風のニルチッイは待っている

 漫画家として松本大洋と対極にあるのが河原正敏ではないだろうか。

 作風や立ち位置もそうだが、ネット上の評価の酷さと言ったら。特にボクシングおたくの「修羅の門」に対する悪口雑言は「恨」を感じさせるほどだ。

 いわく「描き込みの浅い絵」いわく「つまらん女との恋愛ざたを格闘に持ち込むな」まぁ言いたいことはわからんでもないが…。

 オレ、好きなんだよなぁ。「修羅の刻」の「雷電」「沖田総司」「雑賀孫一」みんなたまらん。弱ったなぁ、普段の趣味や論調からは嫌いになるはずなんだが。

 人間の気持ちはなかなか理屈どおりにいかないもんだ。

 陸奥圓明流(むつえんめいりゅう)が陸奥(みちのく)に通じ、奥州藤原氏の守護神だから、というのはちとこじつけ過ぎか。オレは陸奥人じゃなくて三陸のダイナマイトだしな。

 え?キャラクター(陸奥雷・むつあずま)が自分の若い頃に似ている!?

 ・・・いいかげんにしないといじわるコメントどころか修羅の刻ファンから石投げられまっせ。

 

 ただのでくのぼうに張り倒されて死んだんじゃ親父がもうない(浮かばれん)わ

 力士になれ!そしてもっと強いヤツに会って・・・殺されろ

 オラが出来ればやりてぇが、無理なことくらいわかる

 だから、誰か強いヤツに仇をうってもらうんじゃ

 幸せにのんきに暮らすなんざ、ゆるさねぇ、ゆるさねぇぞ!

         大石村の関太郎吉(後の雷電)に張り手で殺された力士の息子

 追。雷電の師匠、谷風の像が仙台勾当台公園にあります。よくライブをやりました。
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# by livehouse-uhu | 2009-06-10 20:19 | Comments(6)  

はっきりと

 少数派だということを自覚すると便利なこともある。例えば。

 第何回なんとか賞の作品を読まなくても良い。

 ベスト10に入っているような曲はまず聴く必要が無い。

 そして前評判の散々な映画を選んで観に行けば大体当たり。

 初めから評価もク〇も無いようなクズ映画は別だよ。
さすがにそれはタイトルとかキャストでわかるでしょ。

 SF映画は、SFファンが貶しているのを選ぶとほぼ楽しめる。
「禁断の惑星」とか「DUNE」とか「ファイナル・カウントダウン」とか。

 どうも「SF本読み」達は、頭の中に自分なりの映像を浮かべちゃうから、
善し悪し以前になかなか素直になれないんだろうね。
ずっと読んでたコミックがアニメになった時、声優に感じる違和感と同じかも。

 その点あまり大仕掛けの無いアイディアとストーリーメインのSFは、
画像イメージの差は少ない。主人公が女の子の場合を除いて。

 でも、「時をかける少女」は原田知世の為にあるような原作だったな。

 すみません、今ウソつきました。オレ、映画の方を先に観たっす…。
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# by livehouse-uhu | 2009-06-09 15:46 | Comments(4)  

自分さえ良ければ

 「101回目のプロポーズ」というTVドラマは、
時折紹介されるその有名なシーンだけを知っている。

 トラックの前に飛び出して…というヤツね。

 以前それについて書こうかと思いメモしていたが、あまりにくだらなくて忘れていた。

 ところが最近「全日本ブライダル協会」(わはは、新しいプロレス団体かと思った)の
アンケートで「印象に残った告白」(バカバカしい)の一位になったんだそうだ。

 あのさぁ、フツーに考えて、たかが惚れた張ったで喚きたてる男なんざ魅力的か?
それでもまぁ、自分達だけで勝手にやっててくれれば文句は無い。
何の関係も無い周りの人を巻き込まないで欲しい。

 もし轢かれてたら、トラックの運ちゃんがどれだけ迷惑したと思う?
たとえ相手が突然飛び出したからといっても、運転手に一切責任無しとはいかない。
家族もあって一生懸命働いている人だったらどうするの?
あんた達のほとんど痴話と区別がつかない「プロポーズ」の小道具のために、
赤の他人の一生を台無しにしても知ったこっちゃ無いってか。

