真実と記憶の狭間で

 かつて新日本プロレスの実況にフルタチイチロウという天才がいた。
F1中継の「犬も歩けばチェザリスにあたる~!」を最後の名言に、
何故かニュー○ステーションなんかに出てしまった為に、
今では「ダメダメアナウンサー」の代表みたいにいわれてる。
トークショーなんか、聴いてるのが辛いほど。
だからといって彼の輝ける過去が消えてしまうわけじゃない。

 アンドレ・ザ・ジャイアントがマスクを被って登場した時、彼は叫んだ。
「一体この巨大なマスクマンは何者なんだぁ~!?」

 いや・・・誰なんだって・・・。見たらわかるだろ!?
「一人といっては大きすぎる、二人といっては理屈に合わない~!」
「まさに動く人間山脈~!」と形容したその人が、
「謎の巨大マスクマン、正体は誰なんでしょう!?」って。

 その時僕は確かに思ったよ。「バッカじゃねえの、ひとめでアンドレってわかるじゃん!?」
その事を笑い話にしてみんなに話したりもした。

 でも。でもね。そこにいたのは、マスクを被った巨大なレスラーだったんだ。
こんな人間がアンドレ以外にいるわけはない。
それは僕の(日本中の多くの人の)思い込みで、そう決め付けて僕は笑った。
結果、その巨大なマスクマンはアンドレだったけれど。

 フルタチイチロウはその時、目の前にある事実を伝えたんだ。
見えないものはわからない。見えないものを誰が伝えられるだろう。
とにかく世界はとめどもなく広い。僕が何を知ってるというんだろう。
自惚れ、推測、勘違い、そんなもの自分には決して無いといえる人を僕は信じない。
ほんの一冊か二冊の本を読んで「日本人は」「戦争は」「従軍慰安婦は」
どうして全部わかるのかな。どうして非難できるのかなぁ。

 さて、明日からまたライブが続きます。
みんな心のままに唄っておくれ。思想や利益に惑わされず。
うたは、ただのうたで、うたでしかない。あくまで、僕はだけど、そう思う。僕はね。
それも、ただの思い込みさ。
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# by livehouse-uhu | 2007-03-28 22:11 | Comments(0)  

イリュージョン

 確実に涙もろくはなってるんだよね。
それなのに感性は鈍くなった気がする。
単に涙腺に作用するレベルが下がっただけって言うか、早くなっただけって言うか。

 「胸が締め付けられる」って、ホントに地面を転げ回るほど苦しかった。
本を読んで感動した時は、マジで膝が震えたり呼吸が荒くなったりしたよね。

 経験がある程度自分の心の動きを予想するようになったのかな。
それは怒りや笑いも一緒。だんだんと枯れてゆく樹の様だ。

 うひ~、完全に年寄りみたいな文章だな、これ。な~んて、でも心配ないの。
たぶん何日か後には全く正反対の事を平気で書いてるからさ。
実はここ何日か、昔好きだったミュージシャンのアルバムを立て続けに見つけて、
バタバタと買い込んだらどれもこれも「あり、こんな曲だったっけ?」って感じだったんだ。

 特に歌詞が好きだった日本の曲の場合は、今まであまりそういうことが無かったので、
「これは自分のほうが変わってしまったのか!?」と落ち込んだわけです。
さて、ここで具体的に曲名をあげるべきでしょうか?
そして誰かに「あぁ、それは昔その曲をいいと思ってたボスがおかしい」
とでもいってもらったらスッキリするのかしら。
幼い頃に見た景色、無くしたナイフ、みんなその日その手の中でだけ輝いた
一瞬のイリュージョンなのかもしれないね。

 おお、ちゃんときれいにオチがついたぞ!
この前、久しぶりにフレンチドック食べたら、もそもそしてまずかった。
記憶の中の釜石港祭りも、ぼんやりと幻のようなイリュージョン。
ポケットの中の百円札と、虎舞の鐘や太鼓の音。
ひゃ、ひゃくえんさつぅ?年寄りみたいじゃなくてマジ年寄りじゃん。
いやぁ「12月の雨の日」はいまだに最高~。
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# by livehouse-uhu | 2007-03-21 21:22 | Comments(0)  

