ドナウは遠く

 いつの間にボス部屋は「懐かしき青き釜石」になってしまったのだ。
しかし昭和の一風景としてそれなりに楽しんでくれている方も
いるようなのでまぁいいか。コメント欄の方はひたすらコアな局地戦だがな。

 オレ、「丸光デパート」が好きでさぁ。
(今も変わらないが)とにかく食い物にいやしかったので、
釜石に初めてお目見えした「フードフロア」の虜だったよ。

 デパ地下じゃなくて一階だったけどね。デパイチ。
なにしろたこ焼きが美味かった。串に刺さってるんだ。
子供の頃からそればっかり食ってて、高校卒業してから
東京や仙台で「たこ焼き2本下さい」などといってしまうヤツは少なくない。
居酒屋で「おごご下さい」と頼むヤツと同じ位いる。

 「は?おごごですか?」
「おめさん、おごご知らねのすか!?はくさいどがきゅうりどがの!」。
お漬物のことね。「おごご」を標準語だと思ってるの。

 そういうヤツは大抵山手線の電車の中でトイレを探す。
一度降りたらその後しばらく電車が来ないと思ってたりして。

 話が逸れた。その「丸光デパート」も今はなく、
釜石名物だった日本唯一の「橋上市場」も取り壊された。

たまに釜石に帰っても長いこと気にして見てなかったのでわからないが、
オレが初めて「PIZA」というものを食べた
釜石の応接室「純喫茶・車門」はどうなったのかなぁ。

 喫茶店のおねぇさんと付き合うことは一生ないと思っていたが、
仙台で付き合った女子大生がみんな喫茶店でバイトを始めるのにはびっくりした。

 いや!みんなじゃないです。
今「私はしてない!」ってすごい怖い声が聞こえてビビッた。

 しょぼ。
[PR]

# by livehouse-uhu | 2009-04-02 20:31 | Comments(8)  

われはみくにのやまざくら

 いつも自慢ばかりのボス部屋だが、今回は一段とひどいので、
他人の自慢話が嫌いな人は読まないでね。

 え!?今まで自慢だと思えるのは無かったって?!そりゃそれでみっともないな、オレ。

 前回予告の「輝いたのは高校ラグビーだけだった」です。

 小学校の運動会では、過疎で人数が足りなかったので
やむなく地区対抗リレーやクラス対抗リレーには出されたが、
足を引っ張るばかりで全然だめ。
基本的に「運動センス」ゼロで、意地だけはあったもののポートボールですら継子扱い。

 中学入学と同時に転校し、柔道部に入るも鳴かず飛ばず、
体育の時間や球技大会も陸上部やバスケット部のスター達の邪魔ばかりしていた。
シンヤの評価は「勉強はそこそこで、ギターを弾けるが、
ハッキリ言って運動神経は大したこと無い」ってなところだったと思う。

 何故に高校入学と同時にラグビー部に入ったのだろう。
新日鉄釜石が「天才・松尾雄治」を擁して初優勝するのは入部後である。
理由が自分でもわからないとはちょっとウソくさいが本当だ。

 しかも入部直後の練習を見た3年生のキャプテンは
「残念だがレギュラーになることは100%無いだろうけど、3年間やり通して欲しい」
と考えたそうな(後に本人から聞いた)。

 ビッグバンは突然だった。足が速くなったのだ。
はじめはみんなについていけることが嬉しかったが、
そのままスピードを落とさずに曲がれることに気付いたあたりから、不思議な感覚を味わった。
ボールを持って走るとかえって足が軽くなる。
陸上的には最低の走り方だったフォームが武器に変わった。
なんと1年の秋、新人戦の頃にはレギュラーのスクラムハーフになっていた。

 10点満点で、選手としての自分を冷静に分析すると、
戦術的判断力2、パス4、キック3、ダッシュ8、俊敏性9、持久力6、パワー5、ガッツ10
といったあたりだったろうか。バランスには欠けたがミスを帳消しにする勝負強さがあった。

