日々を慰安が吹き荒れて帰っていける場所がない

 誰もいない(独りぼっちの)ライブハウスほど寂しいものはない。毎日が祭りの後だから。暗く闇に沈んだステージに誰かの魂が埋もれている気がする。思わず声をかけようとして止める。

 ガットギターを取る。いくら才能もセンスもないオラでもずっと同じ曲を弾いていたらさすがに少しは音がするようになった。相変わらず歌えないが。ウミミミズクという架空の鳥(鳥なのか?実際にいるウミフクロウはウミウシだが)がきっと夜に翼をはばたかせて不思議な声で代わりに歌ってくれるだろう。

 いい歌が好きだ。それだけの話。


 不良少女は夢見てる 家を早く出てゆきたい

 歌を歌ってあげたいな 金縛りにかかった私のため

 私自身のために

       「やまのうた」~ノダフルタ

by livehouse-uhu | 2019-01-29 17:01 | Comments(0)  

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