ただひたすら前へ、そしてフェアにⅢ

 書きたくない話題だが止むに止まれず出来るだけ短く書く。

 今回の日大アメリカンフットボール部の事件、オラのフィールドに属するものという認識でこうして何度か書いている訳だが、新聞でも一面だしテレビの報道もトップ扱いで、普段アメフト(大学スポーツ)に関心がない人も相当興味を持ったらしい。専門家と称する方々もさまざまな意見を表していて、その多くは似通ったものだ。

 別に斜に構えて変わった意見を気取るつもりはないのだが・・・どうしても腑に落ちないことがある。

 謝罪会見で日大の監督が関西学院大を「かんさいがくいんだい」と何度か間違えた。謝罪するのに名前を間違えるとは相手に対して失礼だとさらなる批判を浴びたが、これも失礼とか不注意以前にあり得ない事なんだよ。

 緊張していたとか、関西大学と混同しやすいとか、そういう問題じゃない。関西学院大学と日本大学といえば、大学日本一を決める甲子園ボウルの出場回数1位(関学)と2位(日大)で、まさに日本の頂点を競い合う両雄である。読み方を知らないはずがないのだ。間違えるはずがない。「へ~、強豪校なんだ~」という程度の一般人ではない。ライバルとしてずっと研究し、実際に戦ってきた相手だ。いったいどういうことなんだろう。

 同じような違和感(?)がもうひとつある。監督、コーチが反則するように指示したという証言の中の「1プレー目でQBをつぶせ」「相手のQBがケガして秋の試合に出られなければこっちの得だろうが」という部分だ。

 何故、名前でなかったのか?アメフトやラグビーに限らず、地方の高校の試合でさえいい選手は名前が知られている。たとえば「釜南の菅原をマークしろよ」「盛工の村上を止めるぞ」という風に。

 あの反則タックルで怪我をした奥野耕世選手は、小1でアメフトを始め、中学(クラブチーム)で日本一、高校で全国準優勝、関学入学後2年生で宿敵日大戦のQBに抜擢された選手だ。

 「奥野をつぶせ」ではなく「QBをつぶせ」という発言がもし本当だとしたら。それは「相手が誰だろうが怪我をさせろ」ということ。もちろんどちらも最悪には違いないが、底知れない気味の悪さを感じる。

 いったい何が起こったのだろうか。

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by livehouse-uhu | 2018-05-23 14:42 | Comments(0)  

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