勇敢なる桜達よ

 ボスの部屋は時事ネタの他にスポーツネタもなるべく避けていて、
ましてその両方にかかっている話題は今まで取り上げた事がない(はず)。
 たいして洞察力も文章力もないから、多くの人が取り上げる話題は避けたい気持ちと、
スポーツについては書き出すとのめりこんでしまって困るから。
 しかし今回はもう辛抱たまらん!ラグビーワールドカップ、日本対フィジー戦を観ましたか。
後半15分過ぎからはもう涙が止まらず、TVの前で座布団に突っ伏しながら観たよ。

 運動能力ではるかに上回る相手に魂のタックルを浴びせ、
2人のスクラムハーフを次々に怪我で失いながら戦い続けたブレイブブロッサム。
どんなにいい試合をしても負けたらやっぱりしょうがないという気持ちになる事が多かったけど、
本当に心から勝ち負けに関係なく「いいものを観た」と思った。

 総立ちで日本コールのフランスの観客、ノーサイドの後グランドに倒れ込む
両チームの選手。勝ったフィジーチームが完全に力尽きてた。

 サッカーの試合で、痛くもなく怪我もしてないのに倒れて動かない選手は何%いるんだろう。
誤解しないでね、僕は全てのサッカーとサッカー選手を揶揄しているわけじゃない。

 野球の試合で相手チームの選手の私生活までやじった人はどれくらいいるんだろう。
誤解しないでね、僕は野球がつまらないなんて言ってない。

 芝の上をライオン達が駆け回る。別に少数派が偉いわけじゃないけれど、
今まで全くラグビーを知らなかった人がいたら、ぜひ1度TVでも何でも観て欲しい。
いかに今日本でメジャーなスポーツがひ弱かわかるから。

 次回、釜石シーウエイブスが日本選手権に帰ってくる日に続きます。
ホントかよ?!
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# by livehouse-uhu | 2007-09-15 20:23 | Comments(0)  

究極のギャグ

 「オレ、小さい頃たいふういっかってやっぱりお父さんが強いのかと思ってたよ」
「はは、一過と一家を間違えたのね」

 これが作り話だというのは、「台風一過さわやかな青空が広がっています」とは使っても
「台風一過がやってきました」とは使わないことでわかる。
ウケようとしてつまんねぇこと言うんじゃねぇ!

 宮沢賢治の「詩は裸身にて理論の至り得ぬ境を探り来る そのこと決死のわざなり
イデオロギーの下に詩をなすは 直感粗雑の理論に屈したるなり」
という言葉の「決死のわざなり」だけを覚えて、ずっとギャグにしていた。
跳び箱飛んでも、職員室の先生の机にイタズラ書きしても、橋の欄干を渡っても、
「決死のわざなり・・・。」誰も笑ってくれなかった。

 高校の文化祭で、あるクラスが「パンチでデート」をやった。
司会は秀才で有名な生徒会長で、もう一人の委員長タイプの女の子と
必死に出場者をいじってギャグを飛ばしていた。面白くない。全く面白くない。
本当に面白くない。「もし僕だったら断りますね」「さぁ勝ち目のない勝負に出た!」
いちいち面白くない。だが観客はそこそこ笑っている。
横にいた陸上部の先輩がつぶやいた。「目指す笑いが違う・・・。」

 いがらしみきお氏が、ある日仙台で交差点の信号を待ってたら、
ゴミ袋が風に飛ばされて横断歩道を渡って行ったらしい。
たくさんの人間が止まって待っている赤信号の交差点を黒いビニールが「ダダダダ~」って。
いがらし氏は腹を抱えて笑ったそうだ。
「ふとまわりを見たら、笑ってるのオレだけなんだよ。たった一人。他の誰もこの出来事が
面白くなかったんだ。がっかりだ。」

 世界中の戦う人が武器を捨てて涙を流す歌。
何もかも無くした一人ぼっちの人が勇気を取り戻す絵。
そんなものは無い。究極の詩も究極の映画も無い。
永久機関も錬金術も無いように。
究極のギャグは・・・もちろんない。
この平成も19年の今日、どうやってこれで笑えというんだ!!
ってな感じのひどいギャグはあふれてるけど。なぜか音楽よりは腹が立たない。
オレは、若干音楽よりギャグに自信がないってことだな。違うか。

 最近1番笑ったヤツ。ある人がデスノートを拾ったらしい。
「え、デスノート?漫画読んだ誰かが作ったのか?まさか本物・・・」
中を開いたらこう書いてあった。
「このノートに名前を書かれた者は、死ね。」・・・願望かよ!! 

