弱肉強食のジャングルではないのだから

 自分より弱いものに優しくするのは当たり前のことである。相手が弱い存在であればあるほど優しくならなければおかしい。あるタイプの人間が優しくされることに反発を覚えるのは、相手が自分を弱いと思っている(らしい)ことにプライドが傷つくからだろう。自分が弱いと自覚していればそんな感情は生まれない。

 かといって、力や社会的立場が自分より上のものにはむやみに反発する、というのもおかしな話だ。「オレはねぇ、そん時部長にガツンと言ってやったんだよ。周りの連中は目を丸くしてたけどね~」とかいうタイプのサラリーマンとか。これもまた誰もが気付く通り、弱さ(後ろめたさ)の裏返しであろう。おそらくは自分より弱いものに対しても似たり寄ったりの横柄な態度で接するんじゃないか。吉野家でまだ仕事に慣れていない外国人の店員さんを怒鳴りつけたり。

 最近心から感動した言葉は「後ろメタファー」です。みうらじゅん先生、天才。

 何の話だっけ?え~、本屋や食い物屋でとてつもなく偉そうなんだけど、会社や家庭では言いたいことも言えずにストレスたまりまくってるんだろうな~、と思われるのは圧倒的に初老の男性が多いです。弱いものに思いやりがなく、強いものにはひれ伏すという、分類上(?)最低に属するもの達。

 だが、「最低」とは「最弱」ということである。つまり精神的に「もっとも弱い」。うむ、こんな嫌味なことを書いていないで、優しくしてやらないといけないな。

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by livehouse-uhu | 2015-04-15 16:05 | Comments(0)  

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