万全を期してなお

 なんということだ。陸上自衛隊の対戦車ヘリ「AH64アパッチ」が民家に墜落したらしい。

 ヘリの搭乗員2人が心肺停止という発表があり、胸が苦しくなる。住人は無事との情報もあるが、映像では黒煙が吹き上がっており、まったく予断を許さない。

 防衛省によればヘリは整備後の点検飛行中だったという。整備士さんはどんな思いでいるだろうか。

 こういう事故の際、訓練されたプロフェッショナルであるが故に民家にいた可能性のある一般の人に安否を先に心配するのは仕方がない。というよりむしろ当然なのだろう。しかし搭乗員も同じ人間である。

 原因もわからないうちに「墜落した自衛隊は自業自得」「民間人巻き込まれてないよな」などという言説を目にしてしまうと、ネットを見るのが嫌になる。涙が出て来るのだ。

 日本のため、日本国民のため、ひいては世界の人類と平和のために厳しい訓練をしていたのではないか。これは憶測ではなく絶対の確信をもって書くが、最後の最後まで操縦桿を握り続け、なんとか民家を避けようと命をかけたに決まっているではないか。

 保守系の連中はなんと「〇〇億円もする高価な機体」などとカネの話をし、左翼系メディアは昨年から続いた米軍ヘリの事故や基地問題と絡めようとする。

 頼むからそれは後でやってくれ。今も消防は必死に消火活動をし死傷者の有無を確認しているんだよ。

 犠牲者が増えないことを祈るばかり。

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by livehouse-uhu | 2018-02-05 20:42 | Comments(0)  

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