帰らない小舟の数を海は覚えているか

 オラは漁師ではないが、海の町で生まれ、ガキの頃から海で遊び海で育ったので、都会の人や海のない山梨や奈良(いつもいつも引き合いに出してゴメンね。バカにしてる訳じゃないのよ)の人よりは海の怖さを知っているつもりだ。

 地元の漁師とか外国籍の輸送船が三陸沖で遭難し、遺体が釜石の病院に運ばれて駆けつけた家族が泣いている姿も何度か見ている。

 北朝鮮から漂流して来た粗末な木造船。おそらくは違法操業。おそらくはとても貧しい漁師。おそらくは苦しい暮らしをしていて、おそらくは止むを得ず荒れる日本海に危険を覚悟で船を出した。

 北朝鮮がどれほど非道な国家でどれほど世界中から非難されていようと、気の毒な民間人に罪はない。ただ日々を必死に生きている人々なのだ。

 もうひとつおそらくは・・・流れ着いた何倍もの小舟が、海の藻屑と消えているのではないだろうか。なんとか狂った独裁者から救ってはやれないのか。胸が痛む。

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by livehouse-uhu | 2017-11-27 11:25 | Comments(0)  

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