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タキオンは実在するのだろうか

 ラヴ 新しい青い朝が 山のむこうにあふれてくる

 ラヴ 君を遠く離れて 僕は夜明けの道をめざす
 
 けれどラヴ おなじ言葉をくりかえし 僕等は分かりあえた事がない

 けれどラヴ どれだけの山や河を 越えて行けばいいのだろう

 汗を流し 胸を焦がし 何度でも僕はやりなおす

 もう一度 いつものように 夜明けのオリオンを探している

 ラブ 浅い眠りの中で 本当の君に出会えた

 ラブ 君は相変わらず美しく 僕はひどく年をとっていた

 けれどラブ 風向きは少しずつ変わる 全てをここに捨てる事はない

 けれどラブ 君を遠く離れ ひとつずつ近づいてゆく

 汗を流し 腹をすかし 何度でも僕はやりなおす

 いつものように 今日も君の 夜明けにオリオンは輝いているだろうか

           「オリオンへの道」~HEATWAVE

 ついつい長々と書いてしまった。苦しい時、泣きたくなる時、いつも空にあるオリオンのようにオラやUHUの仲間達には山口洋の歌があった。年下だから呼び捨てだけど。しつこいか。

 オラは星空が大好きで、ガキの頃から天体望遠鏡(決して裕福ではなかったのに父親がわざわざ名古屋から買って来てくれた)を覗き、南アルプスの麓早川町奈良田の集落に通い詰めるのもそのせいだ。晴れていれば毎晩のように自転車を押して夜空を見上げながら帰る。

 ROSARINDの「SIRIUS」、宮沢賢治の「星めぐりの歌」、ウシャコダの「宇宙から来た少年」、信夫正彦の「星の夜」、星や星座の名前がついたいい曲がたくさんある。何千年も前から人類が見上げて来た星空。

 いや、人類を見下ろして来たのか。願いごとはしない。オラ、ただ見てるだけでいいや。

by livehouse-uhu | 2016-12-19 17:14 | Comments(0)  

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