俺の血は自分の血

ありぃ~、今日のUHUはピンクフロイドが流れてる。
いや、文句言ってるんじゃなく、心地よすぎて寝てしまいそう。
もちろん今日も酔ってます。

ねぇねぇ、最近犬に服着せてる人多くない?
昔はホントにごくごく一部のキ○ガイだけだったんだけど、
いまやもしかしてそっちが多数派かも?挙句の果てには、
「とにかくカットは自分でやらないと、彼女(犬)の気に入らなかったら困るから~」だと。
「純血種以外の犬には子供産ませちゃいけないのね。雑種が増えるでしょ?」だと。
一生言ってろ。お前は神か!?

人の気持ちがわかる人間になりたい、なんて自惚れたヤツにあきれているうちに、
犬の気持ちがわかる人間まで現れたよ。もう一回言う、お前は神か!!

勘弁して下さい。ただ自分の気持ちを周りに押し付けて、
理解されないと、突然、時代や為政者のせいにする点で、
あなたは池田小に押し入った(?)T間と同じです。

阪神大震災の直後、神戸ル○ナリエとかに無駄な電気使ってたヤツ、
会社名の入った旗を立てて「ボランティアで~す」と叫んでた連中、あんたたちは、
仮設住宅に入ってた人が一人もいなくなるまで犬なんか飼わなかったんだろうな。

俺は犬が大好きだ。
特にブッキーって名前の犬。片方の耳が折れてて、コンテストじゃ絶対勝てない。
でもそんな事は関係ない最高の子。
それから、小さい頃に死んだエルって名前の犬。
シェルパ斉藤さんと旅したニホ。カヌーイスト野田さんのガク。
確かに犬は作られた動物かもしれないけど、だからといって人間の所有物じゃない。
勝手に、自由に、風の中を走る事ができる。権利って言葉は好きじゃない。

今夜のUHUはY口さん、マサP、ジャパモンのTさん、なかなか楽しく賑やかです。
それではビールをもう1杯。勝手に、自由に、風の中を。
たとえ飢えても、のたれ死んでも、ね。
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# by livehouse-uhu | 2007-03-14 22:35 | Comments(0)  

ひねもすのたりのたり

うぅ、ついに酔っぱらって更新する日が来てしまった。
なんと、今までシラフで書いてたのか、これ!?
というわけで、今日はF君と店長、ワタクシで飲み飲みのUHUです。

しかしさぁ、くだらねぇ歌が多すぎない?
ラブソングを全部否定するつもりはないけれど、
「君を守り続ける」とか、「こんな気持ち初めて」とか「言えない気持ちを歌にして」とか、
もうたくさんだ。使い古されている以前に、そんなことは対象の相手に言ってろって。
歌にしなくていいよ。愛する人にさえ言えない言葉を、
なんで不特定多数に聞かせられるんだ!
悪いけどそんなものわざわざ金払って聴きたくない。

歌以外の余計な説明が多過ぎる唄い手もいるねぇ。
小さい頃病気だったとか、どこかの開発途上国に寄付してるとか、
知ったことじゃないっつうの。宣伝するなよ。
「みんな私みたいに頑張れば必ず病気に勝てるよ!」「僕の歌で勇気出して!」だって。
想像力が貧困すぎる・・・。必死で病気と戦ったけど倒れてしまった人は、負け犬なのか!?
たまたまあなたはなんとかなっただけだろ!?
愛する人の命に法外な値段がついた人の気持ちを考えたことがある!?

