2018年 02月 16日 ( 1 )

 

奮い立て

 吉野家に最近入った外国人のMちゃんは、まだ日本語がたどたどしいがよく働くし気が付く。ま、悪いけど美人じゃないが、適度に愛想もあり可愛らしい。

 珍しくお昼の忙しい時間帯にお店に入ったら、持ち帰りの人も多く席もほぼ一杯でややパニック状態だった。会計にも人が並んでいる。

 カウンターに空きがあったので座って注文すると案外すぐに出て来た。これが吉野家のいいところだな〜、と思いながらいつものように持ち上げた丼を二度とカウンターの上に置かず食っていると・・・。

 なんとテーブル席の女性二人連れの一人がもうすぐ食べ終わるというのに、もう一人の注文が出ていなかったらしい。牛丼並ということはオラが食っているこれは本来そのお客さんに行くはずだったのか。近所のOLさん風で貴重なお昼休みを無駄にしたくないだろうに気の毒な。

 大急ぎで作った牛丼並を届けながらMちゃんは詫びた。「スミマセンでした、申し訳アリマセン、失礼シマシタ、ゴメンナサイネ」。

 たぶん。きっと。彼女は日本語で自分が知っているお詫びの言葉をすべて並べたのだ。

 Mちゃん、頑張れよ。頑張れ。一生懸命働く君をしょうもないオッサン達はちゃんと見てるから。いつも美味しい牛丼をありがとう。

 勉強して、いつか祖国に帰るのかい?頑張れ、頑張れ。身体に気をつけて。



 ファイト! 闘う君の歌を 闘わない奴等が笑うだろう

 ファイト! 冷たい水の中を ふるえながらのぼってゆけ

                    「ファイト!」〜中島みゆき

[PR]

by livehouse-uhu | 2018-02-16 11:31 | Comments(0)