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2019年 07月 10日 ( 1 )

 

ロゴが嫌い

 パタゴニアっちゅう胡散臭いアウトドア用品の会社の日本支社の直営店が、参院選の投開票日に一斉休業するんだそうだ。「家族や友人、大切な人たちと語り合い、投票に行く従業員のため」とのこと。

 まあ投票は大事だろうからそれはそれでいいが、そのニュースを取り上げている媒体もさることながらなんといっても「何故投票日を休日にしたか」という創業者イヴォン・シュイナードさんのメッセージだ。

「僕らには自然世界を破滅させるか、あるいは僕らの住処であるこの美しい青い惑星を救うかの可能性がある」

「僕らがそのような行動を、いま、取らなければ、そして人類のために意義のある問題に懸命な一票を投じなければ、子供たちの将来とその他の野生について気にかけない誰かの思うつぼなのだ」

 いつもいつも書いているように誰がどんな思想でどんな行動をするのも自由だ。しかし、投票はたとえどんな組織に属していようと誰かに押し付けられたり指示されてするものではない。それは右翼も左翼も関係ない。自分が勤める企業が投票のために休日になりなおかつ創業者があからさまに特定の政党を非難したり推薦したりするのは、卑怯だしカルトだと思う。

 パタゴニアは日本でだけ製品を高く販売しているとか、過激な反捕鯨団体を支援しているとか様々な批判があり、日本山岳ガイド協会員の中には「絶対のパタゴニア製品を買わないし着ない」という方までいる。素人のファッションブランドとしては売れているのかもしれないが。

 そんな会社が「参院選の投票日に全店休業」などといかにもなアピールをし、創業者が「こういうところに投票しようよ」と呼びかけ、それを大喜びで好意的に取り上げるメディア。

 逆で考えてみるとよくわかる。

 もし、日本で長く愛されてきた老舗の鞄屋さんが「参院選の投票日に全店休業」し、創業者が「明らかに過剰な環境保護を批判」して「人類の未来のために原子力エネルギーを守る一票を投じよう」と呼びかけたら。

 マスコミはよってたかって散々に叩くだろう。どちらが正しいとか間違っているとかいう問題じゃない。どちらもやってはいけないのだ。

 投票は誰にも強制されず、自分の意思で自分が共感する候補にするもの。

by livehouse-uhu | 2019-07-10 11:47 | Comments(1)