 小学校の頃、1番流行ったオリジナルギャグは、腰に手を当ててアゴ突き出しながら
「あの~、すいません、こんなかおにみおぼえはありませんか?」というヤツだった。
ほぼ6年間これだけで笑ってた気がする。いったい何がおかしかったんだろ。 
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# by livehouse-uhu | 2007-09-07 14:08 | Comments(0)  

夜はしわくちゃの翼を広げ

 原子爆弾を、落としたんだぜ。
漫画でも映画でもなく、本当に。蝉の声や豆腐屋のラッパの響く普通の町にさ。
戦争の意味や意義やすべての理由付けを考えるまでもなく、
今の原水爆禁止運動に対する意見がどうであれ、僕はアメリカを許さない。
1人の日本人として、決して忘れない。よくも、よくもやりやがったなてめぇら。
だけど、それはフォスターやガーシュインやBBキングや、
アメリカの産み出した音楽の素晴らしさとは関係がない。関係ないんだよ。

 人種差別というおろかな政策をつい最近まで続けていたとしても、
南アフリカスプリングボクスラグビーチームのプレイは素晴らしい。
だってそれとこれとは関係ないんだもん。

 死んだ人の功績をことさらに讃えてどうしようって言うのかな。
生きている時に比べてその仕事は輝きを増したのかしら。本人死んじゃったのに?

 どんな悲惨な事故だったとしても、その遺族が書いた詩に価値があるかどうかは
その詩の内容以外に基準はない。作者が号泣していようが何年経ってもまだつらかろうが
その詩がくだらないこととは関係がないよね。関係ないってば。

 有名な作家の息子だろうが障害者だろうが、その人の作る曲の評価とは何の関係もない。
関係ないでしょう?ダメなものはダメだと思う。

 アメリカの友よ、時々僕は君にケンカを売る。腹が減るけどな。むかつくからしょうがない。
でも君が作った音楽が素晴らしければ涙を流す。
それは過去とも国家とも関係ないから。関係ないんだ。

 愛しき音楽家よ、彼の国に伝えておくれ。日本人が作った日本の音楽の心を。
いつか一緒に唄う日の為に。

 今夜はバドワイザー飲んでシャウト。青森の友が作った魂の歌を僕は唄う。
「なかなかやってこないせかいのよあけ かがやくたいよういつになったらこのそらに」
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# by livehouse-uhu | 2007-08-12 23:14 | Comments(0)  

バカルディありったけ持って来い

 意地を張らないといけない時がある。
結局最後に意見を分けるのは、命より大事なものがあるかどうか。
そりゃ命は惜しい。永遠に生きる者はいないのに、誰もが死を恐れる。
いざと言う時に実際死を賭して戦えるか聞いているんじゃない。
何もない平和な今、ホントに心から「それにしたって命より大事なものなんかないよ」って
思っているかどうかを聞きたいんだ。

 よくあるバンドを始めたきっかけ。「モテたかった。」「有名になりたくて。」
全然悪くないよ。むしろそれ以外の理由のほうが胡散臭かったりして。
 そして道の途中、どこかで出会ったよね。
もし自分にこんな音楽が作れたら、もう何もかも捨てていいと思える程の宝物に。

 僕らは今手を伸ばすだけで 何一つ届かぬものはなく              
 だけど本当の愛を探して ビルの谷間を彷徨っている 
 笑いたい奴は笑えばいいさ 兵隊さんに花束を                 
 笑いたい奴は笑えばいいさ 今僕らの生きているこの街が はっぴぃえんどに見えるかい

 思い出して。自分は金の為に音楽をやってるんじゃないと気付いた日のことを。
だって矛盾してるじゃないか。考えるまでもなくサラリーマンのほうが楽だって。
 忘れないで。自分があの歌に泣いた時のように、
自分の歌で泣いてくれる人に出会った時の感激を。

