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月下ライナー

 「ムーンライトながら」

 草木も眠る丑三つ時の10分前、真夜中の静岡駅を発車する夜行快速列車。

 闇に魑魅魍魎が蠢き、山中では憎き相手を呪う白装束の女が藁人形に五寸釘を打ち付ける頃、静かにやってくる185系電車。以前は183系(これって東北本線の特急だったヤツだよね?調べてから書けよ!?)で定期運航していたが、今は臨時列車だ。

 バブル華やかなりし頃、真夜中の居酒屋ではしゃいでいた独身OL(たまに妖艶な既婚女子)が突然「いけない、ながらに乗り遅れる!」と叫んでいた。この時間になればもう帰る気がない(帰れない)だろうと思っていた若い狼(これは誓ってオラではない)は「え、帰るの?ながら?なにそれ!?」と・・・。

 以前にも書いたが丑三つ時の草木は決して眠ってなどいない。午前二時の安倍川の土手の賑やかなこと。

 これからの季節、そこでも虫達が「ちょっと待って、すごくいい草で作った家あるから!」「え、もう帰るの?とっても美味しい花があるんだけど」と雌を口説くのであろう。自らの遺伝子のレゾンデートルを賭けて。

 そして歌う。精一杯の声で。負けるなよミュージシャン。

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by livehouse-uhu | 2018-04-29 11:32 | Comments(0)  

潮の香りⅡ

 釜石の母親から旬の「ホヤ」が送られてきた。ホヤ素人(?)のヒロキが「これはいったい・・・」と絶句するほどの美味しさ。この世にこんなものが存在するという奇跡。

 釜石の人間は韓国産のワカメと三陸ワカメを見ただけで判別できる(これは実は誰でもできる)が、ホヤに関しては(食えば)宮城県沿岸と岩手県沿岸で獲れたものを判別できる。ホントかよ!?ホントホント。二回言うとウソくさいな。
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by livehouse-uhu | 2018-04-29 11:07 | Comments(0)  

パラダイスの憂鬱

 真夜中に極東アジアの片隅日本国静岡県静岡市駒形通りをとぼとぼ歩きながらPanasonicのヘッドフォン「RP-HD5-R」のクリアかつ重低音の効いた音で「Wings Over America」の「Live and Let Die」を聴けるのだ。

 どんな時代のどんな富と権力を持った王様でもこんな夢のようなことは想像すらしなかっただろう。僕らは今、間違いなくSFを超えた天国実験場に住みながら、不満と悲しみに追いかけられている。

 街の景色、頭上の星空。これが人類の辿り着いた究極の時代でなくてなんだろう。そして人々は言う。まだ足りない、もっと豊かに、もっと贅沢に、もっと美味い食い物を、もっと速い乗り物を、もっと、もっと、もっと・・・。そこに終わりはなく、満足もない。

 オラは暗い土手に座ってポールと一緒に歌う。「リブェンレッ、ダァ~イ、ン~、リブェンレッ、ダァイ、オ~、リブェンレッ、ダァアアアア~イア~イ、リブェンレッ、ダァ~イ・・・」



 When you were young 

 and your heart was an open book

 You used to say 

 live and let live

 But if this ever-changing world

 in which we’re living

 Makes you give in and cry

 Say live and let die

 live and let die

 live and let die

 live and let die

 
 君がまだ若く 心を開いていたあの頃
 
 よく言ってたね 僕は生きるよ みんなも生きようって

 でも変わり続けるこの世界で 君が挫折し叫びたくなる時

 君は言うんだ 生きてやるぞ 死ぬのはお前らだって

 生きてやる 死ぬのは奴らだ
 
 生きてやる 死ぬのは奴らだ
  
 生きてやる 死ぬのは奴らだ
 
  「Live And Let Die」(007死ぬのは奴らだのテーマ)
                     ~Paul・McCartney&Wings

 画像を観て「うわ、これシンヤが好きそうな・・・」と呟いたのが盛岡にひとり、天国にひとり・・・。

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by livehouse-uhu | 2018-04-26 17:33 | Comments(4)  

かき消すほどの

 地球の未来に不安を感じさせるような暴風雨だった。これも紋切り型の「天気の話」の内かな。

 突然静かになったと思ったらもう鳥が啼いている。「鳴いている」と書かなかった自分の心象風景が気になる。

 さっき何台もの消防車がサイレンを鳴らして走っていったが火事だったのだろうか?ポンプ車の放水みたいな雨の中で。

 はじめとおわりのチャイムの他、内容はまるで聞き取れない災害放送(?)がゴモゴモ流れている。

 中学の時に流行った「意味ね〜ぞ」というギャグを数十年振りに思い出した。何故そんなセリフがギャグたり得たのかは、残念ながら岩手県釜石出身の人以外には説明のしようがない。

 帰りたいな。何処に?