 それから3年間全国を狙えるチームで不動のレギュラーを守る。
大学にスポーツ推薦で入学した時は自分は晩成の大器なんだと信じて疑わなかった。
大学入学当初もラグビーには大事な50m走でほとんど同期を寄せ付けず、
ハーフからウイングに転向して、1年生からレギュラーになるつもりだった。

 ところが。やはり突然にそれはやってきた。

 まるであの3年間が幻だったように、オレのスピードと俊敏性は消えてしまったのである。
足が重く、練習についていけない。もともと欠点だった正確性の無さだけが際立つようになった。
花粉症が悪化して夜眠れなくなり、1年生の仕事である用具整備なども負担になった。
しかし自分がやらなければ同期の誰かの負担が増すのである。

 ラグビー部を脱走して学校も休学、東京に逃げたのは夏合宿の後だった。

 あれは、あの短い期間身体に満ち溢れたエネルギーは、何だったのだろう。
オレは「晩成」でもなんでもなく、ある瞬間の「期間限定成」だったのだ。

 自慢話はここから。

 高校2年生の時、釜石北高校と練習試合があった。
同じ中学のサッカー部だったヤツが同じポジションでレギュラーになっていた。
試合前、オレに気付いたそいつは、「へぇ、お前レギュラーなの?さすが南高だな、ははは」
と薄笑いを浮かべ、明らかに「こりゃ貰ったな」という顔をした。
中学卒業以来初めて会ったのだから無理も無い。

 試合は74対3でオレ達南高が勝った。ほとんど粉砕である。
何度か1対1になり、オレは身体に触れられることもなくそいつを置き去りにした。
グランドに倒れこみながらなんとか手を伸ばしてタックルしようとするそいつの
「こんなバカな、こんなはずは無い!」という顔を今も覚えている。

 ざまぁみろ、という気持ちにならなかったといえばウソだが、
結局オレ達も花園には行けず、たった1校の優勝チームから見れば
たいした優劣の無い同じ敗者だったのだが。

 さらにバカバカしい自分褒めは続く。

 オレは。ラグビー選手としてのナカムラシンヤという男は。

 実をつける果樹でも無く、大輪のバラでも無かったが、
ほんのひと時咲いて散る、桜の小枝位ではあったのかなぁ。

 まぁまぁ、みなさん、そう怒らないで。
折れた枝の先の小さな花だった、ってことでお許しを。
[PR]

# by livehouse-uhu | 2009-04-01 18:03 | Comments(4)  

心優しい科学の子

 偽物が嫌いなんだ。そんなもん、大概誰でも嫌いだろうって?
そうでもないぞ。「使えればなんでもいい」っていう人や、
「安物でも見栄を張りたい」とか「そもそも本物を知らない」なんて人もいるからね。

 ヴィトンの偽物を嬉々として持っている人もいる。
いや、でもそれはバッグからサイフからシガレットケースまで全部ヴィトンの人よりマシか?

 ブランド品には全く興味がないのでどうでもいいのだが、
許せないのは漫画や映画の二番煎じ、キャラクター商品の偽物だ。
何故そんなにまで?商売で被害でもこうむったのか?違います。まぁ聞いて。
ハンカチ用意してね。

 小学2年生の僕は「松倉社宅」と呼ばれる平屋(長屋)に住んでいた。
何度も書いた通り、貧乏だったけど幸せな子供時代だった。
一生懸命働く父、優しい母、姉、祖父と祖母も同居していた。

 「松倉社宅」は「1地区」から「3地区」まであり、僕は「1地区」だったのだが、
地区ごとに形成されていた子供社会の中では、どちらかというとおとなしい「いじめられ役」。
「カンケリ」で1日中オニをやらされたり、時には仲間外れにされたり。

 あ、この辺、もしかしたらイメージ違いますか?
僕が劇的に変わるのは高校ラグビーからなんだ。それはまた近いうちに。

 さて、僕はある日いつものように自転車で友達が集まる公園に行った。

 「あ、シンヤ来た」「シンヤ来たぞ」。口々に言うみんなの声がなんとなく意地悪い。

 「おう、どごさ行ぐの。オラも仲間さ入れで」。
「1地区」のリーダー格だったO石君が答えた。「オメは、だめだ。ついでくんな」。
「なしてさ。オラも連れでってけろ。みんなどごさ行ぐの」。
「教えられね。さ、みんな行ぐべ、行ぐべ」。

