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ふたつの毒薬

 「人生という白い糸巻には、殺人という緋色の糸がわかちがたく混じり込んでいる」

               「緋色の研究」~コナン・ドイル

 小学生には本当に怖い本だった。他はモーリス・ルブランくらいで、エドガー・アラン・ポーはまだ知らなかったし。

 オラはね、あの小学校低学年向けに易しく翻訳された「世界の名作」みたいな本が好きだった。ホームズも黄金虫もそれで読んだんだ。

 そしてどんなに怖くても夜に眠れなくはならなかった。今に続く数少ない長所のひとつ。夜になるとちゃんと眠れる。

 旅の青年、ジェファースン・ホープを突き動かした執念は、隣国の独裁者の恐怖とどこかでつながっている気がする。

 忘れっぽく、水に流そうとする日本人とは違う何かなのだ。実はそうじゃないのかもと思わせる薄気味悪い事件が多いけれど。

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by livehouse-uhu | 2017-02-16 21:44 | Comments(0)  

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