贖罪の山羊
「差別は良くない」と誰もが言う。オラももちろんそう思う。昔、白人の水泳選手が「黒人スイマーと同じプールに入るのは嫌だ」と言った、なんて話を聞くと怒りが込み上げる。
だが、本当にみんな自分の心の底に「差別」が巣食っていないと自信を持って言えるだろうか?
横断歩道を渡っている時、片手で携帯電話を耳にあて、キョロキョロしながら歩行者の前を横切って行く車があった。ふと見ると「名古屋ナンバー」。
オラは一瞬「何だ名古屋か」と思ってしまったんだ。
「私は絶対にその人が生まれた地域で差別などしない」と言い切れる人にオラは「私は一度も嘘をついたことがない」と口にする人が重なってしまう。
「自分には差別する心が眠っているからその差別する心を抑えてその人の本質を見ようとする気持ちを忘れないようにしたい」。そう考える人を、誰が「その最初の差別する心をなくせ!」と罵れるのだろう。
だが、本当にみんな自分の心の底に「差別」が巣食っていないと自信を持って言えるだろうか?
横断歩道を渡っている時、片手で携帯電話を耳にあて、キョロキョロしながら歩行者の前を横切って行く車があった。ふと見ると「名古屋ナンバー」。
オラは一瞬「何だ名古屋か」と思ってしまったんだ。
「私は絶対にその人が生まれた地域で差別などしない」と言い切れる人にオラは「私は一度も嘘をついたことがない」と口にする人が重なってしまう。
「自分には差別する心が眠っているからその差別する心を抑えてその人の本質を見ようとする気持ちを忘れないようにしたい」。そう考える人を、誰が「その最初の差別する心をなくせ!」と罵れるのだろう。
by livehouse-uhu | 2019-08-01 12:40 | Comments(0)