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ヤツはエイハブ気取って

 およそ「クラシックでスタンダードで誰もが知っていて長く愛されている」ものには、やはりそれなりの理由があり、映画にしろ小説にしろ絵画にしろ楽曲にしろそうそう外れはない。

 子供に世界名作文学全集を買い与えたりするのはそういう訳で、初めにいわゆる「良いもの」に触れさせて興味を持たせるためだろう。

 そりゃもちろん好き嫌いはあって自分にとっては世間の評判ほど面白くない「名作」もあるだろうが、それでも「こういうのを面白がる人がいるのはわかる」ものである。

 ところが、実はオラ「クラシックでスタンダードで誰もが知っていて長く愛されている文学作品」で、どこが面白いのかまるでわからないヤツがひとつあるんだよ。

 「クラシックでスタンダードで誰もが知っていて長く愛されている文学作品」の中でも、漫画にも映画にもなり、まず悪口を言う人にお目にかかったことがない名作中の名作。ことに何故かミュージシャンに崇拝している人が多い。

 これ、そんなに面白いかなぁ。

 メルヴィルの「モビィディック(白鯨)」。

by livehouse-uhu | 2016-08-29 12:23 | Comments(0)  

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