いくらなんでもひどい音楽が町中に流れてる。
それを世間が求めてるならしかたが無いのかも。
日本語がめちゃくちゃでもパクリでも、それをとめる術はない。
みんな、ミュー○ックステーションとかミュージックフェ○とか観て、聴いて、どう思う?
おれには音楽を好きな人たちがまじめに作っているとはとても思えない。
適当なシチュエーションから書き起こした文法間違いだらけの歌詞に、
海外の曲のちょっといいとこをひねって乗せてダンサーつけて「格好いいでしょう?」
お・れ・は・まっぴらだ。バカと言われてもいい。金にならなくてもいいよ。
あくまで「お・れ・は」だけどね。安い魂なら金で売ればいいさ。
心を込めて一生懸命唄いたい君を、UHUは待ってる。

あははは、それでも曲名やミュージシャンの固有名詞を出さないあたり、
やっぱりまだまだしょぼいな。気遣いというより根性なし。
それなりに今日は本音を吐いたつもりなんだけどね。

あ、ところでわたくし、結構大きなボウリング大会で優勝しました。
6ゲーム1290点、アベレージ215点。
え゛!?それこそだれも聞きたくない!?こりゃまった失礼いたしました。
歌にはしてないから許して~。
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# by livehouse-uhu | 2007-03-07 22:14 | Comments(0)  

いやぁ、わりぃわりぃ

って別に誰も待ってないのはわかってるんだけどさ。
全然更新しなくてすまぬすまぬ。
愛知県の山奥で薬膳中華食ったり、日々UHUの告知活動をしてるうちに
すっかり間が開いてしまいました。

最近のUHUはフードの充実とかメニューのクリアボード化とかいろいろあったんだけど、
なんつったって昨夜は最高だったなぁ。
里花さん、ジル君、青ケン、マルケン、
応援のミュージシャン、素敵なお客さん、心から店開いて良かったと思った。
みんなありがとうね。

特に・・・というといかんかしら、マルケン、お前ってやつは。
頼むからあんまりオレを泣かせんといてくれ。
歌詞、メロディ、ギター、全てにはまっちゃった。

今日はオレも歌うんで、少しまじめに酒量減らしてやろうかな。
いや、だから飲むなって。

それじゃ頑張るわ。またなるべく早く更新するからね。
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# by livehouse-uhu | 2007-02-18 20:07 | Comments(0)  

雨のウエンズディ

 ロングバケーションってとてつもない傑作だったねぇ。
いっとくけどドラマじゃないからな!
ははは、それで思い出した。昔仙台にいた友人のDJが、
「ドリフターズは最高だ。いっとくけど土曜の夜に集合してる人達じゃないぞ」
っていってたっけ。

 さて、予告にしたがって「いつか旅するボスの夢」です。
「啄木と賢治を携えた現代の芭蕉」になりたい・・訳ではありません。
いや「そりゃなれないだろ!」ってツッコミはさておき、
もう少し下世話に自由に国内を歩き回りたいんだ。
そう、国内ね。人が生きられる時間っていう物理的な制約の為でもあるけど、
それ以上に僕(お、初めての呼称)は日本が好きだから。
出来るだけたくさんの日本に会いたい。ポイントはいくつかあって、
(1)全都道府県制覇
  美味しいものや素敵な景色をもっと見つけたい。
  まだ28都道府県で、特に日本海側が結構残ってるんだ。
(2)3競オート全場制覇
  競馬、競輪、競艇、オート、それぞれでは聞いた事があるけど、
  全部行った人はいるのか?もしや人類初の快挙?
(3)本物の温泉巡り
  ま、(1)に付属。大事なのは「本物の」ね。
  なにしろ素晴らしいところがあるからなぁ。ここは極楽か?と思うような。
  料理と一緒で、よく勉強して見極める感性を持たないと損しちゃうね。
  損してるってことすら気付かない人は幸せ?
(4)スポーツ観戦
  高校ラグビー、バスケ、剣道や柔道の地区予選、大学選手権、日本選手権、
  陸上競技会、リレーカーニバル、卓球フェスティバル、国体、
  もうなにしろ青空の下の歓声や、体育館のざわめきを想像しただけで胸が熱くなる。
  これも世界じゃなく日本が好きなんだ。

