泥だらけ

 たとえば昨夜。

 本当に素晴らしく楽しいLIVEで、お客さんも一緒にやらせてもらった地元のバンドも(でも店のスタッフが一番)大喜び、LIVEHOUSEとしてそれ以上何を望むんだというような夜。

 しかし、そんな素晴らしい音を聴かせてくれた連中に宿泊交通費に値するお礼すら出来ないのである。心苦しいを通り越して悔しくなる。結局、魂込めた生演奏よりもオラが毛嫌いしている「コンテンツ産業」とやらの方が、ずっとミュージシャンに恩恵をもたらしているではないか。

 一応給料日であった。飲みに行く(使ってもよい)金がない。それ自体はそんなに嫌でも悪いことでもない。むしろ清らかで美しいな。給料日なのに、っていうところが特に。

 たくさんのミュージシャンと、応援してくれるたくさんの人達の思い。それに応えられずに倒れて行ったLIVEHOUSEの先輩をたくさん見て来た。まあ、そいつらも見た目は薄汚いけどやっぱり清らかで美しかったよ。思い出話としてはね。

 申し訳ないがオラはあきらめが悪いんだ。三井寿と呼んでくれ。

 昨夜はすまなかった。いや、オラは気持ちよかったし満足したんだけど。オラを喜ばせてくれた君にももっと喜んでもらえるように、今度頑張るから。

 なんか「恋人に昨夜のだらしないベッドの中を謝っているヤツ」みたいだな。

 今度頑張る。聞き飽きたか?死ぬまで言う。今度頑張る。夢も、音楽も、最後はオラ達の味方に決まってるじゃないか。



 さよならは言わずに 軽く肩をだいて

 光をあつめて 空へときはなて

             「光をあつめて」~黒水伸一TRIO

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by livehouse-uhu | 2016-06-26 10:00 | Comments(0)  

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