 歌を聴いてもらうために色んな工夫をする事はいい事かも。
どうか君の声がその工夫に隠れてしまわないように。
どうか工夫をしているうちに「しめしめ」と思わないように。
俺たちはノルマを課せられて歌を切り売りしているわけじゃない。

 昨日、知らず知らずのうちにサンホセへの道を口ずさんでいた。驚いたね。
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# by livehouse-uhu | 2007-08-10 23:42 | Comments(0)  

やりばに困る拳もて

 君は誰を打つか 友をか 己をか 罪の無い傍らの柱をか (石川啄木)

 「誰かのことを知りたければその人が何に怒っているかを知れ」とは、
ハンター×ハンターのミトさんの言葉だったかしら。
どうでもいいことでイライラしたり、人を責めている人間(自分)は本当に小さく見えるし、
大事なことに怒らない人間には誇りが感じられない。

 ある人にとってはどうでもいいことが、ある人は決して譲れなかったりするからややこしい。
事の大小や価値ではないという点で、何に怒るかは何を大切にするかと同じ。
だからこそ無闇に振り回したくはないし、
街中で携帯電話に怒鳴っている人はバカの親玉に見える。

 ボスの秘密部屋は(あまり、もしくは出来るだけ)時事ネタを扱わないようにしてて、
近頃の社会保険庁のテイタラクなんかも全然取り上げるつもりは無かったんですが。
先日、社員の健康保険の加入の為に社会保険事務所に行きました。
さすがにこれだけ非難されてる最中なのでおおむね対応はよく、
こちらの書類にも不備があったりするので頭を下げて事務処理を頼んでたら、
何度目かの訪問の時、若い女性職員に「シンテキの関係ですか?」と聞かれたんだ。
「シンテキ?」「はい、シンテキです?」「いや、シンテキってよくわからないんですが」
「シ・ン・テ・キ、新規適用のことですけど」

 ・・・はい皆さん、ワタクシにとってのポイントは「ですけど」だ。
あんまりだべ。役所でも民間でも自分達しかわからない略語や専門用語を
得意になって使う人はいる。「あ~あ、かわいそうに」とは思うものの、
別にそれほど腹は立たない。
 あと絶対普通の人は知らないような話を、
「ま、皆さんご存知の通り」とか「ここから先はご承知だと思いますが」とか言う人ね。
相手にしたくないからスルーするけど。

 しかし!最後の「ですけど」はオレは許さんぞ。
「当然でしょ?」「新規適用以外に何があるの?」「こんなことも知らないの?」
と言っているのと同じだ!当然なのはお前の事務所内だけだよ!
シンテキ?新人の作ったステーキかも知れねぇだろ!
新橋のテキーラ専門ショットバーかも知れないしな。
シンディローパーの敵対国攻撃シミュレーションだったらどうする?!
オレはシンテキが何の略かわからなくても、相対性理論から恐竜絶滅の理由まで
全部はっきり完全に理解してんだよ!教えてやらないけど。いや、ウソだけど。

 やだなぁ、ちっちゃいオレ。そんないやなオレを確認させた、
たったひとつの言葉を、オレは憎んでる。涙が出そうなほど。
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# by livehouse-uhu | 2007-07-25 13:21 | Comments(0)  

此処から出て行きなさい、アホウ!

 後悔はとても短いタチでね。
まぁ、それがゆえ次に活かせず何度も繰り返すわけであるが。
ひきずったあげくに学ばない奴よりは少しだけましであろう。
拙者、何故武士口調なのか。

 小学生の頃、近所の駄菓子屋で1等がまだ出ていないくじが残り2本あってさ。
持ってたお金は10円、さんざん迷って左を引いたらハズレだった。
右にしとけばよかったなぁ。

 初めてオベーションのギターを買ったのは大学生の時。
当時としては一世一代の買い物だったのに、衝動買いしちゃって。
いや、そいつと一緒にたくさんライブやったし、いい音する可愛いヤツだったよ。
でも、なんであの時ピックアップが付いてないモデルにしたかなぁ。

