常套句を疑え

いや、だからさ「ほのめかす」のは案外難しいだろって。

ホントに「ほのめかした」ケースもあると思うよ、そりゃ。でもすごいレアなことじゃないか?使われすぎだよ「ほのめかす」。

北海道岩見沢市で起きた死体遺棄事件。逮捕されたのは被害者の夫で消防団にも所属するぶどう農家の男。写真はなかなかのイケメンで、近所の人の話によれば殺された奥さんも美人で仲がよかったらしい。

しかし夫婦は実際は一年前から別居状態、失踪したはずの妻は夫の供述通りの場所から遺体で発見された。夫は(死体遺棄の)容疑を認めており、殺人についても「ほのめかして」いるとのこと。

今日の「ほのめかす」だ。彼はなんと言ったんだろうか?

「殺したのもお前なんだな!?」ドンッ(机を叩いた音)!!「刑事さん、そのことはまだ話せません。気持ちが落ち着くのを待ってもらえませんか」

これは「ほのめかして」はいない。断じて。自白を拒否しているか、先延ばしにしているだけだ。

「どうなんだ!お前がやったんだろう!?」「すみません、実は・・・ついカッとなって、殺すつもりじゃなかったんです!信じてください、あの時妻があんなことを言わなければ、僕だってあんな」

これ「ほのめかして」ないでしょう!「殺しました」って言ってる。

「死体が見つかってるんですからね。そりゃ誰かが殺してるでしょうよ。オレが殺した?フッそうかもしれないです。この手が、この手で、妻を・・・刑事さん、もううすうすわかってると思います。でもね、オレが、ウッ、ゲホゲホ、あ〜!!」(机に突っ伏す)。

これが「ほのめかす」ではないでしょうか。事件が起き、犯人が逮捕され、まだ詳細が明らかになっていない段階でマスコミが記事にする「ほのめかす」が全部こういう供述だとはオラにはどうしても思えない。

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by livehouse-uhu | 2018-12-19 19:28 | Comments(0)  

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