I’ll be waiting for you Ⅱ
ふぅ。静岡の朝だ。安倍川が光っている。
仙台に寄るつもりだったのだが直前に事情が変わり、宿をキャンセルしてまっすぐ(?)帰って来た。新幹線の車窓から見る仙台は思ったより昔のままで、案外田舎なんだな、などと岩手県人が生意気なことを考えたのであった。
まあ都会だから町並みが変貌するという訳ではなく、海辺の田舎町ではあらゆる建物や神社仏閣まで根こそぎ波にさらわれたりもするんだけれど。
東京で途中下車する気にもなれなかったのは何故だろう。靖国から古本屋を2~3軒尋ねても数時間あれば足りるのに。雨のせい?
梅雨明け前の東日本から戻ると、草刈りが済んだばかりの土手がもういろんな花で彩られて蝉が賑やかに鳴いている。
なんだかタツキの飛行船を歌いたい気分だ。歌わないけど。そしてユーミンにしよう。まったく異質の歌なのに、不思議に同じことを思わせるな。
さよならあのひと ふりきるように駆けた階段
ひといきでのみ込む 通勤電車 涙ぐむまもなく
ごらん そびえるビルの群れ 悲しくなんかないわ
「メトロポリスの片隅で」~松任谷由実
by livehouse-uhu | 2016-07-29 09:32 | Comments(0)