 下世話とまでは言わなくても相当俗かしら。コギレイに書いても煩悩は煩悩。
そこで神社仏閣も回るわけ、観光として。それじゃダメじゃん。
せめて死ぬ前の5年位は旅人でいたいな。すごい贅沢な望み。
そして旅に病んで、夢だけが駆け巡るのは、枯野かメトロポリスか。
今夜はUHUのカウンターで薩摩の焼酎でも。  
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# by livehouse-uhu | 2007-01-17 12:04 | Comments(0)  

あけましておめでとうございます

いつものことながら前回予告の「いつか旅するボスの夢」は次回に先送り。
本年もUHU&「ボスの秘密部屋」をよろしくお願いいたします。

昨年末、豊川稲荷にいって今年の分を頼んできました。
ガラ空き。そりゃそうだよ。入り口にいる恐いお狐様が「お前なぁ」って顔してた。
だって寿司屋のえんちゃんが「元旦はやめた方がいいよ~」って言うんだもん。
気持ちだけでも汲んで下さい。賽銭も僕としては大奮発です。

元オウム真理教の人達が神社仏閣を回ってたのには笑ったねぇ。
まさに論理矛盾!アオイソメが自らの体液で死に至る・・・ちょっと違うか。

さてさて、今年はなんとかUHUも静岡市のライブハウスの仲間入りをしたいものだ。
なんてったって格好いい御大サナッシュ、
個人的には1番居心地のいいトシ&マサピーのフリーキーショウ、
演らせて貰うとついつい巴寿司に行っちゃうジャムジャムジャム、
ボウリングの大先輩の店、気さくなビート、
渋いジンちゃんのライブショットバー、レッドロック。
どちらかというと楽器やスタジオでお世話になってるベルベットサウンド、
小さくてもアンプラグドだといい音がする、木床のアウラ、
ストフェスでご馳走になったカレー美味しかったです、マカンマカン。
まぁライフタイムやボルゾイ、ケントスなんかは、格や歴史が(ジャンルも)違うけど、
その端っこの方にこういうハコもあります~って感じで並びたいや。

まだまだこれからの去年始まったばかりのハコで、
頑張って演ってくれたGnome始め地元バンドやミュージシャン、
全国で引く手あまたなのに、わざわざ静岡に立ち寄ってくれた
ロザリンド&スイーター(スイーターは2回も!どっちも絶対また来てね)、
不慣れなスタッフに怒るどころか、いつも助けてくれたたくさんのお客様、
心から感謝してます。こんなに可愛がってもらえて幸せだよ。
メニューも工夫してもっと良くしていくからね。
出会いの輪はまだまだ広がっていく。

それでは数少ない秘密部屋ファンのみなさん、今年もお気楽極楽にいきましょう!!
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# by livehouse-uhu | 2007-01-04 20:13 | Comments(0)  

無限軌道

好きなもの嫌いなものなんてさ、漠然と書かずに
「本」映画」「車」とか部門別にしていったらこのネタだけでずっともつね。
ただ「もつ」のが目的じゃないって事なんだけど。

「音楽」については、やめとこ。商売上の理由では無く、
嫌いなのは確かだが明確な理由を見つけられない、
または、わかっているけど伝えられない、が多すぎる。
故ナンシー関女史がいかにすごい人だったかを改めて感じるわ。

で、結局書く前になんか飽きちゃって、適当にお茶濁したらこの項終わり。
すまぬすまぬ。

え~、嫌いなものは狂った文章です。書き間違いや、無知による伝達不能は許す。
きっと「ボスの秘密部屋」も見る人が見ればツッコミどころ満載だろうし。
イヤなのは、矛盾にも自家撞着にも気付かず(気付かぬフリして?)
「別にネット内の繰言なんだからいいじゃん」とばかりに無神経垂れ流してる文章。
おっとと、これこそ「ボスの秘密部屋」のことかぁ~!?自虐はよそう。

あと、内装ばかりキレイで、本物と偽ってインチキ料理を出すチェーン店。
トイレの入り口に玉砂利敷いてる前にやることあるだろ、お前ら!!