 「待ってけろ。なして仲間外れにすんの」。

 泣きたくなった僕にO石君の手下のA部君が仕方無さそうに見せてくれたのは、
自転車に貼られた1枚のシール。

 「鉄腕アトムシール」。

 それは当時、販売されていた「鉄腕アトムチョコ」のオマケについてくる
「鉄腕アトム」や「「コバルト」「ウラン」などのシールだった。
いつの間にか「1地区」では、そのシールを自転車に貼っていないヤツは
仲間外れになっていたのだ。

 「待って、待ってけで。今買ってくっから。シール貼っからオラも仲間さ入れでけで」。
「しょうがねぇな。んでば待ってでやっから、早ぐしろよ」。

 当時の子供達は、全ての時代、全ての国でそうであるように、大人と変わらず残酷で
差別的でもあったが、狭い社会だからこその適当な落としどころを心得ていた。

 僕は急いで家に帰り、祖母に無理矢理小遣いを貰うと駄菓子屋でチョコを買い、
袋から取り出したばかりのシールを自転車に貼った。
読者の期待(?)を裏切るかもしれんが、チョコは捨てなかった。

 「お~い、みんな、買ってきだよ!シール貼ったがら、一緒に連れでって!」
僕は息を切らして公園に戻った。

 「よし、シール貼ったんだったらいい。何のシール当だった?」
O石君が僕の自転車に近づいた時。

 「わ~、ダメだ、やっぱりシンヤは仲間でねぇ!逃げっぺ、逃げっぺ!」
「わ~、んだんだ、逃げろ逃げろ、シンヤは置いで行げ~」。

 みんなは僕のシールを一目見ると一斉に自転車で走り出し、どんどん行ってしまったのだ。

 何がなんだかわからず、僕は一人ぼっちの公園で自分の自転車のシールを見た。

 「鉄腕ツトム」。

 「虫プロ」にロイヤリティを払わずに作られたのだろう。
頭の角が一本でちょっと目つきの悪い「鉄腕アトム」の偽物。

 僕は泣きながらとぼとぼ家に帰り、全巻揃っていた「鉄腕アトム」の大判コミックを読んだ。
悲しき戦うロボット「プルートゥ」が倒れる場面で、また泣いた。

 偽物は、嫌いだ。
[PR]

# by livehouse-uhu | 2009-03-31 16:39 | Comments(11)  

ザ・シンケンといえば

 いわずと知れたオレとマルケンのユニットな訳だが。
いや、ほとんど誰も知らんか。しかもユニットってナンだよユニットって。しょっぺぇ言葉だな。

 最初の二行で「うわ、シンヤさん酔ってる」と思った人は何人いる?

 そしてストーリーはチャイルドで99ブルースなんだぜ。唄った。久しぶりに。

 シンケンってドイツ語じゃ「ハム」のことなんだね。マルケンが別名「ザ・ハム」とか言いやがる。
シャレになってないぞ。タコ糸でくくられそうだ。

 でもってカウンターには「シンケン」という名のドイツのジン。
マルケンの奏でる「虹を越えて」とともに鏡の向こう側に行ってしまうオレだった。

 新ユニット「よびしろ」も早く活動したいな。だからユニットってナンだよ、ユニットって。

 この前、アホなアイドル歌手が「今後はロックとかもやっていきたいです」と言っていた。
ボケ!ロックなめんなよ!
[PR]

