両雄並び立たず
「めしのはんだや」。オレと同じ6月11日生まれ(創業)。仙台では「叶や」と並ぶ大飯喰らい御用達の両雄だった。
「だった」?
なくなったのか?いいえ、今や株式会社半田屋の経営する「大衆食堂半田屋チェーン」となって全国に展開しています。ある意味オレ達の知っている「めしのはんだや」はもうないのだけれど。まぁ客の郷愁は勝手なもので、成功を収めた二代目(?)社長さんは素晴らしいと思います。
バカ大学ラグビー部やライブハウスキャプテンアンに集まるミュージシャン達の中には、朝晩「めしのはんだや」なんていうツワモノが結構いた。「めしのはんだや」はいわゆるカフェテリア形式(はたしてそう呼んでいいのか)の店で、自分で棚のおかずを取って「めし」と「味噌汁」を頼み、テーブルで食べているとおばちゃんが見回りに来て金額をチェックした伝票を置いて行く。
ある日、おばちゃんが炊き方を失敗したらしく「めし」がべちゃべちゃだったので、伝票に「おかゆのはんだや」と書き込んでレジに出したら「あんたらもう来ねくていいがら」と怒られた。
また行くのだが。
伝票には「めし」のチェック欄があって、「小盛り××円」「中盛り××円」の他に「大盛り…とても食えません。中で十分です」と書いてある。つまり「とても盛りがいいですよ」というアピールなのだ。実際すごい量だった。その下のおかずの金額が何種類か書いてある欄に全部「とても食えません」「とても食えません」「とても食えません」と書いてレジに出したら「あんたらもう来ねくていいがら」と怒られた。
また行くのだが。
ラグビー部のもてない君は初デートの前にいっちょうらのホワイトブレザーを着て「めしのはんだや」に行き「鶏レバー煮」を電子レンジで温めたら、取り出した瞬間に爆発してブレザーが茶色の水玉模様に…。「ちきしょう、二度と来ねぇぞ、こんな店」。
また行くのだが。
友人に金を貸してくれと頼まれたヤツが、断る為に「めしのはんだや」で待ち合わせをした。「めしのはんだや」の壁には「貸借りは友を失う・ゲーテ」という小さな紙が貼ってあったのだ。
なくなったのか?いいえ、今や株式会社半田屋の経営する「大衆食堂半田屋チェーン」となって全国に展開しています。ある意味オレ達の知っている「めしのはんだや」はもうないのだけれど。まぁ客の郷愁は勝手なもので、成功を収めた二代目(?)社長さんは素晴らしいと思います。
バカ大学ラグビー部やライブハウスキャプテンアンに集まるミュージシャン達の中には、朝晩「めしのはんだや」なんていうツワモノが結構いた。「めしのはんだや」はいわゆるカフェテリア形式(はたしてそう呼んでいいのか)の店で、自分で棚のおかずを取って「めし」と「味噌汁」を頼み、テーブルで食べているとおばちゃんが見回りに来て金額をチェックした伝票を置いて行く。
ある日、おばちゃんが炊き方を失敗したらしく「めし」がべちゃべちゃだったので、伝票に「おかゆのはんだや」と書き込んでレジに出したら「あんたらもう来ねくていいがら」と怒られた。
また行くのだが。
伝票には「めし」のチェック欄があって、「小盛り××円」「中盛り××円」の他に「大盛り…とても食えません。中で十分です」と書いてある。つまり「とても盛りがいいですよ」というアピールなのだ。実際すごい量だった。その下のおかずの金額が何種類か書いてある欄に全部「とても食えません」「とても食えません」「とても食えません」と書いてレジに出したら「あんたらもう来ねくていいがら」と怒られた。
また行くのだが。
ラグビー部のもてない君は初デートの前にいっちょうらのホワイトブレザーを着て「めしのはんだや」に行き「鶏レバー煮」を電子レンジで温めたら、取り出した瞬間に爆発してブレザーが茶色の水玉模様に…。「ちきしょう、二度と来ねぇぞ、こんな店」。
また行くのだが。
友人に金を貸してくれと頼まれたヤツが、断る為に「めしのはんだや」で待ち合わせをした。「めしのはんだや」の壁には「貸借りは友を失う・ゲーテ」という小さな紙が貼ってあったのだ。
ちなみにこの言葉、たぶんゲーテではない。
「めしのはんだや」のキャッチフレーズは「生まれた時からどんぶりめし」。
「めしのはんだや」のキャッチフレーズは「生まれた時からどんぶりめし」。
そんなヤツはいねぇ。
一方の「叶や」。情報によれば数十軒あった店のほとんどが閉店し、2、3軒を残すのみとのこと。もともと店によって全然味が違ったし、チェーンではなく(フランチャイズなんてしゃれた物でもなく)ただの名前分けだったのかもしれない。
オレが一番良く行った名掛丁商店街路地の店はまだあるのかしら。
いかにオレが通っていた大学がバカか、というと、友人は「叶や」をなんと「しるや」と読んでいた。「汁や」。情けない。
まぁ確かに汁気の多いメニューばっかりだったけどね。
郷愁の仙台。
一方の「叶や」。情報によれば数十軒あった店のほとんどが閉店し、2、3軒を残すのみとのこと。もともと店によって全然味が違ったし、チェーンではなく(フランチャイズなんてしゃれた物でもなく)ただの名前分けだったのかもしれない。
オレが一番良く行った名掛丁商店街路地の店はまだあるのかしら。
いかにオレが通っていた大学がバカか、というと、友人は「叶や」をなんと「しるや」と読んでいた。「汁や」。情けない。
まぁ確かに汁気の多いメニューばっかりだったけどね。
郷愁の仙台。
by livehouse-uhu | 2009-06-13 12:07 | Comments(10)
そのネタは懐かしい!と云うより
とても愛したエピソードで、BOSSから聞いた後
小生もたくさんの人に教えたなぁo(^-^)o
『また行くのだが』ってブリッジがとても素敵ね。
とても愛したエピソードで、BOSSから聞いた後
小生もたくさんの人に教えたなぁo(^-^)o
『また行くのだが』ってブリッジがとても素敵ね。
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シンヤ
at 2009-06-13 15:30
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懐かしいでしょ!DJリックがもっと面白い
「めしのはんだや」ネタを持ってた記憶があるんだが、
残念なことに思いだせん。
「シナモン&ガーリックファンクル」のVo堀内が
女子大生と合コンしたのは「めしのはんだや」だったか
「吉野家」だったか…。
「めしのはんだや」ネタを持ってた記憶があるんだが、
残念なことに思いだせん。
「シナモン&ガーリックファンクル」のVo堀内が
女子大生と合コンしたのは「めしのはんだや」だったか
「吉野家」だったか…。
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shiho☆
at 2009-06-13 19:59
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なんだか、胸キュンだよ。
shihoタソが
『吉野家で合コン』に胸キュンしている件について。
『吉野家で合コン』に胸キュンしている件について。
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シンヤ
at 2009-06-13 22:01
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shiho☆ちゃん、こんなんで胸キュンしてたら
次回「大阪梅田・定食屋めん次郎」を読んだら号泣だよ。
次回「大阪梅田・定食屋めん次郎」を読んだら号泣だよ。
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シンヤ
at 2009-06-13 22:03
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理不尽道
at 2009-06-14 00:16
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シンヤ
at 2009-06-14 15:31
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どんごん
at 2009-06-15 12:55
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シンヤ
at 2009-06-15 15:48
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