人気ブログランキング | 話題のタグを見る

守りたかったはずだと信じたい

 東日本大地震津波(オラは勝手にこの呼び方に決めている)で亡くなったり行方不明になった石巻大川小学校の子供達、そして遺族の方々は本当にお気の毒である。

 同じように必死で子供達を守ろうとして亡くなった先生方、その遺族の方々もお気の毒だ。

 親御さんが訴訟を起こした気持ちもわかる。対応によっては助かったのではないか、と思ってしまうのが人情だ。

 同じように先生方のご家族もあの未曾有の災害による悲惨な結果の責任を全部押し付けられるなんてあんまりだと考えたとして誰がそれを責められよう。

 辛い辛い裁判だと思う。どちらの主張が正しいのかオラにはわからないし、それこそ新聞や週刊誌の見出しだけを見て軽々しく決めつけるべきではない。

 けれども。

 「控訴する方針を決めた(宮城県の)村井嘉浩知事に対して控訴断念を呼び掛けるよう求める」というのは違うと思うのだ。裁判は心情ではない。だからこそ裁判足り得る。百歩譲って子供達の遺族の方々は仕方がないとしても、それをマスコミがまるで正義であるかのように持ち上げ「(控訴して)真実を明らかにしたい」という願いも封じ込めようとするなど許されるのか。

 少なくともオラは、村井嘉浩知事の地元紙との質疑応答http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201611/20161101_13021.htmlは一言一句本当に納得出来るまともな日本語だと思うがどうだろうか。

by livehouse-uhu | 2016-11-03 18:02 | Comments(0)  

<< 戦いのワンダーランド 手間賃 >>