# by livehouse-uhu | 2009-03-30 21:58 | Comments(5)  

かりそめの平和

 ついに地対空誘導弾パトリオットミサイルが陸上自衛隊市谷駐屯地に配備された。

 洗濯物がたなびく団地の前でダークグリーンの発射台が空を睨んでいる。

 どうでしたか。訳わかんない新聞が書いたように「そぐわない景色」に
暗い戦闘の影を見て嫌な気持ちになりましたか。

 この平和な街、それを脅かす腐敗国家、命を賭けて守ってくれる兵士。

 あえて「兵士」と呼ばせてもらう。自衛隊が軍隊じゃないなんて嘘っぱちもいいところだ。
現実をちゃんと見ようよ。

 もしあの迷彩服の兵士達を見て、その規律や、時折覗く笑顔に「頼もしい」と感じないなら、
かなり鬱屈しているんじゃないのかな。

 彼らがどれほど厳しい訓練をしてどれ程の個を犠牲にして
あの場所にいるのか、3年以上取材して知っている人なら悪口言ってもいい。
たぶんそんなことが出来る人はいない。

 チラシ1枚読んで、本を2、3冊読んで、
「パトリオットミサイルはいらない」とかいってるヤツは許さんぞ。
人を非難するなら勉強して来い。

 じゃぁ凸、3度下のハモよろしく。

 「朝鮮総連に抗議しろよ!」
[PR]

# by livehouse-uhu | 2009-03-29 21:22 | Comments(2)  

旭日旗のもとに

 「さぁ、行こうか」                    ~仙道彰(スラムダンク)

 もし僕が新聞のデスクで、今日の一面を作るならこうだ。

 (10ポイントで見出し)「海自、出撃」

 (サブタイトル)「敵ミサイルを監視、迎撃予定」「日本海、そして太平洋へ」

 国際社会からの警告を無視し、宣戦布告ともとれるミサイル発射予告中の北朝鮮に対し、
海上自衛隊のイージス艦3隻が出撃した。海上配備型迎撃ミサイル(SM3)を装備する
「こんごう」「ちょうかい」が佐世保基地(長崎県)から日本海へ、
横須賀基地(神奈川県)の「きりしま」が太平洋にそれぞれ向かった。
 「こんごう」と「ちょうかい」は、米海軍のイージス艦「シャイロー」や
早期警戒衛星などと綿密な連絡を取り、2隻でほぼ日本全土の領空をカバーする。
「きりしま」は敵弾道ミサイルを追尾し、太平洋側での着水地点の確認などを行う予定。
 もし実際に北朝鮮がミサイルを発射、我が国がこれを迎撃する事態になれば、
海上自衛隊、航空自衛隊が国際法に定められた自衛の権利を行使して平壌に進攻せざるを得ず、
日本政府としてはギリギリまで北朝鮮の暴走を止める努力を続けるものと見られる。
しかしこれまでの例から、あるいは破綻寸前の北朝鮮国内の状況から楽観視は許されず、
陸上自衛隊も含めた国土防衛体制を非常時に設定しておくことが急務であろう。

 「シノギ」がうまくいかず、誘拐、偽札作り、借金踏み倒し、薬物売買などの不法行為が
どんどん明らかになって周りの住人から反対運動を起こされて事務所を閉鎖しそうな「暴力団」が
ヤケクソで「近所に鉄砲打ち込んでやる」と言い出した。

 脅しに屈して家を捨て、故郷を捨てて浮浪者になりますか?
家族を捨て、想い出を捨てて逃げ出しますか?
何故法を守ってコツコツ働いてきた者がそんな目に遭わなければならぬ。

 警察に連絡し、自ら武装し、誇りを賭けて立ち向かうでしょう。

 それを世間やマスコミは非難するだろうか。

 あ~、でも「どうせ撃てやしねぇよ」とタカを括って「警察の拳銃所持ハンタ~イ」なんて
叫んでる能天気なのがいるからなぁ。いっぺん撃たれたら目が覚めるのかしら。

 お、なんとあの乱暴な方と言ってる事は同じになっちまった。

 (北朝鮮が弾道ミサイルの発射準備をしていることに関連し)
「こんなことを言うと怒られるかもしれないが、
変なものが(日本の)間近に落ちるなんてことがあった方が、
日本人は危機感というか、緊張感を持つんじゃないかな」    石原慎太郎東京都知事

 例え話の部分の「誘拐、偽札作り、借金踏み倒し、薬物売買」が、
例えでもなんでもなくきっちり全部がかの国の「シノギ」だという酷い事実。
[PR]

# by livehouse-uhu | 2009-03-29 14:11 | Comments(2)  

世が世なら戦争

 PAC3が展開されている。

 今朝の新聞ではつまらない芸人のブログを炎上させた連中が
逮捕されたという記事が大きく載っている。

 おいおい、いくらなんでもそんな場合じゃないだろう。

 イージス艦も出撃した。あのねぇ、敵のミサイルを打ち落とす為に
洋上に出て行くのは「出港」って言わないの。「出撃」。マスコミよ、日本語は正しく!