 そういう連中が結婚して子供産むと「ウチの子は決してウソは言いません!」
なんて学校に怒鳴り込むようなクズ親になるんだろうなぁ。

 おまけ。

 ドラマ内で武田鉄矢が、フラれた腹いせだかなんだかで「司法試験」に挑み、
「司法書士」の参考書を見て勉強している写真が昔「VOW」に載ってた。
その本じゃ弁護士にはなれないだろ、っていうマトモなツッコミはともかく、
本人含めた役者もスタッフも小道具も誰一人「そりゃ違う」って気付かなかった訳だ。
ある意味楽しい撮影現場で、ドラマも通して観たら実は面白いのかもね。

 おまけのおまけ。

 誰か観たことある人に、
どんなドラマだったかちょっと訊いてみようと思い友人に電話したら、
「おう、あれだろ、浅野温子が路上で武田鉄矢に『タツロー、セックスしよ』って…」

 違うっつうの!
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# by livehouse-uhu | 2009-06-08 16:17 | Comments(4)  

霞む空が重くのしかかる

 死骨崎で素潜りで獲ったアワビを11個食い、死にそうになったのは小学校4年の時だ。
激しい下痢、発熱、腹痛。何でも食えるオレが、
20代も後半になるまでアワビだけはダメになった程。

 死骨崎だよ。なんちゅう地名だ。いやいや本当にあるの。釜石市唐丹町死骨崎。
伝説によれば退治された鬼の死体が流れ着いた場所だそうです。人間じゃないのね。

 山というより崖がそのまま海に落ち込んだような典型的リアス式海岸。
岩と岩の間のほんの数メートルの入江が、底の見えない深さ。
藍色どころか黒に近いアビスの入り口を覗くと、
ゆらゆら揺れる海藻の間に白い骨が見える気がした。

 小学校4年でそんなところを何メートルも潜ってたんだからなぁ。
潜ってから潮に流され、浮き上がった時には陸が霞んでいたことがある(!?)。
ちなみに25mプールは潜水のままノーブレスで折り返し出来ました。

 ずっと後になって親父が、「あの時は単なる食あたりじゃなく赤痢だったんだ」
と言い出したんだが、これはめちゃ眉唾もの。

 「赤痢」は法定伝染病で、感染を確認した医師は保健所への報告義務がある。
小さい頃から診て貰っていた「堀内先生」という医者がそれを隠した、というのだ。
何のためにそんなこと(隠蔽)をしたのか意味がわからないし。

 その「堀内先生」も自殺か事故かわからない亡くなり方をして、
今となっては真相は闇の中だ。やや大袈裟だね。

 「こせちぱと、はしじりぺ」。法定伝染病の覚え方だが、惜しいというか残念というか、
ただ頭文字を並べただけで全然語呂合わせになってない。不思議に頭に入るけど。

 カミュの「ペスト」と筒井康隆の「コレラ」を立て続けに読んでこんなん思い出しました。
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# by livehouse-uhu | 2009-06-07 18:00 | Comments(5)  

野の師父とともに

 「お父さん、ごめんね、僕は呼ばれてるような気がするんだ」   ぼのぼの~いがらしみきお

 雨上がりの山道を歩くとたくさんの話し声が聞こえる。
懐かしい人からの手紙がいっぺんに届いたような気持ち。

 いつの頃からか梅雨が嫌いじゃなくなった。

 しかしこの文を書きながらオレ、調理場ではフワ(牛の肺)の血抜きしてんだよなぁ。
人間、罪深いものよ。美味しく煮込んで食しますけど。

 時間が無くて苦しい時もあるのに、1日2回更新すると損したような気分だが、
浮かんだ言葉を「お取り置き」しておくと、翌日には色褪せてて没ることも多い。
瞬間瞬間に気持ちは動いて行くんだなぁ。

 寿司は握って貰ったら1分以内に食べないとダメね。いや、10秒以内だな。

 色褪せない言葉をカバンに入れて旅するアーティスト達、
オレは羨むだけですが、心からの拍手で応援します。とにかく運転に気をつけて。

 本日、近藤智洋with高橋浩司は大阪梅田「ムジカジャポニカ」、
ロザリンドは静岡浜松「MESCALIN DRIVE」です。

 GOODBYE また会える時に歌うよ この季節をすり抜けたなら 静かな世界へ

                                    静かな世界へ~近藤智洋 
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# by livehouse-uhu | 2009-06-06 14:10 | Comments(2)  