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by livehouse-uhu | 2018-04-25 10:22 | Comments(0)  

ふるい友達

 仙台GUITERBARのMに電話した。青息吐息らしい。笑ってる場合じゃない。こっちも相当である。オラの方がまだすこし身体が動くというだけのことだ。Mはかなり体調が悪いようだ。

 どちらからともなく「逃げるか」と言い出したが、身体が悪いんじゃそれすら(?)ままならん。放浪は体力いるからな〜。

「夏までに岩手に帰るからそれまで生きていろよ」「う〜ん、あやしいな〜」ま、明日だって誰にもわからないからな。今夜昔のカセットテープでも聴こう。



 ずうっと考えていた

 私は何のためにこの世に生まれてきたのかと

 一つの疑問が解けるとまた次の疑問がわいてくる

 始まりを求め終わりを求め

 考えながらただずっと歩いていた

 何処まで行っても同じかもしれないし

 歩くのを辞めてみるならそれもいい

 全ての終わりが告げられても「ああそうか」と思うだけだ

                 「田村玲子」〜寄生獣(岩明均)

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by livehouse-uhu | 2018-04-24 10:34 | Comments(5)  

ほぼとほぼほぼII

 誤解のないように書いておくが、オラは「自分以外の音楽に興味がない」ミュージシャンは嫌いじゃない。

 自分好きで天上天下唯我独尊、ミュージシャンなんかみんなそれでいい。対バンの歌が気に入らなければ外に出たっていいし、耳栓をしてもいい。

 だが。そのミュージシャンが好きで一生懸命聴いている人がいるのに「演奏の邪魔をする」のはダメだよ。ダメ。論外。

 そういうのに限って「愛」だ?「平和」だ?振り返ってあなたを見ている視線にまず気付いてはどうかな。

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by livehouse-uhu | 2018-04-24 00:54 | Comments(0)  

ほぼとほぼほぼ

「ほぼ日刊」の「ほぼ」がまるでついていけなくなってきた。

 そりゃそうか、テッちゃんがいなくなってから週末や大きなイベントはみんなに手伝ってもらっているけど仕込みも後片付けも「ほぼ」独りなんだから。今まで同様に書く時間がある訳ない。

 まだ公表は出来ないがこれまでになかった「余計な仕事」も重くのしかかってくるし、しんどいとかつらいとかばかりの愚痴愚痴ブログなど誰も読みたくないだろうし。あ、今書いているのがまさにそうか、すまぬすまぬ。

 そんな中、昨日はお昼にヨネさんの店「Olive」でライブがあり、久々に「自分の店以外で」神戸奏汰の歌が聴けて嬉しかった。夜の準備もありすぐ戻ったので他の出演者には申し訳なかったが、奏汰の「ツェッペリンがステージで演っててもおかしくない曲」に心が震えた。

 ライブを無視して大声で会話するグループがいてすこし残念だった。しかも同じミュージシャンなんだ。自分以外の音楽に興味がなくても、せめて他のお客さんの迷惑にならなければいいのに。そういう人ってさ、まったく聴いてなかったくせに曲が終わると顔も向けずに拍手をするよね。

 鈴木健太郎が前の方の席で真剣に聴いて一生懸命拍手していたのに救われた。別に義理でやっている訳じゃない。ZilLなんかもそうだけど、ジャンルに関わりなく心から音楽が好きなんだな。

 あ〜、お腹が減ったな。冷たいご飯と冷たいウィニーと冷たい白菜漬け食べてお仕事だ。白菜漬けは冷たくていいだろ。

 ところで「冷や飯を食わされる」って「冷遇される」って意味なの?冷や飯だって食えりゃいいじゃんね。贅沢言うなよ。

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by livehouse-uhu | 2018-04-23 10:16 | Comments(0)  

