2017年 02月 06日 ( 1 )

 

金属バット

 実にありふれたネタで恐縮なんだが「原発に反対する人は何故自動車には反対しないのか?」というのがある。確かに年間5000人もの人が自動車事故で亡くなっていることを考えればもっともな疑問と言えなくもない。

 オラが初めて「何故自動車には・・・」という文脈を見たのは山松ゆうきち氏の漫画の中だった。オラは、氏の「だらしない」と評される絵柄やなんだかのほほんとしたギャグが大好きなのだ。確か、自衛隊のブルーインパルスが事故を起こし、危険だからと曲技飛行に反対する人達に対して「毎年何千人が死んでいる自動車の走行には誰も反対しない・・・」というものだった。

 う~む、的確にその理由を説明出来る人がいるだろうか。少し調べてみたが、ヒステリックに「それとこれとは違いますぅ」という感じのものしか見つからなかった。いや、原発もオスプレイも曲技飛行も「怖いから」「危ないから」という理由で反対する人がいるのはもっともだと思うけれど、やっぱりじゃあ同じ理由で「何故自動車には・・・」となるよね。

 生活に欠かせないから?そうかな。コマーシャルが美しくて洗脳されてる?そうかな。

 ふと思ったんだけど、自動車は自分が所有出来るからじゃね?原発もオスプレイもブルーインパルスもまず一生自分のものにはならない。自動車は人を殺す可能性がある(非常に高い)道具だけど、同時に自分のものとして物欲を満たしてくれる可能性もある。現にこれだけ普及してしまっている。もはや後戻りは出来ない。

 電子レンジ位の超小型家庭用原発が普及して日本中のほとんどの家庭に行き渡り、それ一台あれば電灯もお風呂も調理もすべてのエネルギーが100年ほど無料、ただしたま~に事故が起きてひとりかふたり、運が悪いと家族みんなが死にますよ~、という状況になった時、反対運動は盛り上がるのだろうか。

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by livehouse-uhu | 2017-02-06 17:24 | Comments(0)