キミと出会う日を

 観覧車に一人で暮らしてる 大嫌いな世界を見下ろして
                                          ~the pillows

 高校時代にこの曲を聴いていたら、と思わないでもない。
いかにいつまでも幼稚で、自分では柔軟にいろいろなものを受け入れているつもりでも、
たんぱく質の塊である人間が時間の不可逆性に逆らえる訳も無く、
リアルタイムでこの歌詞を受け止めたBoy’s&Gal’sとは
違った気持ちで僕は聴いているのだろう。

 たとえ同じ空間、同じ時間にそれを分かち合ったとしても。

 その溝は埋められないものでもなく、飛び越せないものでもないが、
無理をして渡らなければいけないものでもない。
向こう岸で手を振る君は輝いているし、僕は君のために今日も唄おう。

 やっかみ半分に僕は思うんだ。とても遅かったかもしれないけれど、
それでも「the pillows」を知らない人生よりはずっと良かったじゃないか。

 それはきっとこれから先も、そちこちで現れて僕を揺さぶってくれる新しい音の道標。

 昨夜は近藤智洋with高橋浩司。
遠く「二人の航海」に連れて行ってくれるような感動のLIVEでした。

 ひけを取らない位素晴らしい演奏をしてくれた共演の3組、
心に語りかけてくれたarch、雨に濡れた髪が色っぽかった丸山研二郎、
そして歌も佇まいも男前のうつみようこさん。みんな、ありがとう。

 ずっと遠いあの時から わかってた気がするよ

 きっと近いこの場所から 船は闇へ消えていくことを

 もうこの場所でお別れを もうこの夜にさよならを

                                        「感触」~近藤智洋
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# by livehouse-uhu | 2009-06-06 13:42 | Comments(4)  

黒い馬体にピンクのメンコ

 ダービー馬「アイネスフウジン」の馬主、小林正明氏が自殺してからもう10年以上経つ。

 そのわずか8年前の栄光の瞬間。馬場の改修まで14年間も破られないレコードタイムとなった「アイネスフウジン」の超絶の逃げ、本当に「誰からともなく」沸き起こった「ナカノ・コール」。数ある「東京優駿」のドラマの中でも極めつけの一幕だった。

 小林氏の本業である自動車部品販売会社は、バブルの崩壊と共に急激に傾いたのだそうだ。その時もし、9億円という大プロジェクトで種牡馬となった「アイネスフウジン」の仔がとてつもない成績を残していたら、あの悲劇的な結末は避けられたのだろうか。まさに言っても仕方のないことだが。

 小林氏は保険に入り、遺書を書き、関連会社の2人の社長と共に自らの命を絶った。記事や資料を読むだけで、その人となりを知る術はないが、会社が倒産する前に必死で財産を隠したり、自分ではなく他人に保険を掛けて殺したりする人間が後を絶たないことを考えれば、経営者としての能力はともかく責任感の強い人だったのだろう。GMすら破産法を申請する時代に、結果だけを責める訳には行くまい。

 疾風のように駆け抜けた稀代の名馬のオーナーが、自殺した部屋で盟友と最後に食べたのは吉野家の「牛丼」。当時280円だった「並」を1人前ずつ。「そこまで金が無かったのか」と、多くの人の哀れを誘った。

 だが。

 オレはそうは思わない。思いたくない。いかに仲が良かったとはいえ、そしてどんな事態に直面したとしても、大の男が三人で一緒に人生を終わらせるような人達はそうはいない。

 きっと、会社を立ち上げて苦労の連続だった頃から同じ飯を食うことも多かったんだろう。真夜中に「牛丼」を食って「明日も頑張るぜ」と拳をぶつけたことだってあったんじゃないか。

 最後の最後にその旨い「牛丼」を食って楽しかった頃を懐かしみ、力尽きるまで走って来た自分達を労ったんじゃないだろうか。

 「ダービー獲った頃さ、あらゆる旨いもの食ったけど、やっぱりオレ吉野家の牛丼が最高だわ」

 「オレも」

 「オレも」

 「ははは、まったく貧乏性だなぁ。しっかし旨いな牛丼!」

 そんな話をしたんだと勝手に思いたい。

 「アイネスフウジン」は、あの「ツインターボ」も余生を送った宮城の斉藤スタッドで2004年4月にこの世を去りました。北海道生まれの「アイネスフウジン」にとって宮城の草は旨かったかな。

 


 「あの馬は…とても寂しそうに見えるんです。美しくはないけれど、とても一生懸命に走って・・・」
                               
                                    故小林正明 アイネスフウジン馬主
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# by livehouse-uhu | 2009-06-05 13:52 | Comments(0)  

こりゃ決定的だな~

 静岡空港については散々にこき下ろしてきたんだけど、
あくまでオレの私見だし、データだってフタを開ければひっくり返ることもあるし、
もしかしたら税金を垂れ流しながらもそこそこ利用されたりしてな~、
なんてほんの少しは思ってたんだけど。

 作っちゃった以上は仕方がないってのもあるしね。

 ところが!「純」静岡っ子の友人が何気なく言ったの!全然思想っ気なく「サラ」っと!

