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悲しい国会中継

 喜納昌吉さんという国会議員さんがいらっしゃる。

 選挙で選ばれた人なので「市民団体」などと違い、
勝手に代表を名乗って好きなことを言ってる訳じゃない。

 別の仕事で得た名声で当選しようがそんな人は他にいくらでもいるし、
北朝鮮が大好きだと公言するのも自由。正直でいいじゃない。

 どんな思想も意見も発信されるべきだ。
そして相当的外れなものでも、民主主義国家のしかるべき場所で出された質問に対しては、
国政を預かる与党の代表者や担当大臣に
答える義務(流行言葉で説明責任?)があるのも明白だろう。

 ただ…。

 聞いてるとどうもこの方、まるで日本語が喋れないねぇ。
文法はデタラメ、前後の脈絡が無いので何を言いたい(聞きたい)のかさっぱり理解出来ない。
もちろん言葉の不自由な人は意見を持つなと言ってるんじゃありません。
いや、そういう人の意見こそいろんな方法を尽くしてすくいあげるべきかも。

 しかし国会には会期がある。
違う意見を持ち寄った代表同士が議論を尽くし、最後に多数決をとる仕組みだ。
興奮してどんどん早口になり、自分の意見をしっかり伝達出来なくなるような方は、
少なくとも代表には不向きだと思うんだが。

 問題は山積なんだし、まとめた意見を別の代表に届けさせた方が
スムーズなんじゃないのかなぁ。
歌とキャッチフレーズ作りが上手いのは国会議員の資質だろうか。

 自分と違う意見に対して、ルールを無視して野次り倒し発言の邪魔する、
なんてのは議員以前に論外。

 中学校の生徒会だってそんなことしないよ。

by livehouse-uhu | 2009-04-08 17:32 | Comments(0)  

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