 そして福島党首は「当たらなかった場合」責任を追求する構え。

 え!?誰の!?すごいなぁ、一人でミサイルを発射した国にのりこむのか!

 違うんだって。迎撃できなかったことの責任を追求するんだと。
迎撃したらしたで、ミサイルの破片が民家に落ちたらどうしてくれるとさ。

 ひぇ~、信じられん、あなたの考えでは自衛隊があってはいけないんじゃなかった?
こういうの「マッチポンプ」っていうの?違うな。「羹に懲りて膾を吹く」?ますます違う。
え~とえ~と、だめだ、とても例えが思いつかん。

 街中で突然わめき出して石を投げてくるやつがいる。
近くにいた警察官が身を挺してあなたを守ろうと石の前に立ちはだかる。
石は警察官の額に当たり、壁にぶつかってカケラがあなたの靴をかすった。

 血を流しながら「大丈夫ですか」とあなたに駆け寄る警察官に
「何してんの!靴が傷ついたじゃない!私達は税金払ってんのよ!」
と罵声を浴びせる気か。

 人間に出来ることじゃ無ぇな。 
[PR]

# by livehouse-uhu | 2009-03-28 22:05 | Comments(2)  

雨漏りしそうな空の屋根から

 とても素敵なお月さん出たよ。

 オレは今、斉藤哲夫さんと飲んでいるのだ。
特に説明しなくてもオレの音楽履歴を知る友人は感無量であろう。

 姉に貰った一枚のレコード。
擦り切れるまで聴いたその歌を、今日目の前で唄ってくれたのだ。

 高校の文化祭で唄った歌。
つらい時も一人ぼっちの時も励ましてくれた歌。

 嬉しかった。

 という訳であと10分で売り切れの酔いどれです。

 グッドタイムミュージック。ではまた明日。
[PR]

# by livehouse-uhu | 2009-03-27 23:29 | Comments(2)  

病膏肓に入る

 マイボールを10個持っていてボウリング場のロッカーに入りきらず、
家に何個も置いていた男がいたそうな。

 ある日同居している女性とケンカして、その晩熟睡中に
15ポンドのボールを約1・3m(その女性の肩位?)の高さから顔面に落とされたんですって。

 鼻骨陥没骨折。

 「刺された」とか「首絞められた」の10倍怖くないすか、この話。
[PR]

# by livehouse-uhu | 2009-03-26 17:27 | Comments(2)  

牛と馬とでお見送り

 水曜フォーク村なのだ。

 なんと噂を聞いて三島から来たというお客さん。

 わずか30分の滞在と、たった2曲を唄うために、
仕事の後車を走らせて来てくれた焼津の和食屋の若旦那。

 10年前オレの路上を聴いていた高校生が、
自分のCDを持って東京から青春18切符で。

 いつもの海野っちに中島みゆき唄いのIさん。

 あり!いつの間にか塩ちゃんがZilLとステージに上がってる。
と思う間もなく鳥井さきこが「みそスープ」を唄っている。

 そして。

 やっぱりオレは丸山研二郎の「二人生きてくラブソング」で泣いてしまった。

 まったく野球で泣き、「ほしのこえ」を観て泣き、ピンポンを読んで泣き、
まるで涙腺がバカになったように泣きっぱなしだ。

 それでも無理矢理ビールを流し込んで今日も過ぎて行く。
我侭を言えるほど罪の無い暮らしはしてきていない。
何かを貯めた「豚の貯金箱」は僕の心の中にまだあるのだろうか。

