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好きな駒は何

 現実の将棋道場や将棋センターとネット将棋を比べると。

 ネット将棋はまず無料である。

 24時間いつでも世界中のいろんな人と将棋が差せる。もちろんレベルも実力に合わせて選べる。

 持ち時間を含めてルールがしっかり守られ、時間切れは即負けだし待ったなどあり得ない。

 めんどくさい人間関係がない。中にはチャットで暴言吐くようなヤツもいるが、それが嫌ならチャットなど切ればいい。

 そして現実の将棋道場や将棋センターは「すべて」その逆だ。

 そうなると現実の将棋道場や将棋センターの長所は「駒や将棋盤の手触りと雰囲気」だけということになる。でも、実はそれが将棋なんだ。

 え、相手の顔も指している姿も見えないネット将棋ではパソコンを二台並べて将棋ソフトに教えられながら指す(いわゆるソフト指し。もっとも卑怯な行為)人がいる!?

 そんなことをして勝ってレーティング(得点)が上がったって何が楽しいのかわからないが・・・でも現実の将棋道場や将棋センターでも「他人の将棋に口を出してくるヤツ」が必ずいるぜ。そういうヤツは「ルールすら知らないアホ」だからたいてい弱いんだけど、弱くても岡目八目で横からだと手が見えるんだよなぁ。

 どんな「競技」でもそうだけど、最後は人間性。クスリの力を借りてまでオリンピックに行きたい選手だっている。みんな自分を騙すのが上手なんだな。普通そんなことをしたら自己嫌悪で士気が下がるからね。

by livehouse-uhu | 2016-07-21 21:23 | Comments(0)  

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