 「静岡県民はあまり飛行機慣れしてないんで、乗り方も知らないし、
誰も使わないんじゃないですかね~」

 ひゃ~、アクセスだの利便性だのサービスだの全て吹っ飛ばす一撃!
オレがいままでいろいろ書いたのがバカみたい。女の子は怖ぇ。

 オレはこれ、本当かどうかわからないのでノーコメントだす。
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# by livehouse-uhu | 2009-06-04 11:39 | Comments(4)  

泪橋を渡って

 「明日のジョー」に入れ込んだことは無いんだよね。
白木洋子さんはちょっと好きだったけど。それでもストーリーは全部覚えているし、
戦後漫画の重要作品であることは間違いない。

 ジョーが試合で力石を殺してしまい、その後リングで相手の顔面を打てなくなる、
というのが印象に残るエピソードで、当時よくミッキー君が
「オレのこのこぶしはあの日以来二度と使わないことに…」とか言ってたっけ。
いつ誰を殺した過去があるんだよ。

 相手を殴り、倒れて立ち上がれなくなったら負け、というスポーツを選択した元チンピラが、
対戦相手の死によってパンチが打てなくなる…。
その設定にリアリティがあったのだ。いや、誰も疑問を持たなかったのだ。

 今や酔っ払って行きずりの人を道連れに死のうとするヤツや、
若い弟子をリンチで殺しても退職金を請求する人間が横行しているんだからなぁ。

 ジョーが相手の顔面を打とうとして「罪の意識」が蘇り、リング上で嘔吐する名シーンで、
「この人どうしたの?何で試合中に吐くの?」って訊く子供がいるかもね。
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# by livehouse-uhu | 2009-06-04 11:14 | Comments(4)  

戦略思想兵器

 戦争犯罪(戦時国際法違反)という言葉がある時点で、
戦争それ自体が犯罪ではないことは明らかでしょう。
「ジュネーブ条約」も「ハーグ陸戦条約」も戦時において守らなければいけない「法」。
「戦争の仕方」は法規によって規定されている。

 つまり、戦犯の存在を認めるならば、少なくとも戦争を犯罪として糾弾することは出来ない。
逆に戦争を犯罪として定義する(現在は違うので「そうしようと」する)なら、
戦犯という概念は消滅する。指導者も実行者も既に犯罪者なんだから。

 例えばこの事実を「絶対的戦争反対者」に突きつけた時、
「なるほど、確かにその通りだ。しかしそれは…」と反論を模索する人と、
「き~っ、何を言ってるんですか!戦争は犯罪です!人殺しです!」
と発狂する人の二種類がいる。

 どちらが世界を戦争に導くかは言うまでもあるまい。
思考が止まっては対策も立てられないし抑止も出来ないのだ。

 思考すること。オレは自分の最後の武器をそう思っている。

 暴発以前に、的確な操作やメンテナンスが出来るかどうかさえ疑問の残る
「隣国」が核を保有しているのだ。明日何があっても不思議ではない。
命を賭して「日本海」(今度は東海と呼べってさ。韓国人の友達もビックラこいてた)に
展開するJSDFが、やれることを全てやったとしても、最悪の事態は起こりうる。

 その時、炎の中で思考出来るか?
この身朽ち果てても、論理において母国の正当性を信じ、
継ぐ者を信じて絶望を拒否できるか?

 それがオレの命題だ。決して侵略されない永遠の城。
そしてそれはその前の「具体的な努力」を拒否することではない。
そんなことくらい、ちょっと「思考」すればわかるだろ。

 少なくとも「ダイ・イン」では核は無くならないし、「思考する人」の共感も得られないよ。
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# by livehouse-uhu | 2009-06-04 10:52 | Comments(2)  

静岡空港から石川へ

 飛行機で?石川県に?行かね~よ。あ、こりゃ失礼、オ・レ・は・行きません。

 一体誰がわざわざ無駄な遠回りして高い金を払い、
あの茶畑の中から飛行機で小松空港に飛んでくのかわかんねぇ。

 静岡空港まで車だとすぐぅ!?自家用車の人は高速で石川県まですぐだよ!
超快適、好きな時間に好きな音楽を満たして、
時々サービスエリアや道の駅で休憩して、ゆったりです!