さぁどんどん書くのがめんどくさくなってきました。
すきなものわぁ、おふとんと~、なつと~、うみ~。

次回、何の脈絡も無く、「いつか旅するボスの夢」に突入だ~。
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# by livehouse-uhu | 2006-12-21 13:55 | Comments(0)  

サイレントマイノリティ

食べ物以外の好き嫌いは激しいんだよなぁ。
実際よく社会生活が出来てると思うよ。
たぶん、いわゆる少数派のプライドが支えてるんだろうね。
それもまたクサイ話だけど。

だからと言ってカッコイイ友人みたいに突っ張りきれる訳ではなく、
碌々として瓦に伍する事も出来ず、それなりにいろいろ気にする毎日。
中島敦先生、教科書に載った事はプラスでしたか。

今回は、前フリだけにしといて、今度好きなもの嫌いなものを並べ立ててみるよ。
あたりさわりがあるやつないやつとりまぜて。
しかし、自分が好きとか嫌いとか言うことで、
あたりさわりがあるなんて思っているとは、恐ろしいほどの自惚れ。
この辺の台詞が「尊大な羞恥心」ってやつかしら。
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# by livehouse-uhu | 2006-12-16 23:16 | Comments(0)  

夢は枯野を

 10:00起床。ありゃ?どこだ、この部屋。RZでミッキーん家へ。
12:00「とんかつブー」でビール。15:00市民プールで泳ぐ。19:00国分町へ。
本日、「喝」「ポパイ」「文明開化」と3ステージ。ほとんど唄わず、バカ話でウケる。
24:00DJリックと焼肉「白頭山」へ。「今日も朝まで飲むと10日連続の新記録だな。」
 仙台駅の ベンチでうとうと 花京院あたりで ゲロはいて
      すっかり酔いも 醒めちまった 涙ぐんでも 始まらねぇ
            金が 欲しくて 働いて 眠るだけ

 「オレ、就職しよ・・・」

 1年間バイトしていた会社で正社員に拾ってもらったオレは、
あっという間にサラリーマンに馴染んだよ。出張で飛行機に乗った時は嬉しかった。
東京、広島、岡山、福島、郡山、高松、松山、鹿児島、浜松、静岡、大阪・・・
I部長、N課長、いろんな街を見せてもらってありがとうございます。
転勤サラリーマンこそ現代のマドロスさんだ、なんちて。
ボーナスだの社会保険だの普通の人には当たり前のものが、
羽毛布団みたいに気持ち良くて、今度は10年が過ぎた。

 さて、何故その会社を辞めたかというと、それは飽きたからです。
ドラマチックに、「忘れたはずの音楽への思いが日に日に募り」なんてことは
全然無くってさぁ。大体、忘れてないし、サラリーマンやりながらでも音楽は出来たし。
 社長はすごいやり手の有名人で、会社は大きくなったんだけど、
研修とか営業会議が増えて、「勝ち組」やら「同業他社攻略」やら
あんまり性に合わない言葉を聞いてるのがめんどくさくなっちゃって。
辞める時、大阪時代の上司に「通勤時、電車内のくだらない吊り広告が目に入るのが
イヤなので辞めます」って言ったんだぜ。うわ~、お前のほうがよっぽどイヤだよ!恥!!

