ペンも楽器も

 ある国のテロリストがある国の新聞社を襲い十数人を殺害した理由は「俺達(俺達の信じる神)をバカにしたから」である。

 神が人間を創ったのか人間が神を創ったのかはさておき、それが神の意志だというのならば、その意思に従って動く集団が、(少なくとも生物としてのヒトではなく社会生活を構築しようとする知的生命体である人類にとって)有害な「テラフォーマー」のごとき存在であることは疑う余地がなかろう。

 テロは、戦争によって優位を確保する見込みのない国にとって「貧者の薔薇」である。オラは決して戦争を肯定するものではないが、戦争以上に卑怯な行為に対して、ある種の人々が沈黙を貫くのは何故なのか疑問に思う。

 それが「どこの国がどこの国に対して行ったことか」あるいは「どんな立場の人間がどんな立場の人間に対して仕掛けたことか」によって選別されるなら、それを二重規範と、そしてなおかつ偽善と呼ぶことに何の躊躇もない。

 襲撃で亡くなられた方々のご冥福を。殲滅に向けて戦う治安部隊に(もしもいるならば)本当の神の加護を。

 多くのミュージシャンよ、「言葉」が「文化」が暴力で葬られようとしている。「国家の機密」を守るための法律に対して「大反対」の声を上げたのなら、その何倍も、いや何十倍も大きな声を上げるべき事案ではないのか?

 風刺や漫画は、ポピュラー音楽のすぐ近くにある兄弟だろう?

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by livehouse-uhu | 2015-01-09 21:13 | Comments(0)  

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