 あ~、花園目指して黒沢尻工業と戦った時、
キックオフ直後のNo8ヒロアキの突進にどうして付いて行けなかったのかなぁ。
どう考えてもスピードはオレが上だったし、サインもわかってたのに。
あそこで先制してれば試合の流れは全然違ったのに。

 御前崎で魚釣りした時、すごいでっかいのがかかってさ。
一緒に行ってた友達が車にタモ取りに走ったんだ。
我慢して待ってればいいのに、急がないとハリがハズレそうで、
ギリギリとリールを巻いたら糸が切れちゃった。どうしてそうあせるかなぁ。

 もうとにかく、こんなとこ早く抜け出そうと思ったんだ。
サボってばかりで黙っててもクビだったんだけどね。
バンドがやりたかったとか、自分が考えてたラグビーじゃなかった(どんなんだ)とか
いろいろ理由つけてみるけど、ホントはキリスト教学がいやだったのかも。
大学退学時にご迷惑をお掛けした各方面の皆様方、申し訳ありません。
でもこれはあんまり後悔してないや。

 げ、今思い出した!あの最後に残った1本のクジ、ホントに1等だったんだろうな!?
駄菓子屋のおばちゃん、あの後すぐに「はい終わり~」ってしまっちゃったような記憶が・・・。
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# by livehouse-uhu | 2007-07-16 20:06 | Comments(0)  

たどりついたら

 いつつながるかわからない連絡を待つのはツライ・・・。相対性理論。違う。
やぁみんな、(いやさお富!)ひさしぶりだ~なぁ~。やっと一人でパソコンの前に座れたぜ。
今頃UHUでは笛と和太鼓が鳴り響いてるはず。早く戻って聴きたいんだけど。

 昼の仕事場の窓から江川町交差点が見える。
たくさんの車のヘッドライト。みんな何をしに何処へ行くんだろう。
真夜中に家の前の土手を走るバイクの音を布団の中で聞くと、
誰の元へ急いでるんだろうって考える。
風に飛ばされた千切れ雲が、まるで行き先を知っているようだ、
と書いたのはルナールだったかしら。

 高校の頃、夜中に窓から部屋を抜け出してあちこちさまよう癖が付いたことがある。
(おいおい、まさか故郷の父母、こんなブログ見てないよな?)
(おいおい、高校の同級生、いまさらこんなブログ見て騒がないよな?)
(おいおい、別れたけどずっと僕のことを思ってる女の子、いまさらこんなブログ見て・・・
あ~、うるせぇ!じゃぁ書くな!!いや、書く。)
すぐ近くにあったロザリとっち~の家。ちょっと離れたクドケンち。坂の上のMちゃんの窓。
ブレッドを聴いたり、曲を作ったり、ラーメン食べたり、初体験したりした。
(ぐえ、またさらっと流したな~。)
そうそう、文化祭の後バンドのみんなが、
トッドラングレンの「瞳の中の愛」を口笛で吹きながら迎えに来たっけ。

 闇に包まれた街を、将来も恋愛の行方もわからない僕は歩いた。
踏切を越え、猫とすれ違い、コーヒー牛乳飲みながら歩いた。
濃い森の匂い。まばらなタクシーのクラクション。
怖さと胸騒ぎ。 行き先は、必然性が無く、そして明確だった。

 さぁ、UHUに戻ろう。もうライブは終わってしまったかもしれないけど。
賑やかで明るい夜の街。不思議なことに必然の行き先はぼんやりと不明確。
星が見えないせいばかりじゃ、ないかもね。
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# by livehouse-uhu | 2007-06-22 22:31 | Comments(0)  

火を見るよりも!?

 火って明らかかなぁ?
刻一刻と姿を変えて、形は定まらず、時には隠れ、消えたと思うとまたくすぶり、
全然明らかじゃないと思わない?
そもそも誰かが「火を見るよりも明らかだ」って言う時は、
だいたいあまり衆目一致してないことが多い気がする。
特にでかい声で怒鳴るように言う時。
「このプロジェクトの成功は火を見るより明らかじゃないか!えぇ!
私はだね、過去の経験から・・・」
(・・・そう思ってんのはこの会議室の中で部長だけなんじゃないかなぁ・・・)


 みんなの意見が同じじゃないのは健全な証拠で、
世論調査の結果95%が賛成、なんてのはどこかの独裁国家みたいで気持ち悪い。
なるほど、もしやその辺を深く考えてあえて例えを火にしたのかしら?まさかね。

 はっきりしていることって、そう多くは無い。
石は硬いのか?山は動かないのか?海は広くて大きいのか?
柿の種とおにぎりの交換はどっちが得なのか~!?