 静岡に来たのは、全国まわった中で一番いいところだったから。
静岡生まれの静岡育ちの人は気付いてないでしょ?
雪も火山灰も降らないし、海はあるし山はあるし。
 平和も自由も健康も温暖な気候もみんな普段は当たり前だと思っているよね。
前の二つは命かけて国を守ってくれた人達のおかげ。
後の二つはすべてのものに宿る八百万(やおよろず)の神様の贈り物。
感謝です。お~、まともなことを。
 
 そろそろ静岡も通算10年、路上や仕事で仲間達と出会って、教えられ助けられ、
小さくても居心地のいいライブハウスを創るって夢がとりあえず叶いました。
全国で出会ったみんなに遊びに来て欲しいから、なんとか維持したいわ~。
というわけで、ビールはどんどん飲もうぜ。 遠慮しないで、自分の金だ。

 ふう、この自己紹介というよりはオヤヂの感傷思い出話の項、やっと終わりました。
これからはロザリとっち~のぼやき部屋みたいな面白いのを書きます。無理か?
見捨てないでまた寄ってね。では、今日のお昼は「たうち」のとんかつ!!
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# by livehouse-uhu | 2006-12-08 11:11 | Comments(0)  

力抜く日々

 さぁ、さっさとこの履歴書みたいなコーナーを終わらせて、日常に移行しないと。
でも、昨日初めて「ボスの秘密部屋、読んでるよ」って言ってもらったよん。
数少ない仲良しの常連さんだから、ボスがスネない様に気を使ってくれたのかも~?
いかんいかん、もっと素直になろう。やっぱり面白ぇからな、このページ。

 さて仙台での暮らしは・・・楽しくも虚しく、懐かしくも恥ずかしいものだったよ。
キャプテンアンは余裕で100人以上入る大きなハコで、週末はいつも満員、
そのかわり誰もライブなんか聴いてない日も多かった。
何人かの弾き語りが入ってて、店の人達はすごく親切で音楽好き、
DJと演奏が交互にあって、一日中音楽に囲まれて過ごせた。
楽しくて「ここから抜け出そう」なんて考えが浮かばないほどだったね。
 当時、デビューしたばかりのハウンドドッグ(こちらは大学の先輩&同級生)が、
よく遊びに来てて、お店がキープボトルの中身をサービスで増やしてあげたら、
喜んでメンバー仲良く飲んでいた。お金持ちになるとケンカしちゃうのかなぁ。淋しいね。

 結局、ススキノ、歌舞伎町と並ぶ大歓楽街、国分町での数年間は、
ただ青春を浪費しただけで、バンド仲間は次々就職していき、いつの間にか27歳になってた。だって気が向いたらコンテストに出る位で、なんの具体的な努力もせず、
根拠の無い自信だけは持ってるんだもん。ホント、よくあるダメ野郎のマンガみたい。

 そしていよいよ、いやおう無しの世間の風が元祖フリーターに吹き始めるのであった。
げげ、全然終わらないじゃん!?次号に続く!
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# by livehouse-uhu | 2006-12-01 09:49 | Comments(0)  

我が名はウルフ

 いや、違うし。ウルフじゃないよね、名前も雰囲気も。筒井康隆氏の「我が良きウルフ」は大好きだが。

 さぁ、それじゃ自己紹介(音楽的生い立ち紹介?!)するぜ。UHUのボス、一般的には「シンヤさん」と呼ばれています。

 あと音楽界では「ジャパニーズフレディ」、ラグビー界では「リトルJPRウイリアムズ」、
ボウリング界では「ピンクラッシャーロバートスミス2世」とか。ウソ。全部自称。

 岩手県生まれ。田舎だけどとてもいいところ。故郷だからそう感じるのはあたり前だね。高校の先輩に「はっぴいえんど」の大瀧詠一氏がいます。すごいでしょ。ってなにも自分がすごい訳じゃない。有名人におんぶするなよ。

 小学校の頃は、母親から邦楽(琴)、姉から洋楽(ポップス)を教えられたのに、結局歌謡曲が好きな子供でした。あの頃の歌謡曲は、充分鑑賞に値するレベルのものが多かった気がする。自己肯定、もしくは懐古趣味かしら。

 中学校で都会に転向し(といっても同じ釜石市内で実はどっちも田舎)、自分と同じ年の子がツェッペリンやキングクリムゾンを演ってる姿に驚愕。こっちがジュリーの比叡山コンサートに感動してる頃だもん、たまんないよ。

 でもその時点では「俺もこんなことしてる場合じゃない」とはならなかったなぁ。ちなみにジュリーのバックはゴダイゴで、とても上手かったです。

 高校に入って、ラグビーに夢中になりつつ、ギター同好会(可愛い名前)と掛け持ち。フォークソングを唄っていたところに、来ました来ました、スカウトが(大袈裟だな~)!