 「恋に遠慮は要らないけれど 遠慮は恋が嫌いです」

                          スーパーフォークソング~矢野顕子・糸井重里 
[PR]

# by livehouse-uhu | 2009-03-25 23:40 | Comments(3)  

WBC特別編Ⅲ・小佐野球場は永遠に

 うちかわ、よぐぞあのあだりば止めでアウトにしたな。
完全に内野手の動ぎだったのが笑うけど。
5年前のセカンド守備思い出したのが。それとも高校時代のショートの気分だったが。

 高校通算41本もホームラン打ってんのに、
県大会決勝で中津工業に完封されで準優勝に終わって甲子園さも行げねくて、
いっつもいっつもいぢばんにはなれねぇ星の下ば歩いで来たけどついにやったな。
おめでとう、オメが世界一の左翼手だぞ。

 い~わくまぁ、まつざがもオメがMVPだって言ってらっけよ。
ただブンブン投げるだげで無ぐ、丁寧にひぐめひぐめさボールあづめで、
まさに日本野球の真髄見だわ。むがし日本に来たホーナーっつう外人が
「日本の野球はベースボールじゃ無ぇ」なんてぬがしやがって、
おらだぢなんぼ悔しい思いしだごどが。
あれがら20年以上経ってオメが全部晴らしてけだ気がするべや。
んだんだ。ベースボールで無ぐて結構。世界一はオラだぢのほごる日本の野球だもんな。

 でもオメ、今回だげは何言ってもいいどはいえ
「にちれんだいしょうにんの御蔭様です」だげはやめどげよ。
それはあどがら第三文明に寄稿すればいいんだがらさ。

 むらたぁ。無念だったべ。あそごさ居だがったべ。
大丈夫だがらな。日本中のみんながオメの活躍ちゃんと知ってっから。
第1ラウンドも第2ラウンドもオメのおがげだ。
「一員だったことを誇りに思う」なんて過去形で言わねくていい。
最後の最後までオメはグラウンドさ居だよ。
オラちゃんと優勝の瞬間にオメのすがだ見だもん。
うちかわに軽々ど持ぢ上げられでトロフィーに抱きついでらっけよ。泣げだぜ。

 髪型もバカリズム大好ぎなのも許す。バッターに転向していがったな。

 リトルリーグのスーパースターで中学生なのに肩壊して辞めだ人、
3年間球拾いした高校生、日曜日の朝弁当持って河川敷で試合してる中年、
底辺ば支える全での野球小僧の汗ど希望ど挫折の上に、
オメだぢが日本野球の頂点を世界に魅せつけでけだんだな。

 ありがとう、ありがとう侍ジャパン!!
[PR]

# by livehouse-uhu | 2009-03-25 17:11 | Comments(2)  

おらどご球場さ連れでってけろ

 原、ご苦労様。大変だったべ。オメはほんとに、げんえぎのころがら
「闘志が無ぇ」だの「チャンスに弱ぇ」だのいわれだったな。
あんなにじっせぎのごしたのに、ハンサムはやっかまれっからな。
んでもオメがかんとぐでほんとにいがった。星野ではぁ、こんたによろごべねがったよ。

 イチロー。オメほどの選手でも「つらがった」なんてなぁ。
なんぼプレッシャーだったべ。オメのおがげ。全部オメさんのおがげ。最高。
これがらもやぎにぐは一枚ずづ焼いで食うべな。

 まつざがぁ。オメははぁ、なんもいうごど無ぇ。うしもピッチャーも、いぢばんはまつざがで決まり。

 だるびっしゅぅ。ヒヤヒヤさせんなよ~、オメは。
計画性無ぇっつうが、コントロールだげはイマイチっつうが、
そのおがげでえらいはやぐパパになっつまったようだけんとも。
いい、いい、今はそんただごどいいよ。カッコいいな、オメは。オラ、しんじでらったよ。

 ありゃ?何書いてんだオレ?さっき更新したの忘れてた。

 やばいやばい、ボケがすすんじゃって。

 ニッポン野球!世界一!!

