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鏡の国のアリス

 不思議の国のアリスから6年後に書かれ、宮沢賢治も読んでいたこの物語についてあまり多くを語るつもりはない。じゃあなんでタイトルにする。まぁそう言わないで。そういうブログですから。

 鏡の中で逆転するのは手前と奥だけである。左右も上下も逆転はしない。このことを本で読み、納得したのはずいぶん大人になってからだった。

 左右は逆転するだろうって?それは(たとえば絵なら)自分の方を向けていた絵を左右(横方向)に反転して鏡に向けたからでしょう?左右(横方向)に反転したものがそのまま写れば左右が逆になるよね。

 鏡に映る自分の姿なら、もともとは鏡と同じ方向を向いている(鏡に背を向けている)状態から左右(横方向)に反転して鏡を見た自分がそのまま写るために左右が逆になったと思う訳だ。

 もうわかったよね。上下(縦方向)に反転すれば上下逆に映る。試しに鏡と同じ方向を向いている(鏡に背を向けている)状態から上下(縦方向)に反転(逆立ち)してみて。しなくてもいいか。そもそも教えてもらったことをまるで自分で考えたかのように書いて申し訳ない。

 宮沢賢治が「強いて、その地点を求むるならばアリスが辿った鏡の国と同じ世界の中」と語ったイーハトーヴ。「いはて(岩手)」をもじったものだと言われている。

 ああ、そりゃヨネザアドは米沢でアタゴオルは愛宕だなぁ。

 高校生のオラ達は盛岡をマリオクと呼んでいた。ケンジが言い出したのだ。いや、ケンジの先輩のシュウ君だったかな。

 静岡。スイーツウォーカー、なんてどうだい。え、バカっぽいから却下!?

by livehouse-uhu | 2016-07-09 15:26 | Comments(0)  

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