真実は何処に

 死刑制度のような重大で意見の分かれる問題について「絶対廃止」にせよ「絶対必要」にせよ確固たる自分の意見があって、なおかつそれを「どんな相手に対しても自信を持ってぶつけられる人」というのはすごいと思う。

 自分がそうなりたいとかうらやましいとかはあまりないが。いろいろな人との関係の中で生きていますので。

 再審請求中の死刑囚の死刑執行があり、死刑廃止を求める市民団体が反発しているそうだ。そりゃまあ再審請求中であろうがなかろうが「死刑廃止を求める市民団体」なんだから死刑が執行されたら反発するのが普通だろう。

 執行されたのは女性4人を殺害した強盗殺人などの罪で最高裁で死刑が確定した死刑囚だそうだ。これまでに再審請求を複数回行い、その都度棄却されたが現在も再審請求中だったらしい。

 再審請求中、あるいは共犯者が公判中や逃亡中だったりした場合は(死刑の)執行を回避する傾向があったらしいが、「罪を受け入れた人が執行され、受け入れない人が執行されないのでは不公平」との声も上がっていたとのこと。

 確かに死刑制度の是非はともかく、判決が確定して明らかに再審の見込みがなくても「再審してくれ!」と言い続ければ死刑が執行されないのでは判決の意味があるまい。

 死刑囚の中には、罪を認め、悔い、被害者の冥福を祈っている人もいれば、やけくそで「さっさと死刑にしろ!」と思っている人もいるだろう。そして中には本当に冤罪の人や、自分自身でも何が真実かわからなくなって「オレはやってない!」と叫んでいる人(相当多いのでは?)もいるに違いない。そして何十何百人に一人か二人は弁護士や支援者(不思議な言葉だ)の協力を得て再審請求ということになるのだろう。

 え・・・?

 現在死刑が確定している死刑囚は125人でそのうちの92人が再審請求中?「な、なんだよその数字は!?」と思うのってオラだけですか?

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by livehouse-uhu | 2017-07-13 14:22 | Comments(0)  

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