 「シンヤ君、僕らのバンドのボーカルとして文化祭に出ないかい?」(もちろん標準語じゃなかったけど)。

 忘れもしない、曲はツェッペリン、ポールマッカートニー、トッドラングレン(滅茶苦茶だな)。今考えると、ロクに練習もせず平気で出鱈目唄うのは、この頃から変わってないみたい。
卒業間際にはストーンズやジョーウオルシュ(やっぱり滅茶苦茶)も演ったよ。

 卒業後、仙台の大学に行ったんだけど、挫折の連続。ラグビー部からは脱走、学校はクビ、ほとんどプータローのハシリ。「何かしなきゃ」と思っているところに、キャプテンアンというライブハウスから誘いがあって、週5日唄うことに。どういうスケジュールだ。そしてそれから8年も国分町(仙台の繁華街ね)で過ごす事になるとは思わなかった。ではこの続きは次号をお楽しみに!

 別に楽しみじゃないか。
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# by livehouse-uhu | 2006-11-21 10:52 | Comments(0)  

藍より青い海の街が故郷なんだ

 嗚呼、ついに書き始めてしまったか。いや、のっけから「嗚呼」ってのもな。タメイキじゃないよ。感嘆。ども、UHUのボスです。無理はしません。のんびりやります。音楽が好きなだけで、知識も能力も中学生のままです。つぶれず、儲けず。仲良く、楽しく。誰に向かって宣言してるんだ。

 たくさんの人に助けられて、やっとスタートしたライブハウスUHUなので、ひとりひとり名指しで感謝したいんだけど、きっと誰かを忘れそう。しかも、たぶん飛ばしちゃいけない大事な人をね。そこで、ここはひとつ「みなさん」にありがとう!

 うわ~誠意ねぇ。ひとまとめかよ。こういうヤツなんだ。

 でも感謝っつったってさぁ。初めに親からか?健康をありがとう、なんてな。そんなこと言ったらまずご先祖様だよ。小学校の時、褒めて伸ばして(?)くれた先生とか。いやいや、ラグビーとの出会いが無かったら今の自分の音楽は無かった。ホントかよ。今まで一緒にバンドやったのが100人位で、それから路上ライブによく聴きに来てくれた子とか、広い意味でライブハウスUHUが出来たお礼を言わなきゃいけない人って、7000人はいるな。7300位か。とても書ききれん。あまり誰かを特別扱いしたくはないし・・・というような深い葛藤の末の「みなさん」なんですよ。え?アホだ?その通り。

 それにしても釜南OB会とか、お店を作ってくれたフリーキー&サナッシュチーム、日本全国音楽つながりの人々は、少しずつこの部屋で功労を褒め称えるつもり。なんだよ、特別扱いしてるじゃん!

 という訳で、なにしろアホですから、無自覚に人を傷付けないように、いらん誹謗中傷をして意識的に人を傷付けないように、ぐずぐず愚痴ばかりにならないように、気を付けてコツコツ書いていきます。へっ、そんな文章はつまんないぜ、ってどっちなんだよ!?

 まぁ、マメに更新しようと思ったら、日常のことを普通に書くしかないでしょ?オリジナリティ溢れるエッセイや物語を毎日のように書けるなら、別の道を歩いてる。
 
 お店のこと、音楽のこと、将棋、スポーツ、旅、本や映画や車やバイクのこと、その他いろんなことを、出来るだけ真実に沿って、時々ウソ混ぜて、支離滅裂に。気が小さいので、なるべくいじめないでね。自己紹介は次回以降だ!
 
 それではよろしく。みんなお店に遊びに来て。
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# by livehouse-uhu | 2006-11-17 10:11 | Comments(0)