 「送りバントはただの1アウトじゃない。0.5アウトなんだ。自分が死んでも仲間を生かすのさ。」

                                 「風光る」~川三番地・七三太郎 
[PR]

# by livehouse-uhu | 2009-03-24 16:18 | Comments(3)  

私を野球場に連れてって

 今日は日本中のブログで圧倒的にたくさん取り上げられているのがこのニュースであろう。

 そして「なんだボス部屋もWBCか、つまらん」とがっかりした方、
「そうか、実はその日起きたことをあんまり書かないのは想像以上に大変なんだ」
と逆に感心してくれ。

 オレは参考までにアクセスの多い芸能人のブログというのをいくつか覗いてみたが、
ほとんどが何のために書いているのか誰が何故それを読んでいるのかわからなかったよ。
その前に日本語でも文章でも無いのもあったが。

 日々の話題について「みなさんと同じ考えですよ~」と確認する作業なのかな。

 さて、侍ジャパンは宿敵韓国を破って優勝しました。
韓国も最終回土壇場で追いついて意地を見せ、目頭が熱くなる立派な試合。
日本の野球が世界一だ!これこそ確認作業。

 さぁ、ここからが「ボス部屋」よ。巷のブログとは一味違う、
誰も思いつかない斬新、かつ斜めでウィットに富んだキメの一言、3、2、1、ハイ!

 「イチロー!やっぱイチローは最高だわ!ありがとう原監督!」

 …あり?
[PR]

# by livehouse-uhu | 2009-03-24 15:51 | Comments(3)  

スプラッシュ!

 「いいケツ」発言の後輩や「朋友」凸はともかく、
ヨネさんの反応が嬉しかったので続けざまにボウリングである。

 こうして「ボス部屋」はあたかも「ドカベン」が柔道マンガから野球マンガになってしまったように
ボウリングブログと化し、タイトルもいつの間にか
「スカラベ君のダイナマイトボウリング~史上最年長プロテスト合格への道~
(ころがすのはフンじゃないよ)」になっているのだった。

 長ぇ~よ!!でも最高だな、このタイトル…。

 プロテスト。まぁあんまり詳しく書いてもしょうがないから、
とりあえず最初の関門、第一次実技試験の合格ラインは
「1日15ゲーム、4日間60ゲーム、アベレージ200」である。
1ゲームごとにレーン移動し、他の受験者と一緒にプレイするのでレーン変化が激しく、
その困難さは自分がいつも投げているホームセンターで
30ゲーム、アベレージ220出すのとは比較にならない。

 たかがボウリングといってもそこはプロテストだからね。

 アメリカ(PBA)では何人かのスーパースターが億単位の金を稼ぎ出す人気スポーツだ。
残念ながらチームUSAとチームジャパンでは、
将棋のプロとアマ、ゲートボールのひまわり老人倶楽部と白百合女子高、
カーリングの北大と琉球大くらいの差がある。あれ?琉球大にはカーリング部無いか。

 しかし今や(まさに今日!)野球でも大リーグを越えたっちゅうに、これほどの差は逆に驚きだな。
ここ数年ほとんど縮まっていない。PBAの情報が豊富になるにつれ広がっている気さえする。
悔しい現実。

 日本のプロ組織はJPBA。ジャパンプロボウリングアソシエィション。
韓国はKPBA。コリアン…以下略。
 
 アメリカはPBAだもんね。プロボウリングアソシエイション…こら!いい気になんなよアメリカ!
お前ら他の国なんかプロだと思ってないだろ!?

 近い将来、日本からすごいやつが行くからな。
 
 聞いてビビんなよ、それはこのオレ…じゃ無くて…オレの弟子…じゃ無いけど…。

 日本ボウリング界の希望の星、超人「山本勲」という男だ。覚えておけ。
[PR]