 さっそく欠航も出てるのかぁ。そりゃそうだよな、牧之原市民は50,000人もいないんだから。
他の市の人には何のメリットもないし。

 鹿児島で桜島が噴火して、火山灰で大変だっていうニュースのすぐ後に、
アナウンサーが「鹿児島便は成田や名古屋に比べて数千円高いだけです」って、アホかっ!!
高いのかよ!何をアピールしようとしてるんだ!?意味わかんね。

 利用者の予測。
年間530万人だったのが、138万人に大幅縮小。
おい。それ、大幅とかじゃねぇっつうの。4万人が2万5千人じゃないよ。
530万人が、138万人。予測?人をバカにしてんのか。
いや、その100万単位で狂ってる修正予測が「138万人」っていう細かさにも爆笑だが。
ねぇ、県のお役人、自分でやっててバカバカしくありませんか?

 新聞によれば、石川嘉延知事は空港反対派との摩擦から辞表を提出したんですって。
全然違う。測量すらマトモにやってなかったことがバレてさすがにいづらくなったんでしょ。
マスコミと自称するなら事実を書こうね。

 その石川県知事のご挨拶。

 「飛行機は逆風に向かって飛ぶ。最後まで不況や新型インフルエンザなどの
逆風に見舞われる静岡空港らしいスタートになった」

 な・め・て・ん・の・か?

 人のせいにすんな。みんなが言ってただろ。わかり切ってただろうが!!

 ところで垂直離着陸機まであるこの平成も21年に「飛行機は逆風に向かって飛ぶ」って…。

 あんた大正時代の人か。こんなバ〇に県政を託したんだからな。
責任はオレ達にある。投票した人もそれを止められなかった人もね。

 オレとしては珍しく次の世代に謝るわ。

 未熟で悪かった!!
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# by livehouse-uhu | 2009-06-03 23:43 | Comments(4)  

食は感性

 とりあえず「食は三代」っつうのは嘘だな。

 神足裕司は「恨ミシュラン」で「金に糸目をつけなければ誰でも美食家になれる」
と書いていたがそれも嘘だと思う。
いや、最低限は必要だよ。希望と勇気と「少しの」お金。
この言葉は好きだけど、チャップリンに大して思い入れはありません。念のため。

 全ての出会いがそうであるように「運」も必要だし、それを見逃さない「勘」も不可欠。
結局は「シチュエーション」を含めた風景全体を楽しめる「感性」が大事なんだ。

 僕は銀座の寿司屋が嫌いじゃない。だが最高とも思えない。
バランスが悪すぎるからだ。残念ながら「本物の職人」であればあるほど、
「自己満足」の欲求には勝てず、「存在証明」のために仕事をする。
情報過多のせいばかりではなく、彼らが勘違いするのは必然なのだ。

 絵画でも音楽でも「芸術家」が本物を求めるにはそれでいい。
たとえ何にインスパイアされたとしても創るのは自分なんだからね。

 ところが「食」は、根源が「生命維持」であり、素材は「生命」。
残念ながらいまだ人類は「擬似生命」を創り出していないことからも、
「食」を「芸術」と捉えた時点で敗北しているのは明らかでしょう。

 いつものように遠回りの挙句、ありふれた結論に到達するステレオタイプだ。

 素材に勝てはしない。

 漁師達が、「バガみってだけど、味のわがんねぇ都会の人だづは
この方が高く取引してけっからヨォ」といいつつ箱に並べたウニを
「最高の品です」と言って狂ったような値段をふっかける割烹チェーン店もある。

 割烹チェーンという時点でやや論理矛盾だがな。

 あ、あと銀座の「ちゃんとした」お寿司屋さんでは「ウニ」は出ません。念のためⅡ。

 もちろん「流通」を含めた日々の暮らしの中で、
あくまでも「工夫」として味を作り出してきた「市井の職人」にはたっぷり感謝してます。
それは「太刀打ちできない」自然に敬意を払った上で、身を削って「架け橋」になる行為だから。

 解禁直後に親戚筋に送られる「塩水ウニ」、今年は一段と最高でした。

 追記!!