 とりあえず「社長、絶対儲かります!今とうもろこしが・・・」
という電話はすぐ切ろう。だからかけてこないでね。

 前回のバイクネタは評判イマイチでした。おやなんとこの男、世評を気にしていたとは!
第1回に書いた通り、そうそう(ほとんど?)気の利いたことなんか書けないのは、
大文字焼きを見るよりも明らかだな。
いやまてよ、果たしてあの山肌の文字は本当に火?もういいって。
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# by livehouse-uhu | 2007-05-10 13:58 | Comments(0)  

そこには風が眠っている

 初めて自分のものになったバイクはホンダCB50。
仙台のアパートで一緒だった先輩が、T北大を卒業する時に置き土産にしてくれた。

 どこまでも行ける。好きな時に、好きなところへ。
僕がバイクに感じた魅力は、速さよりも距離への憧れだったんだ。

 夏の朝、猪苗代湖に行った。青森へは2日かかった。
山形でさくらんぼ食べた。誰も居ない真夜中の自動販売コーナーで、カップめんを食べた。
気仙沼の駅で寝た。楽しかった。

 それから今までに乗ったバイクはカワサキZ、スズキGT、ヤマハRZ、フェーザー、
ホンダCBR、他にもいろいろあるけど、
なかでも最高だったのは2ストオフロードのKMX125だなぁ。

 2ストロークは排気ガス規制で無くなりつつある。
クルマやバイクは全部ダメ、じゃ無くて、た・く・さ・ん排気ガスを出すのはダメなんだって。
面白いね。誰が基準を決めるんだろう。42まではOK、42.23はちょっと・・・なんてさ。

 蔵王エコーラインで2度転んだ。菅生サーキットで1度転んだ。
松島パノラマラインでも転んだ。全部100km以上だった。
なんの不自由もなく、深く考えもせず、そして軽々しく死を身近に感じた日々。
でも生き残った。偶然。何の意味もなく。
もう一度バイクに乗る日は来るかしら。遊び気分で昔よりは少し持ってる金に任せて。

 父は2度と何が有っても戦争には行きたくないそうだ。
こんなに平和な世の中で、こんなバカな息子でさえ何とかやってます。
偶然なのか、誰かのおかげなのか。
ガレージの中には錆付いた風。迎えが来るのをじっと待ってる。
どこもかしこも規制されてる。CCライダー、このエンジンあっためて。
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# by livehouse-uhu | 2007-05-01 22:58 | Comments(0)  

遅くはない?!

 謝りたい事がある。たくさんある。あの時は笑った、という思い出の10倍ある。
今となっては誰にどうやって謝ったらいいのかわからないのもある。

 初めて自転車旅行したのは中学1年の時。友達と3人で向かったのは、
水海(湖じゃないよ、釜石にあるレッキとした海の名前)と言う所。
帰り道、半分寝て自転車をこいでいた僕は、路側に駐車してた車の後部に追突した。
割れて散らばるテールランプ、擦りむいて血が出た肘。
ハンドルの曲がった自転車を起こすと、僕は逃げた。痛いのを我慢して。
車の部品はきっとすごく高いものだと思ったんだ。

 山で見つけた蜂の巣は見たこともないほど大きかった。
居合わせたのは10人程、一番根性のあるTが棒で叩く事になった。
僕の自転車の後ろにTを後ろ向きに乗せ、みんなもそれぞれの自転車で逃げる。
下りだし、自転車なら何とか逃げ切れるだろう。
「せ~の」でTが蜂の巣をひっぱたいた。僕は全力でペダルを踏み、ダッシュした。
軽い。加速もいい。「よっしゃOK」と思った僕の後ろからTの声がした。
「お~い、シンヤ、落ぢだ、落ぢだ、シンヤ~、待ってけろ~」
「T~、だいじょぶが~、乗ってんな~、逃げっつぉ~、ちゃんと乗ってんな~?」
叫びながら僕は1度も後ろを振り返らなかった。

