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プロンプター

 米軍の基地やヘリパッド移設工事に対する考え方はどうあれ、沖縄の多くの人、いやほとんどの人が警察や機動隊と闘争なんかしたくはないし、たとえ自分と考えを異にする相手でもむやみに傷付けたり家族を脅したりはしたくないと思っているはずだ。

 同じように警察も機動隊も、まず全員が全員沖縄の人を憎んだり痛めつけてやろうなどと思ってはいないだろう。

 東大の教授とやらが沖縄の新聞(と名乗っているアジビラの如きメディア)に「闘争で最も大事なのは、どうすればこちらが暴力を使わずに、相手を挑発して暴力を使わせるか」と投稿した。

 「(機動隊員が)土人発言という暴力を振るったことで、警察は窮地に立たされている。 沖縄が今考えるべきは、さらに挑発的な次のアクションをどう起こすかだ」と言い「 沖縄はかさにかかって権力者を挑発し、ばかなことを言わせ続け、次々に言い訳させて対応を迫るべき」なんだそうだ。

 何故挑発しなければならない。目的は何なのか。仮にその方が絶対に正しいと信じる主張があったとして、そのためには誰が傷付こうがかまわないのか。自分と違う考え方の人間は人間ではないと思っているのだろうか。

 誰も本当は法を破って闘争などしたくはない。誰も同じ人間を見下したり傷付けたりしたくはない。闘争の名のもとに他所からやってきて地元の人にまで迷惑をかけ、治安の維持のためにやむなく出動した機動隊員がキレるまで罵り続け、それがあたかも沖縄の意思であるかのように吹聴する活動家達。

 一番傷ついているのは沖縄の普通の人達だろうなぁ。

by livehouse-uhu | 2016-10-28 11:52 | Comments(0)  

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