 今思い付いた!「母親の手料理が一番」なんてよく言われるけど、
それって「郷愁」や「慣れ」ではなく「生命維持に関するファーストコンタクト」だからか!
「すりこみ」なのね。
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# by livehouse-uhu | 2009-06-03 11:30 | Comments(4)  

ピンポン

 あまりに誰も悪口を言わないと、生来の天邪鬼がムクムクと頭をもたげ、
ついアラ探しをしてしまう。どんなものにも賛否両論あるべきでしょう。

 ところが面倒な存在はあるもので…。

 オレにとっては松本大洋。

 誰か教えてくれ。どうしたら彼の漫画の悪口が言える?
あの絵に、ストーリーに、セリフのどこかに、欠点見つけて教えてくれよ。

 ゼロでも花男でも鉄コン筋クリートでも。
ネット内ではいくらでも批判を見つけられるけど、納得できるのがひとつも無い。

 え、無理に探すなって?

 むぅ、メジャー作家に無抵抗ではアングラの名が泣く。

 むしろ問題なのはこっちの意識な。情けない一文でした。
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# by livehouse-uhu | 2009-06-02 17:00 | Comments(2)  

アキレスラストスタンド

 浜松の幹線道路の中央分離帯でトラックの運ちゃんと殴りあったのが
最後になるはずだった。だってその時もう30過ぎてたからね。

 ただ、そのケンカは相手がメチャ強く、ノックアウト寸前のところで寝技の関節に持ち込み、
そこから卑怯な「和平交渉」を持ちかけてやっとこさ引き分けだったので、
心のどこかでそれが「一生最後のケンカ」になることを拒んでたのかもしれないな。

 オレを知ってる人なら、オレが「寝技の関節」に持ち込みながら
「和平交渉」をしなければなかった、という事実でいかにすごい相手だったかわかるだろう。
タイソンかジョーフレイジャーかと思ったぜ。

 で、内緒にしていたが先日(おそらく、いや絶対)ラストバトルになる一戦があった。

 社用車に乗った貧弱な若造が、乱暴な運転でオレを轢きそうになり、
自分が悪いくせになんと怒鳴ってケンカを売って来たのだ。

 始まってすぐに得意の大腰が決まり(下はアスファルト)、
「自分が悪い時は潔く謝れ!」と一喝すると、「すみません」と言う。
怪我もないようだから立ち去ろうとした時、胸ポケットの携帯を落としていることに気付いた。

 オレがそいつに背を向けて携帯を拾い上げた瞬間!

 その卑怯者は後ろからもう一度蹴りかかってきたのだ!
全く無防備だったので結構効いたわ。

 しかし。

 兄ちゃん、それだけはやめとけば良かったな~。

 とにかく折ってやるつもりで人間に腕ひしぎ逆十字固めを掛けたのは、
生まれて初めてだ(もう無い、もう無い)。

 念のため、折ってませんよ。そいつの絶叫とタップが超早かったもので。

 世の中クズはいるもんだ。
そのおかげで「一生最後のケンカ」を「勝ち」にすることが出来た訳だけど。

 いくらなんでももうやらない。石井みたいなのとあたったら困る。
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# by livehouse-uhu | 2009-06-02 16:48 | Comments(2)  

鹿児島は

 楽しかったなぁ。何もかもが性に合った。

 食べ物から気候から言葉(なんと東北弁に似ている!)から女性まで…
いやいや清く清~く性に合ったんだけど。

 同時期にずいぶん出張した高松や松山の何倍も楽しかった。
四国の人、ごめんね。通りすがりの旅人のたわごとですのでお気になさらず。

 松山の「街中なんでも坊ちゃん関連」だけはナントカした方がいいと思いますが。

 生まれて初めて飛行機に乗ったのが鹿児島行き。
雲海の記憶や桜島の噴煙と重なって懐かしい天文館の景色が見える。
P社のU常務、あの頃はインチキして飲み歩いてばかりいて、最高でしたね!

 「なかむら~、鹿児島じゃ『酒くれ!』って言うと焼酎なんだぞ~」

 あなたが亡くなってからしばらくして、オレP社を辞めちゃったんです。
サムライみたいな上司はいなくなり、オレは若いヤツらにとってのサムライにはなれなかった。

 いつもいつも貰うばっかりで、何も周りに与えられない人生です。ちっちぇな。
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# by livehouse-uhu | 2009-06-02 16:18 | Comments(4)