 「しかしやっぱりうどんは関西やで。こっちのうどんはつゆ真っ黒やし、
かろうて食われへんわ。」
Uは生れが四国、育ちは大阪で、2浪して仙台の国立大に来ていた。
バスの中で後ろにいた2人組が「俺、関西弁大嫌いだぜ」と話しているのを聞き、
「おう、お前ら!」とすごんで振り返ったら、応援団風のごつい連中だったので
「君たちはどうして関西弁の悪口を言うんだい?それはよくないな」
と丁寧に標準語で意見を述べた男だ。
年上だったが、アパートのみんなは彼をおもちゃにしていて、
僕は先頭に立っていじめた。「てめ、いやなら食うな、さっさと関西へ帰れ!納豆食わすぞ!」
15年後、僕はサラリーマンになって梅田に勤務する事になり、
駅前ビル地下の「だいつる」で野菜天うどんを食った。
けつねも食った。もちうどんも食った。時にはおにぎりもつけて食った。
「ウチのうどんが旨い訳」と言うとんでもない自信あふれる看板。
安くて旨くて、だしの効いたつゆは黄金色に透き通っていた。
U、あの時はほんとに悪かったなぁ。うどんは、うどんは関西だよ。

 まだ全然謝り足りない気がする。
小学校の時、旅行の積立金が盗まれて、担任のG先生がクラスの全員に目をつぶらせて
「決して悪いようにはしません。先生にだけ正直に手を上げなさい・・・」
あ、これは僕じゃないや。しかしG先生、犯人をどう悪いようにしなかったのかな~。 
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# by livehouse-uhu | 2007-04-18 12:01 | Comments(0)  

まっすぐな線を引いてごらん

 と、唄ったのは中島みゆきさん。
ペンを持って、まっすぐな線を、ずっと引く。想像するまでも無く出来ないこと。
そう人は、ただ1本のまっすぐな線を引くことが出来ない存在。

 「まっすぐの定義とははたして誤差が何%まで・・・」とか言い出すのはやめろよ!
話が進まないじゃないか。SF小説の瞬間移動の場面で、
「テレポートした先に物体が無くても厳密には空気の分子があったら大爆発のはず」
とか考える性質の人はもう読まなくて良し、帰ってくれ。

 まっすぐな線を引けない人間が考えることは2種類で、
(1)定規やドラフター、その他工夫と努力で少しでもまっすぐな線に近付こうとする。
(2)まっすぐな線は偉いのか?まっすぐな線を引かなくてもいいじゃないか。
  まっすぐじゃない線の方が僕は好きだ。まっすぐな線と戦おう・・・。

 僕は比較的まっすぐが好きです。
昼の仕事机なんかさ、メモ用紙が電話の縁とゆがんでるとちょっとイヤ。
でも、だからこそふわふわ不思議な線を描く人の魅力にも憧れる。
「あぁ、所詮僕なんかつまらない勤め人、この人は本当の芸術家なんだなぁ」なんてね。
いずれにしろ僕にはまっすぐな線も引けず、自由な線も描けない。

 この想いをまっすぐに。へぇ、まっすぐな想いか。どんなんだろう。
目的に向かってまっすぐに。う~ん、脇目も振らず信じる道を行くのね。
そりゃまぁ大事かもなぁ。

 そして僕はまっすぐに歩いてきたはずの砂浜を振り返る。
酔っ払ってんのかな、千鳥足だ。頼むぜ波、恥かしいから消しといてくれ。
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# by livehouse-uhu | 2007-04-17 11:08 | Comments(0)  

真実と記憶の狭間で

 かつて新日本プロレスの実況にフルタチイチロウという天才がいた。
F1中継の「犬も歩けばチェザリスにあたる~!」を最後の名言に、
何故かニュー○ステーションなんかに出てしまった為に、
今では「ダメダメアナウンサー」の代表みたいにいわれてる。
トークショーなんか、聴いてるのが辛いほど。
だからといって彼の輝ける過去が消えてしまうわけじゃない。

