうニャンの「雑におっぱい見せてって頼んですいませんでした」、なによりの驚きは元きこりのダンサーはやくんの「倒木は全部炎にします」、締めの一言は南アルプスにピアノをかついで登ったかくれみのの「(朝霧高原のレストランで肉丼を食べながら)食べてる途中で昨夜から今朝まで肉を焼いていたことを思い出したんです」であった。

 みんなまた日常と仕事に帰っているのだ。

 真夜中、焚き火から遠く離れた斜面に◯◯⚪︎◯をしに行ったら和服の女性がオラの横を通って「楽しそうですね・・・」と声をかけた。こんな草叢の中じゃ歩きづらいだろうと思っているうちにもう見えなくなり、その先は山の中腹に暗く小さく開けられた防空壕のようなトンネルで、入り口は鉄格子で塞がれ南京錠がかかっているのだった。

 大東亜戦争の頃、この山間の小さな部落はどんな暮らしをしていたのだろう。

 星も富士山もまったく見えなかったが、戦時を生き抜いた方々に心からの感謝を。平和を守る強い意志と誓いを。

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by livehouse-uhu | 2018-11-15 10:19 | Comments(0)  

願望?

 時事ネタと夢ネタを封印していた時期があった。まあ大した理由ではないんだけどそれはそれでひとつの自分ルールだったのだ。

 読んでいる人もそれほどいないんだしどうでもいいや、と開き直ってからも割合は少ない。特に夢ネタの方は「どんなにファンタスティックでスペクタクルな夢でも他人の夢の話はつまらない」という鉄則を正しいと思っているからだ。

 稀有壮大な夢を見るからといって稀有壮大な人間だなんてこともまるでないしな。それを人に聞かせて自分はこんなにスケールの大きい想像力の持ち主です、とアピールしようとする行為はまったくもってスケールが小さい。

 さて、逆に異様にせこいというかちっぽけな夢を見てこれを書いている。あまりのつまらなさに驚いた。

 UHUのカウンターには袋菓子が置いてある。おつまみになるチーズクラッカーとかさきいかとかポテチなど、売上はトーホグや他の被災地への寄付になる。その中で人気があるのが味付けうずら玉子だ。しょうゆ味のうずら玉子が細長い袋に4〜5個入っていて、なかなか美味しくビールによく合う。

 今朝方、夢にその味付けうずら玉子が出てきてさ、それが何故かみそ味だったんだよ・・・。パッケージにはご丁寧に「新発売!」とか書いてやがんの。いや〜、あきれるほど無意味でスケールの小さい夢だな。

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by livehouse-uhu | 2018-11-08 09:21 | Comments(0)  

赤とんぼの詩

 オラのカバン(カバンが代わっても)にずっとついているオレンジ、いや橙色の飛行機を知っている人はいるだろうか。九三式中間練習機、通称「赤とんぼ」。

 第二次世界大戦中、練習機として使用された名機中の名機。世界中の尊敬を集める日本の名パイロットの多くは、この機で練習し大空に飛び立っていった。オラはそのピンバッヂを靖國神社で買い、それ以来いつも一緒にいる。

 その練習機「赤とんぼ」は、大東亜戦争末期になんと特攻機として使われた。特攻と言えば有名な零式艦上戦闘機「ゼロ戦」をはじめ、一式戦闘機「隼」、三式戦闘機「飛燕」など大日本帝国が誇る高性能機を思い浮かべるだろう。なにしろ敵艦の対空砲火をかいくぐって突入するのだからスピードがなく操縦性が悪ければすぐに撃墜されてしまう。実際そういった高性能の飛行機ですら失敗は多かった。しかしそれらの高性能機はすでに特攻で大半が失われており、残っていたのは練習用の「赤とんぼ」くらいだったのだ。日本はもうそこまで追い詰められていた。

 1945年7月。沖縄戦も終結し敗色が濃い中、台湾の竜虎海軍基地で特攻命令が下った。彼らに付けられた名前は「神風特別攻撃隊第三竜虎隊」。それこそが練習機「赤とんぼ」をもって敵艦に体当たりをする任務を与えられた飛行兵達だった。

 「赤とんぼ」は、台湾の新竹基地から宜蘭基地を経由し石垣島へ、石垣島から宮古島へと小刻みに移動した。 木製布張りの複葉機「赤とんぼ」はわずか300馬力(先にあげた高性能機は2000馬力級)。その機体に250kg爆弾をくくりつけているのだから、一度では目的地にたどり着けなかったのだ。

 宮古島の基地から飛び立った「赤とんぼ」は米艦隊の群がる沖縄の海に向かった。当時の戦闘機の最高時速は約600km、250キロ爆弾を積んだ「赤とんぼ」は約130km。少し早い車並み。とても成功するとは思われない特攻だった。

 しかし。

「赤とんぼ」特攻隊は那覇市南西90キロ海上で米駆逐艦「キャラハン」を撃沈する。何故そんなことが起きたのか。これまでの特攻作戦で米艦隊は徹底した警戒をしていた。レーダーは最新式で日本軍の飛行部隊を150km先で捕捉できた。ところが「赤とんぼ」は夜の海を海面すれすれで飛んでいた上、木と布で出来ている。なおかつあまりに速度が遅く、高性能レーダーは飛行機だと認識しなかったのだ。


 視認できそうな距離でようやく敵機だと気付いた米軍は慌てて撃墜準備をした。だがあまりの低空飛行に高射砲が撃てない。至近距離に近づいたところで機銃を掃射するも「赤とんぼ」の布張りの機体は弾が貫通してしまった。身体じゅうに弾を受けて穴だらけの「赤とんぼ」は、敵最新鋭駆逐艦のどてっぱらに体当たりした。250キロ爆弾がさく裂、弾薬庫に誘爆した「キャラハン」はあっという間に海に沈んだ。
 
 それが大東亜戦争で日本の特攻機が撃沈した最後の艦だった。
 
 「第三竜虎隊」。海軍上等飛行兵曹、三村弘(岡山県)。海軍一等飛行兵曹、庵民男(鹿児島県)。佐原正二郎(静岡県)。川平誠(静岡県)。原優(長野県)。近藤清忠(長野県)。松田昇三(東京都)。

 宮古島市営陸上競技場に彼らの碑が建っている。

 

 もう何も思うまい 何も思うまいと 思うほどこみ上げる父母への思慕 故郷の山河

 今生の別れの瞼にうかぶ 月影淡く孤独を伴に 無量の思いを抱き

 唯ひたすら沖縄へ この胸中いかにとやせん ああ途絶の死 真に痛恨の極みなり 


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by livehouse-uhu | 2018-11-04 11:44 | Comments(2)