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恋に遠慮はいらないけれど

 あらまぁ。

 懐かしの南紀白浜が揉めてるのね。

 「ゴミ処理問題」をめぐって町と町とか町長と役人がケンカするのが最近の地方自治体のブームなのか?町長の出した辞令を課長全員が拒否する騒ぎになっているらしい。

 聞くところによると白浜町は昔から町長選挙になると町を二分してのかなりえげつない争いになるんだそうだ。中途半端な田舎ではよくある話だ。

 南紀白浜は、P社時代に毎年社員旅行に行っていた。夕方、白良浜でみんな釣りをしていると、仕事の都合で遅れて参加するヤツを乗せた飛行機が上空を飛んで来るんだ。

 「お~い、早く来~い。もうすぐ宴会だぞ~!」聞こえるわけないのに。気のいい連中だったな。

 P社大阪本社の14階は、若い女性が90人、若いのもそうでないのも合わせて男性が30人位の部署で、忘年会でも旅行先でもよくとなりの宴会場のおじさん達に羨ましがられたよ。

 ま、そういう状態の苦労を知らないだろうから。14階には男子トイレすらなかったんだぜ。

 とびきり頭が良くて可愛い子がいて、やっぱりお互いに好きになった。やっぱり?なんだよやっぱりって。いや、ほら、オレもとびきり頭が良くて可愛かったから・・・ちょ、ちょっとやめて、モノを投げないで!いいじゃねぇか、自分でそう思ってるんだから!!

 まぁ、その、趣味が合ったんだ。音楽とか食べ物とか。

 告白しよう。一緒にロザリンドも追いかけたし、とふるん豆の木にもマチャプチャレにも天神橋筋5丁目の栄鮓にも行ったぞ。え?どうでもいい?先に進め?あ、そ・・・。

 その子と、南紀白浜で宴会中に周りの同僚や後輩の目を盗んで交わしたキスが、「今はもう出来ないキスの中の最高のキス」だ。

 そもそもオレ、「イマハモウデキナイキス」ってすごい少ないの。きっとみんな今でも・・・。

 あ、この前ね、久しぶりに被災地の女の子(放射能で沿岸の家に帰れないので、内陸の実家にいる。子供4人)に電話したら、すごい驚いて「ちょっと、今ダメよ!もう、何考えてんの?心配してる?ハイハイありがと。今度こっちからかけるから。じゃ」とすぐ切られた。

 もう素直じゃないなぁ、照れちゃって。あれから電話かかって来ないけど放射能は大丈夫かなぁ。またオレの声を聞くと心が揺れるから我慢してるんだろうなぁ。

 

 親と親とは 敵同士 選挙のたびに 殴り合い

 人の恋路は 曲がり道 そそぐ油で また燃える

   「SUPER FOLK SONG」(作詞・糸井重里、作曲・矢野顕子)~矢野顕子

by livehouse-uhu | 2011-11-03 20:55 | Comments(2)  

Commented by 凸ヤマ at 2011-11-03 22:58 x
(^_^;)それを思うと、ロザリの活動歴って長いんだな、って
実感が沸いたw

小生の趣味としては『人目も憚らず』かな?w
Commented by シンヤ at 2011-11-04 01:10 x
趣味f^_^;。そこってさ、本当にオレと凸の性癖の差だよね。オレは「露出」でさえも「自分のため」。ロザリ、長くなったな。妬ましい位だ。「不思議の国のアリス」、楽しかった。

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