 アンドレ・ザ・ジャイアントがマスクを被って登場した時、彼は叫んだ。
「一体この巨大なマスクマンは何者なんだぁ~!?」

 いや・・・誰なんだって・・・。見たらわかるだろ!?
「一人といっては大きすぎる、二人といっては理屈に合わない~!」
「まさに動く人間山脈~!」と形容したその人が、
「謎の巨大マスクマン、正体は誰なんでしょう!?」って。

 その時僕は確かに思ったよ。「バッカじゃねえの、ひとめでアンドレってわかるじゃん!?」
その事を笑い話にしてみんなに話したりもした。

 でも。でもね。そこにいたのは、マスクを被った巨大なレスラーだったんだ。
こんな人間がアンドレ以外にいるわけはない。
それは僕の(日本中の多くの人の)思い込みで、そう決め付けて僕は笑った。
結果、その巨大なマスクマンはアンドレだったけれど。

 フルタチイチロウはその時、目の前にある事実を伝えたんだ。
見えないものはわからない。見えないものを誰が伝えられるだろう。
とにかく世界はとめどもなく広い。僕が何を知ってるというんだろう。
自惚れ、推測、勘違い、そんなもの自分には決して無いといえる人を僕は信じない。
ほんの一冊か二冊の本を読んで「日本人は」「戦争は」「従軍慰安婦は」
どうして全部わかるのかな。どうして非難できるのかなぁ。

 さて、明日からまたライブが続きます。
みんな心のままに唄っておくれ。思想や利益に惑わされず。
うたは、ただのうたで、うたでしかない。あくまで、僕はだけど、そう思う。僕はね。
それも、ただの思い込みさ。
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# by livehouse-uhu | 2007-03-28 22:11 | Comments(0)  

イリュージョン

 確実に涙もろくはなってるんだよね。
それなのに感性は鈍くなった気がする。
単に涙腺に作用するレベルが下がっただけって言うか、早くなっただけって言うか。

 「胸が締め付けられる」って、ホントに地面を転げ回るほど苦しかった。
本を読んで感動した時は、マジで膝が震えたり呼吸が荒くなったりしたよね。

 経験がある程度自分の心の動きを予想するようになったのかな。
それは怒りや笑いも一緒。だんだんと枯れてゆく樹の様だ。

 うひ~、完全に年寄りみたいな文章だな、これ。な~んて、でも心配ないの。
たぶん何日か後には全く正反対の事を平気で書いてるからさ。
実はここ何日か、昔好きだったミュージシャンのアルバムを立て続けに見つけて、
バタバタと買い込んだらどれもこれも「あり、こんな曲だったっけ?」って感じだったんだ。

 特に歌詞が好きだった日本の曲の場合は、今まであまりそういうことが無かったので、
「これは自分のほうが変わってしまったのか!?」と落ち込んだわけです。
さて、ここで具体的に曲名をあげるべきでしょうか?
そして誰かに「あぁ、それは昔その曲をいいと思ってたボスがおかしい」
とでもいってもらったらスッキリするのかしら。
幼い頃に見た景色、無くしたナイフ、みんなその日その手の中でだけ輝いた
一瞬のイリュージョンなのかもしれないね。

 おお、ちゃんときれいにオチがついたぞ!
この前、久しぶりにフレンチドック食べたら、もそもそしてまずかった。
記憶の中の釜石港祭りも、ぼんやりと幻のようなイリュージョン。
ポケットの中の百円札と、虎舞の鐘や太鼓の音。
ひゃ、ひゃくえんさつぅ?年寄りみたいじゃなくてマジ年寄りじゃん。
いやぁ「12月の雨の日」はいまだに最高~。
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# by livehouse-uhu | 2007-03-21 21:22 | Comments(0)  

俺の血は自分の血

ありぃ~、今日のUHUはピンクフロイドが流れてる。
いや、文句言ってるんじゃなく、心地よすぎて寝てしまいそう。
もちろん今日も酔ってます。

ねぇねぇ、最近犬に服着せてる人多くない?
昔はホントにごくごく一部のキ○ガイだけだったんだけど、
いまやもしかしてそっちが多数派かも?挙句の果てには、
「とにかくカットは自分でやらないと、彼女(犬)の気に入らなかったら困るから~」だと。
「純血種以外の犬には子供産ませちゃいけないのね。雑種が増えるでしょ?」だと。
一生言ってろ。お前は神か!?

