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2019年 07月 29日 ( 1 )

 

たかがスポーツⅡ

 あまり話題になっていることについて言及するのは気が引けるんだが。一応郷里の出来事でもあるしな。

 大船渡高校の佐々木投手に関する様々な意見は、大袈裟に書けば日本のスポーツ界のまさに「しょうもない」部分をあぶり出した。それでもまだダルビッシュや長友のような超一流選手が正論を発信し、多くの人がそれに賛意を表したのが救いだけれど。

 張本のような人は大船渡高校に苦情の電話を入れた匿名の頭のおかしい人間の代表であって、そもそも多少頭がおかしくなければ(いかにスポーツコーナーとはいえ)関口宏のサンデーモーニングになんか出ないだろ。批判するのすらアホくさいと思う。

 オラは、釜石という日本ラグビーの歴史に残る奇跡の街で、怪我に泣いた天才を何人も見てきた。「こんなモンスターと一緒に試合するなんて幸せ」「こいつはきっと高校日本代表になるんだろうな」「この人ははたして人間だろうかあるいは超人だろうか」「これから先生きている限りこれ以上のラグビー選手を観ることはないのでは」

 オラのような二流の選手にとって「出会え、間近で観られ、なんと時には一緒にプレー出来た」だけで一生の宝物のような選手達の何割かは怪我でグラウンドを去って行った。

 すべてをかけた全国高校ラグビー選手権大会の予選を前に、けがで出場することが出来なくなり、誰もいない部室の壁に向かってずっと泣いていた先輩もいた。

 怪我をしてどうする。怪我をさせてどうする。もちろんそれは将来有望な選手だからではない。誰でもだ。まして高校生なら。

 怪我はつきまとう。どんなに注意し、普段から節制していても運命は突然襲いかかってくるかもしれない。けれど「(スター選手かどうかに関係なく)生徒に怪我の心配がありそれを避けるために登板させなかった」若い監督に、面白半分の観戦者が何を言えるというのか。

by livehouse-uhu | 2019-07-29 15:51 | Comments(0)