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報道の使命

 TVをつければいい年こいた大人が真面目な顔してパンダパンダ・・・。

 これを書くのはたぶん三度目だが、三遊亭圓生が亡くなった(1979年)翌日、中国からおしいただいたパンダ様の死を一面に載せた新聞があった。知らない若い人は「まさか」と思うかもしれないが本当である。

 そしてこの2017年の師走にも同じようなことが繰り返されている。

 そのパンダ様の故郷、中国からはF15イーグルを上回るともいわれる高性能のロシア製戦闘機スホイ30が飛来し、我が物顔で対馬海峡を横切った。航空自衛隊が緊急発進(スクランブル)して領空侵犯はさせなかったが、中国軍戦闘機が対馬海峡を通過して日本海に進出したのは初めてのことだ。

 昨年夏には中国軍機が自衛隊機をロックオン(自動追尾ミサイルの照準に入れること)する「大事件」も起きている。スクランブル発進する自衛隊機のパイロットは、どれほどの緊張と覚悟で離陸するのだろうか。感謝はもちろんだが、その崇高な姿を想うとなんだかせつなくて泣けてくる。

 たまたま見た知らない人のブログにこんなことが書いてあった。「領空侵犯はなかったんだから(こんなこと)ニュースにしなくていい」。

 いくらなんでも酷すぎないか。いかに「中韓が大好き」でも「自衛隊員の命なんかどうでもいい」と考えていても個人の自由だが、それをおおっぴらに公言する神経はいったいどうなっているんだろう。

 パンダかぁ。そもそも可愛いか?いや、それこそ感性の違いか。オラちょっとあの目つきが・・・やみれ。

by livehouse-uhu | 2017-12-19 21:05 | Comments(0)  

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