人の気持ちがわかる人間になりたい、なんて自惚れたヤツにあきれているうちに、
犬の気持ちがわかる人間まで現れたよ。もう一回言う、お前は神か!!

勘弁して下さい。ただ自分の気持ちを周りに押し付けて、
理解されないと、突然、時代や為政者のせいにする点で、
あなたは池田小に押し入った(?)T間と同じです。

阪神大震災の直後、神戸ル○ナリエとかに無駄な電気使ってたヤツ、
会社名の入った旗を立てて「ボランティアで~す」と叫んでた連中、あんたたちは、
仮設住宅に入ってた人が一人もいなくなるまで犬なんか飼わなかったんだろうな。

俺は犬が大好きだ。
特にブッキーって名前の犬。片方の耳が折れてて、コンテストじゃ絶対勝てない。
でもそんな事は関係ない最高の子。
それから、小さい頃に死んだエルって名前の犬。
シェルパ斉藤さんと旅したニホ。カヌーイスト野田さんのガク。
確かに犬は作られた動物かもしれないけど、だからといって人間の所有物じゃない。
勝手に、自由に、風の中を走る事ができる。権利って言葉は好きじゃない。

今夜のUHUはY口さん、マサP、ジャパモンのTさん、なかなか楽しく賑やかです。
それではビールをもう1杯。勝手に、自由に、風の中を。
たとえ飢えても、のたれ死んでも、ね。
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# by livehouse-uhu | 2007-03-14 22:35 | Comments(0)  

ひねもすのたりのたり

うぅ、ついに酔っぱらって更新する日が来てしまった。
なんと、今までシラフで書いてたのか、これ!?
というわけで、今日はF君と店長、ワタクシで飲み飲みのUHUです。

しかしさぁ、くだらねぇ歌が多すぎない?
ラブソングを全部否定するつもりはないけれど、
「君を守り続ける」とか、「こんな気持ち初めて」とか「言えない気持ちを歌にして」とか、
もうたくさんだ。使い古されている以前に、そんなことは対象の相手に言ってろって。
歌にしなくていいよ。愛する人にさえ言えない言葉を、
なんで不特定多数に聞かせられるんだ!
悪いけどそんなものわざわざ金払って聴きたくない。

歌以外の余計な説明が多過ぎる唄い手もいるねぇ。
小さい頃病気だったとか、どこかの開発途上国に寄付してるとか、
知ったことじゃないっつうの。宣伝するなよ。
「みんな私みたいに頑張れば必ず病気に勝てるよ!」「僕の歌で勇気出して!」だって。
想像力が貧困すぎる・・・。必死で病気と戦ったけど倒れてしまった人は、負け犬なのか!?
たまたまあなたはなんとかなっただけだろ!?
愛する人の命に法外な値段がついた人の気持ちを考えたことがある!?

いくらなんでもひどい音楽が町中に流れてる。
それを世間が求めてるならしかたが無いのかも。
日本語がめちゃくちゃでもパクリでも、それをとめる術はない。
みんな、ミュー○ックステーションとかミュージックフェ○とか観て、聴いて、どう思う?
おれには音楽を好きな人たちがまじめに作っているとはとても思えない。
適当なシチュエーションから書き起こした文法間違いだらけの歌詞に、
海外の曲のちょっといいとこをひねって乗せてダンサーつけて「格好いいでしょう?」
お・れ・は・まっぴらだ。バカと言われてもいい。金にならなくてもいいよ。
あくまで「お・れ・は」だけどね。安い魂なら金で売ればいいさ。
心を込めて一生懸命唄いたい君を、UHUは待ってる。

あははは、それでも曲名やミュージシャンの固有名詞を出さないあたり、
やっぱりまだまだしょぼいな。気遣いというより根性なし。
それなりに今日は本音を吐いたつもりなんだけどね。

あ、ところでわたくし、結構大きなボウリング大会で優勝しました。
6ゲーム1290点、アベレージ215点。
え゛!?それこそだれも聞きたくない!?こりゃまった失礼いたしました。
歌にはしてないから許して~。
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# by livehouse-uhu | 2007-03-07 22:14 | Comments(0)