東京は好きですかII

 誰に訊いてるの?訊いてみたい相手はちゃんといるんだけれど。

 夜行バスが東京に近づくにつれ、不安な気持ちにならない人っているのかな。それは、理由や慣れに関わらず。変わってゆくのは街並じゃなくそれを見ている自分。

 ただ、何故かそれを拒絶だと感じたことはない。行き着くところまで行き着いた科学の街は、いつか生命の故郷である深い海のように孤独を包み込む力を持ったとでも云うのだろうか。

 個人的に東京は夏だと思っている。



 さよならあの人 ふりきるように駆けた階段

 ひといきでのみ込む通勤電車 涙ぐむまもなく

 ごらんそびえるビルの群れ 悲しくなんかないわ

                「メトロポリスの片隅で」〜松任谷由実

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by livehouse-uhu | 2018-04-20 22:37 | Comments(0)  

ひとりは瀬戸大橋へひとりは出雲大社へ

 昨夜、その日最後のメールを送信しベランダの窓を開けると、まさにもうピンポイントで寝台特急サンライズ出雲がゆっくり安倍川の鉄橋を渡るところだった。24時間のうちたった1度しか部屋から西南を見なかったのにまるで呼ばれたよう。

 と書いてふと思うのだが、出雲は0:20静岡駅発、こういう列車って最終なのかな始発なのかなやっぱり最終だよな・・・いやその前にちょっと待て!

 オラ、ずっとサンライズ出雲と書いているけど、実は0:20に静岡駅を出発するのはサンライズ出雲・瀬戸だ。え、どゆこと?え〜と半分が出雲で半分が瀬戸。14両編成、というか7両と7両が連結されていて岡山でお別れし、出雲は出雲へ、瀬戸は高松(時々琴平まで延長)に向かう。

 うん、長いこと瀬戸に悪かったなぁ。オラが「いってらっしゃい、出雲」と手を振った時、きっと瀬戸は「僕には言ってくれないの」と思っていたことだろう。

 さて、調べると0:20静岡駅発の切符の日付は翌日になるらしい。つまり、今夜東京駅から乗った人の切符は4月19日、静岡駅から乗った人の切符は4月20日。同じ列車だけど。

 するとやはり始発かな。冒頭を書き直そう。

 今朝、その日最初のメールを送信しベランダの窓を開けると、まさにもうピンポイントで寝台特急サンライズ出雲・瀬戸がゆっくり安倍川の鉄橋を渡るところだった。24時間のうちたった1度しか部屋から西南を見ないかもしれないのにまるで呼ばれたよう。

 あれ、上りも下りも瀬戸が前だからサンライズ瀬戸・出雲かな・・・?

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by livehouse-uhu | 2018-04-19 10:43 | Comments(0)  

ウミニオフネヲウカバシテII

 鳥羽港でフェリーを降り、日本一の水族館(何が?規模?展示内容?残念ながら文章ではとても説明出来ない。行けばわかるよ)である鳥羽水族館に向かう途中にみさきさざえ店がある。日本一の焼き貝屋さん(何が?味?雰囲気?残念ながら文章ではとても説明出来ない。食べればわかるよ)だ。

 オラは大阪から近鉄特急で行った時にみさきさざえ店のおばちゃんと一緒に写真を撮った。特に嫌いという訳ではないが旅先で写真を撮る習慣(趣味?)がほとんどないオラとしてはめずらしいことだった。

 今のようにみんながみんな携帯やスマホを持っている時代じゃない。たぶんあの、当時流行った、アレなんていうんだっけ、インスタントカメラ、コンパクトカメラ、違うな、えっ!レンズ付きフィルム!?ホントにそう呼ぶの?そう、使い捨てカメラだ、写ルンですです!!最初のですまでが商品名。まだあるみたいだね。

 その写真を焼き増ししておばちゃんにあげようとしばらく持ってたけど、その後鳥羽に行けないでいるうちになくしちゃった。

 そうか〜、オラは静岡と浜松から伊良湖岬経由船、同じく名古屋経由電車、尼崎から大阪経由電車、いろんなところからいろんな方法で鳥羽(伊勢志摩)に行っているんだな。

 徒歩は!?いや、まぁ外宮から内宮までは歩いたけど。住んでたところからはさすがに。江戸時代のお伊勢参りじゃないんだから。

 ねぇねぇ、自転車ってもちろんフェリーに乗せてもらえるんだよね?何を考えているこいつ(オラ)・・・。

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by livehouse-uhu | 2018-04-18 10:55 | Comments(0)