# by livehouse-uhu | 2009-03-23 20:40 | Comments(0)  

パーフェクトでさえ完璧ではない

  今日は一部のマニアックなボウリングジャンキーにしか理解できぬ話題ですまぬ。

 っていうか普段書いていることに汎用性があるとでも思っているのか、この男は。いつもより一段と、しかもいちいち解説しないで書き飛ばすぜ、という意味です。

 ボウリングにはいろいろな投げ方がある。

 「ファールラインを越えない」とか、いくつかの禁止事項を守れば投法自体に規制はない。PBAのロバート・スミスが曲がりすぎてストライクポケットにボールを持っていけず、隣のレーンからガーターを越えて投げて「アレ、反則じゃないのか?」と話題になったことがあった。

 最近ではツーハンド(両手投げ)のボウラーがアマ世界チャンピオンになったりして、ますます百花繚乱の様相。指を入れる穴も3個が普通だが2個だろうが4個(小指の穴付、プロで本当にいる)だろうが、もし投げられるんなら穴を開けなくたって構わない。サムレスの(親指を入れない)プロも多くなり、今後ますます多様化していくことだろう。

 さてオレが一番初めにマネしたのは、女子日本代表にして日本TV「Pリーグ」の「炎のキャプテン」こと片井文乃選手である。オーソドックスな5歩助走からの、リリースよりもスイングを重視した投法で、メカテクター(手首に付ける補助器具)装備ではあったがさすがにアマ日本チャンピオン、強烈なフックボールを放っていた。しかも流れるような美しいフォーム。とりあえず「基礎から身につけるならコレダ!」という訳で一生懸命観察し、実践した(つもりだった)。

 調子のいい時には静活プラザボウルのコーチに「5歩で投げていることと、右投げという点で文乃ちゃんに似ている」と言われた程だ。本人に「いつの日にかアベレージが200を越えたら文乃ちゃんに挑戦して勝つ!」と宣言したら「今のシンヤさん相手なら左投げ(文乃ちゃんは右利き)で試合してもいい」との優しい言葉も頂いた。

 その後ロボリストやリスタイ(どちらも補助器具)、テーピングぐるぐる巻き怪我でもしてんのか!?時代を経て、やはり「ボウリングは素手だ!」ということになり、次にマネたのが中沢奨プロである。

 手首を柔らかく使うプロボウラーでビデオを何回観たかわからん。ビートルズのアビーロードを聴いた回数と同じ位。困ったことにレフティだったので、手と足のタイミングがマネしづらかった。

 それからの道のりも長い苦難の連続だった。山本勲プロの7歩助走と咆哮をマネ、PBAトミー・ジョーンズのローダウン(フリスビーとも言われる高回転投法)はマネする気が起きず、ブライアン・ボスのフォロースルーをマネ、ピート・ウェーバーのガッツポーズをマネた。クリス・バーンズのアプローチでの人差し指だけをマネ、ダニー・ワイズマンのユニフォームをマネようとしたが売ってなかった。

 そしてオレはパーフェクトを経験し、アベレージは212、文乃ちゃんが練習モードでその上に「オレが勝ったらイヤがらず昼飯を奢られる」という屈辱的な賭けをすると(文乃ちゃんが右で投げても)5回に1回はまぐれ勝ちするようになった。

 モーリッチ・ウェポン・オブ・マスバイアスⅢ(ボールの名前)をカップリスト(手首を内側に折ってボールを抱えること。もちろん補助器具を使わずに)のままスイングし、5番スパット(真ん中より左寄り)からガーターギリギリまで出してブルックリン(裏のストライクポケット)まで曲がる、念能力を駆使したかのようなカーブボールを投げるようになった。

 そして。

 それでもやっぱり10番ピン(右端のピン)をミスるんだよ~!

 何故だ!?

 水晶玉の中に熊が住んでるカバーボール(スペアのために曲がらないようになっている)を使ってるのに!大事なところで落とす。レーン上にたった1本しか残ってない10番ピンを!

 原発、オレは別に反対じゃないです。人一倍無駄遣いするタイプだし。文句言えた義理じゃない、ってのが本音。でもね、絶対安全なんてあり得ない。人間が作って人間が動かしてるんだから。

 悲しい時~。

 生まれて初めてターキーを出して渾身のガッツポーズで振り返ったら連れがトイレに行っててひとりぼっちだった。
[PR]

# by livehouse-uhu | 2009-03-22 21:13 | Comments(7)