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不思議な報道

「NPT決裂」「核の恐怖分からぬのか」「被爆者、失望隠せず」ある新聞の記事だ。ニューヨークで開かれていた「NPT」(核拡散防止条約再検討会議)が決裂したことを伝えている。

 「最悪の結果」「被爆者たちは失望を隠さない」という内容で、5人の記者の連名記事。

 広島市長をはじめ関係者の談話を載せ、「世界の首脳に広島、長崎に来てもらいたい」「核なき世界に向けて時間はかかるかもしれないが、諦めずに議論を続けてほしい」と続くのだが・・・。
 
 ちょ、ちょっと待ってくれ。日本が提案した文言に徹底的に反対し、最終文書案を決裂させたのが「中国」だという事実を何故「まったく全然一切一言も」書かない!?

 なんぼなんでもそれはねぇべ。5人もの記者が取材し、原稿を上げて、ほかの新聞(あのA新聞でさえも)がすべて取り上げ、ネットでもTVでもこの問題のもっとも重要なファクターのひとつと位置付けられている「核心的な要因」に何故「まったく全然一切一言も」触れない?

 わざとにしたって意味が分からん。オラに限らず多くの人が「何だこれは…」と思い、その意図的(恣意的)な情報操作についてさんざんツッコまれる事位は予想出来るだろうに。

 嫌味でも批判でもなく、純粋な質問です。どうしてそんなに中国が好きなんですか。いや、好きなのはいいです。人はそれぞれですから。多くの日本人(オラも含めて)だってもちろん中国と敵対することを望んでいるのではなく、相手が国際ルールを破って挑発したり他国の領海で破壊窃盗行為をしなければ(出来ることなら)仲良くしたいとすら思っています。

 でもね、「好きだから」という理由で事実を隠ぺいし、捏造し、あったことをなかったことにするような人は、少なくとも「記者」という職業には向いていないのではないでしょうか。

 いかがですか、名前を連ねた5人の記者のみなさま。

by livehouse-uhu | 2015-05-23 19:35 | Comments(0)  

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