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災い転じて

 福と為す・・・というのは、本来「身にふりかかった災難をうまく活用して自分の役に立つようにする」ことだから、このところUHUで立て続けに起きた一連の出来事は厳密には違う。禍福は糾える縄の如しとか人間万事塞翁が馬の方が近いかもしれない。

 それでもオラは転じての語感でこっちを使いたかったのだ。

 まず。東京からいらしたプロの乗り込みPAさんがUHUのPA卓SV01の設定を変え、データを呼べなくしてそのまま帰ってしまうという事件が起きた。その方々の名誉のために書いておくが、とても腰が低くしっかりしていて、おそらくは持込のPCにつないだ後で撤収の際に復活を失念してしまったのだと思う。即座に呼び出せるUHUの基本データがロックされていなかったのもこちらの落ち度だ。責めるつもりはないが非常に困った。

 YAMAHAのサポートさんと電話で話したが「初期化しますか」などととんでもないことを言う。そんな時に登場したヒーローがF君。以前からその知識と技術には感服していたが、ものの1日で設定からデータまで回復、ついでとばかりdbx、メインアンプ、スピーカーとのアナログ配線までチェックして素晴らしい状態にしてくれたのである。いやはや世の中には頼りになる若者がいるものだ。自分が「最近の若いもんは」という言葉を逆の意味で(プラスに)使う人類初の世代であることを心から実感した次第。

 次に。不調だったプリンターがやはりダメで、やむなくひとつ前に使っていたのと同じのを買った。いざ繋いだら簡単な(ハズの)設定が前に進まない。どうやら不注意にも同じドライバーを2回入れたことが原因らしい。

 某メーカーのサポートに電話を入れた。何度かけても混雑中で少しイライラしたが、説明書をきちんと読まずにミスしたのは自分だ。絶対にオペレーターさんにあたったり偉そうな態度を取らないように気をつけねば。やっとつながったオペレーターさんは「非常に」「大変」「驚くほど」美しいアニメ声の女性であった。

 いろいろ指示を聞いてやってみたが上手くいかない。するとオペレーターさんが言った。「私が遠隔操作してもいいですか?」「え?」

 なんと、UHUのPCを東京のサポートセンターから彼女が動かすのだ。オラが遅れてるの?これって普通のことなの?オラの目の前でカーソルが勝手に動き、別のドライバーを入れ、次々に設定をしてゆく。ひとつの作業ごとに「非常に」「大変」「驚くほど」美しいアニメ声で「いいですか〇〇を見てください」「〇×になりました?」「そのまま動かさないで!」うむ、なんかだんだん敬語がなくなって来たぞ。きっと仕事に集中しているからだな。

 見事に設定は完了した。「ありがとうございました。素晴らしかったです」思わず本音でお礼を言った。彼女は答えた。「一か八かやってみたら上手くいきましたね」「え?」

 これね、変態ドM君だったら何回かイってると思う。

 お前(オラね)はドMだろうって?うん、だけど変態じゃないのよ。愛がないとダメだから。相手が誰でもいい訳じゃないの。ま、正直ちょっと危なかったけど。

 で、それがお前(オラね)にとっての福かい。

by livehouse-uhu | 2019-08-22 17:01 | Comments(0)  

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